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えんじゃけん

ナラタージュ、氷菓

今日は映画を2本見てきました。

「ナラタージュ」と「氷菓」です。

 

ネタばれ多少ありです。

 

 

「ナラタージュ」は、静かな感じの映画でした。

相手を好きだと思っても、どんなに思っても実のらない思いってありますよね。

そんなお話というか、それじゃあ、簡単にまとめすぎなんだけど、

それでもやはり、好きだという思い。

それでもきっとまた新たに誰かを好きになっていくんだろうなぁという終わりでした。

それは自分の解釈だけど、そんな気がしました。

もちろん、心のどこかにはその思いを秘めながらだとは思いますけど。

叶わない恋、あるいは、その相手の気持ちを尊重して恋であれば、

ずっとそこにとどまっているわけにもいかず、いくら好きでも次に進まなきゃと思う。

でも、なかなかそう簡単に行くものでもないんですけどね。

だって、本当に好きな相手をそうでなくなる理由ってないですよね。

いつまでも自分にとっては大切な人であり続けると思います。

もし、会えないとしても。

 

 

「氷菓」は、こちらも簡単に私の感想にまとめてしまうと、それぞれにそれぞれの生き方ってあっていいよなということ。

まわりに流されるでなく、でも、だからって頑なにそれを守る必要もなくて、

いつでも柔軟に、自分が変わりたいと心から願うのであれば変わればいいし、

いくら周りがそうであっても、変わりたくないのであれば無理に合わせる必要なない。

そうすることで、必ず、そういう自分を必要とする人はいるだろうし。

みんなと同じように無理に合わせたところで、本当の意味では、自分自身幸せとは言えない。

劇中に出てくるセリフで、「生きながら死んでいる」だっけかな。

強く生きるということ、弱いと叫びたい時にさえ叫べない。

そして、生きているのに死んでいる状態になるというヒロインのおじさんのセリフ。

強く生きるってどういうことだろう・・・って一瞬考えさせられるセリフでした。

まわりのために犠牲になることが決して強いわけではない。

まわりにどんな目で見られようとも、おかしいと思えばおかしいと言える人でありたい。

嫌われること、軽蔑されることを恐れない人であること。

自分の信念を持てる人。

そういう人が強い人なんだろうか。

そんなことを考えた映画でした。

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