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えんじゃけん

「ラ・マンチャの男」1200回公演おめでとう!

今日は「ラ・マンチャの男」を観てきました。

1200回記念公演!

 

 

13時開演だったので12時45分に待ち合わせをしたのですが,

入口ではすごい長い列!

前回も同じ時間に待ち合わせしたのですが,その時は入口付近は

すきすきだったのに~とびっくりしました。並んでいると,

「今日,報道陣とかいるけど何かあるの?」

と後ろに並んでた人が話してました。

「今日は1200回記念公演だよ!」と教えてあげたかったですが,余計なおせっかいに

なってしまうので,そこは我慢。

知らずに,この記念すべき日にたまたまチケットが取れた人もいるんだなぁと(汗)。

 

今回の席は前後左右1階真ん中あたりの席だったので,舞台全体が見やすい席でした。

「1000回記念公演の時は,2階席だったよね」とその時も一緒に行った言われ,

ああ,そうだったかとぼんやり思い出したりしました。

 

前回来た時に観にいけなかった二階の様子も観てきました。

帝劇は公演のたびに,こうやって,そのお芝居のイメージを作って

飾っているんですよね。

 

公演の方はいつもながらすばらしかたのですが,いつも以上に幸四郎さんの演技に

熱が入っていたように思いました。

でももちろん,他の日でも全力な演技なんですけどね!

前回の公演と違ったところは,役者さんが登場の時に拍手が起きること,

歌の終わりのたびに拍手が起きること,(そこは・・・(汗)ってところもありましたが)

そして,紀保さんの「結婚を控えている」ってところがうけたところ。

 

カーテンコールのあと,1200回記念のイベントがありました。

内容が盛りだくさんでうまくまとめれないのですが,

まずはゆかりの深い方からプレゼントがありました。

最初に,染五郎さん!息子の金太郎くんを連れて舞台に上がりました。

染五郎さん一家と幸四郎さんの奥さん紀子さんは客席真ん中の左ブロックあたりに

並んで座っていたので,そこから舞台へ。

金太郎くんがマイクを持っていたのですが,染さんがマイクを金太郎君から

とろうとするとなかなか渡そうとしないのがかわいかったです。

そして,やっとマイクを渡してもらって染五郎さんからメッセージ,

次に金太郎君からもメッセージ。

「じいじ,おめでとう」

の一言でしたが,心に染みいる感じでした。かわいかった!

染五郎さんは,「ゆかりが深いって親子なんでかなり深いですが・・・」

ってな感じのことを言って笑いをとってました。

そして,染さん,ちゃんと紀子さんの紹介もしました!

紀子さんは客席に座っておられて,染五郎さんに紹介されても,

遠慮されてすぐには立ちあがらなかったものの,場の空気を読んで

立ちあがり笑顔で謙虚な感じに周りに会釈してすぐに座られました。

「ああ,いいなぁ」とあったかい気持ちになりました。

染さんの粋な計らい。

紀子さんがなんたって,一番そばで幸四郎さんをずっと支えてきた人ですもんね。

紀子さんを紹介しないでどうする!って感じですもん。

でも,きっと染さんが紹介しなかったら紹介されることはなかったんだろうなぁと思いました。

紹介できたことに染さん,安心したんでしょうね。

きっとこの紹介って染さん的にかなりサプライズ的な演出だったんだと思うんですよ。

紀子さん,すぐ反応しなかったですから。

だから大仕事を終えた!って感じでニコニコと万遍の笑みで金太郎くんと

舞台を降りかける染さん。

「花束を・・・!」と舞台上から声が染五郎さんにかかります。

なんと染さん,うっかり,幸四郎さんに渡すはずの真っ赤な大きな薔薇の花束を

もったまんま舞台を降りかけてしまい・・・。

それを見た幸四郎さんも「え~???!!!!」って表情なさっていて(大汗)。

テレ笑いをしながら染さん,舞台に戻って幸四郎さんに花束を渡しました。

会場全体すごくほっこりした雰囲気に包まれてました。

 

そのあとは,観劇に来ていた有名人を紹介されたのかなぁ。(記憶あやふや)

小泉首相とか,みのもんた,山田太一,鳳蘭,岩松了など。

あとは外国からのお客さんもいて故デール・ワッサーマンさんの妻マーサさんも来ていました。

故デール・ワッサーマンとは,この「ラ・マンチャの男」の脚本を書いた人らしく,

この「ラ・マンチャの男」でトニー賞を受賞したんだそうです。

で,その時のトロフィーを「一番ふさわしい人に渡してほしい」と妻のマーサさんに託した

そうなんですが,それをなんと幸四郎さんに渡したんです!

幸四郎さん,感激で涙していました。

「最高の日だ」と言ってましたよ。

 

幸四郎さんからのお話がそのあとあったのかなぁ?(順番もあやふや)

この「ラ・マンチャの男」の1200回を迎えることができたことに対して,

大きな力となった男二人を話すということで,自分のお父さんの話,

東宝の重役菊田一夫さんの話をしてくれました。

お父さんは,アメリカに渡った時に,ラ・マンチャの男を観劇して,

それで,息子にさせたいとおもい,日本い帰っていろいろ動いて,

それで,日本版「ラ・マンチャの男」が生まれたのだという話。

菊田さんは,「日本にミュージカルが根付くまで続けよう」と言ってくれた人

なんだそうで,今,日本でミュージカルが多く上演されているのにも,

幸四郎さんがかなり貢献しているんだなぁと初めてしりました。

 

そのあとは,バースデイケーキが出てきて,みんなでハッピーバースデーの

歌を歌いました。

その際,会場に入るときに手渡された光る棒をふりふりしながら歌いました。

幸四郎さん70歳!

光る棒いつ,つかうのかなぁと思ってたんですが,バースデーの歌が始まると同時に

まずは松さんが棒を振りはじめたので,それが合図となり,会場全体の人が

棒をふりふりバースデイ合唱。

紀保さんは幸四郎さんの左側,たか子さんは右側に立っていたのですが,

その歌の途中で二人同時に幸四郎さんの両ほっぺにキス。

歌のあと,光る棒を見ながら「アイドルになった気持ちです」と幸四郎さんがひとこと。

会場がわきました。

 

そして,そのあと会場全体で,「見果てぬ夢」を合唱。

幸四郎さんの英語版の見果てぬ夢も聴けてよかったです。

 

もう,順番が本当によくわかりませんが,(汗)

とにかく感動のラ・マンチャでした。

24日(金)にNHK総合午後10時~10時50分に,

「我は勇みて行かん

〜松本幸四郎“ラ・マンチャの男”に夢を追って〜」

という特番があるそうです。

「激しい稽古の現場にも密着!
役者・松本幸四郎の生きざまを熱く描く」

とのことですので,楽しみですね。

 

帰りは,客が一気に出始めたので,しばらく座っていたのですが,

私たちの席の隣の通路を小泉元首相が通ったので,握手してもらいました!

大きな手でした。

会場外はごったがえしてました。

なので,なかなか外に出れない状態でした。

 

そのあと,銀座裏通りにあるバーで一杯飲んで,観劇の感想を語り合い帰りました。

一緒に観劇した人と別れ,銀座の歩行者天国を歩いていると,

人だかりができていました。

何かなぁと思って近づくと,なんと車に乗っている犬が・・・!

ちゃんとその車,走ってたんですよ~。

かわいいので人が集まっていたようです。

私のように写真を撮っている人が数名いました。

いったい誰が車の操作をしていたんだろう・・・。

もしかして,この犬自身なのか?

 

明日はここの道路でオリンピック選手のパレードがあるんですよね。

私はたぶん,行かないけど。

でも,盛り上がるんだろうなぁ。

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