竹林亭白房

談志×前武「漫才」★演芸

■本日漫才一席。
◇立川談志×前田武彦「漫才」(CD『家元の軌跡 談志続30歳』DISC-2)。
東宝演芸場、昭和42(1967)年10月7日収録(第439回「東宝名人会」※1967年10月上席)。
余興ではあるかもしれないけれど、ちゃんと「東宝名人会」で演じられ、しかもトリで出演している。CDには当時のネタ帳の写真が載っているが、それには「漫才」でなく「座談会」と書かれていた。ただ、写真を見ると、スタンドマイクに並んで立って話しているから、確かにこれは漫才のスタイルである。

それにしても、毒舌と過激な言葉をくり出すどうしの漫才とあっては、現代だとかなりリスキーな内容である。当時テレビ放送もされたらしいが、たぶん今ではむりだろう。
この音源のなかでも、舞台の途中で、マエタケが「小さい子どもの手を引いて、客が出て行った……」と言うところがあるが、これは本当に親が子どもに聞かせられないと思って出て行ったのではないだろうかと思われて、思わず笑った。

また、一二箇所、家元がマエタケにやりこめられて絶句したようなところがあったけれど、あれは台本どおりか、それともマエタケのアドリヴだったのか。

□本日落語一席。
◆桂まん我「三十石夢の通路」(NHK大阪放送局『とっておき!朝から笑タイム』)。
NHK大阪ホール、令和6(2024)年4月4日収録(第444回「NHK上方落語の会」)。
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