三代目伸治「宿屋の仇討」★落語

□本日落語一席。
◆三代目桂伸治「宿屋の仇討」(NHK-Eテレ『日本の話芸』)。
東京渋谷NHK放送センター、令和6(2024)年4月14日収録(6月9日OA)。
オープニングトークによれば、三代目伸治は、このネタを三遊亭金遊に習ったとのこと。また、伸治は金遊からこれ以外にも「鼠穴」と「置き泥」を習ったと言っていた。

客となる侍が、宿屋の若い者の名を伊八と聞いて、「おぬしが、最後っ屁をするという……」と言い、伊八が「それはイタチのことで……」とやりとりをしていた。この噺でよく聴くのは、「おぬしが、鶏の尻から生き血を吸う……」だと思うが、「最後っ屁」は金遊から教わった型どおりなのだろうか。これ、他にも演る落語家がいるのかどうか注意しておこう。