□本日落語四席。
◆笑福亭銀瓶「短命」(J:COMチャンネル『J:COM寄席』)。
DAIHATSU心斎橋角座、令和2(2020)年1月1日(「新春揃踏角座落語づくしの会」)。
◆笑福亭銀瓶「短命」(J:COMチャンネル『J:COM寄席』)。
DAIHATSU心斎橋角座、令和2(2020)年1月1日(「新春揃踏角座落語づくしの会」)。
◆桂雀太「代書」(ABCラジオ『上方落語をきく会』)。
大阪ほたる町ABCホール、令和2(2020)年2月15日※生放送(第118回「上方落語をきく会」千秋楽)。
大阪ほたる町ABCホール、令和2(2020)年2月15日※生放送(第118回「上方落語をきく会」千秋楽)。
◆七代目笑福亭松喬「泥棒と若殿」(ABCラジオ『上方落語をきく会』)。
大阪ほたる町ABCホール、令和2(2020)年2月15日※生放送(第118回「上方落語をきく会」千秋楽)。
今や、すっかり泥棒ネタが定着した感のある松喬(三喬時代からだが)。ふつう古典落語に語られる泥棒はどこか間抜けなキャラクターだが、この「泥棒と若殿」の泥棒はちょっとテイストが異なる。
大阪ほたる町ABCホール、令和2(2020)年2月15日※生放送(第118回「上方落語をきく会」千秋楽)。
今や、すっかり泥棒ネタが定着した感のある松喬(三喬時代からだが)。ふつう古典落語に語られる泥棒はどこか間抜けなキャラクターだが、この「泥棒と若殿」の泥棒はちょっとテイストが異なる。
この落語は山本周五郎の作品をもとにして創作されたものとのことで、人情味のある泥棒が描かれている。その泥棒と、とある若殿との交流を物語った落語になっている。
したがって、全体的には人情噺のような感じに作られているが、当然笑いの要素もそこにはあって、落語としての良いとこ取りのようになっているが、悪い言いかたをすれば、人情噺としても滑稽噺としても中途半端なところがあるかもしれない。
どちらかにシフトするとしたら、もうこの内容では滑稽噺にはなり得ないので、思いきってもっと人情噺のように再構成してしまうのもよいかもしれない。もともと上方落語には人情噺が少ないと言われているので、そのラインナップの一つに加えられる落語になるかもしれない。
どちらかにシフトするとしたら、もうこの内容では滑稽噺にはなり得ないので、思いきってもっと人情噺のように再構成してしまうのもよいかもしれない。もともと上方落語には人情噺が少ないと言われているので、そのラインナップの一つに加えられる落語になるかもしれない。
いずれにしても、創られてまだ日が浅いようなので、何度もこれから演じられて完成度が高まっていくのだろうと思われた。
◆『笑点』大喜利:春風亭昇太(司会)/三遊亭小遊三・三遊亭好楽・林家木久扇・二代目林家三平・六代目三遊亭円楽・林家たい平(日本テレビ『笑点』第2698回)。
後楽園ホール、令和2(2020)年1月25日収録(2020年2月16日OA)。
後楽園ホール、令和2(2020)年1月25日収録(2020年2月16日OA)。