□本日落語二席。
◆瀧川鯉昇「へっつい幽霊」(NHK-Eテレ『日本の話芸』)。
東京霞が関イイノホール、令和3(2021)年2月19日収録(第740回「NHK東京落語会」昼公演)。
◆『笑点』大喜利:春風亭昇太(司会)/三遊亭小遊三・三遊亭好楽・林家木久扇・二代目林家三平・六代目三遊亭円楽・林家たい平(日本テレビ『笑点』第2751回)。
日テレ麹町スタジオ、令和3(2021)年3月7日OA。
■本日浪曲一席。
◇二代目京山幸枝若「破れ太鼓」※曲師:一風亭初月(NHK-Eテレ『浪曲特選・冬』)。
NHK大阪ホール、令和2(2020)年11月14日収録(「NHK東西浪曲大会」)。
落語は浴びるほど聞いているけれど、講談・浪曲はたまにしか聞かないので、さほどくわしくない。「破れ太鼓」という演目を見て、そういえば、昭和の昔にそんなタイトルのドラマがあったなと思い出したけれど、この「破れ太鼓」はそれとまったく異なる噺だった、……というレベルの知識しかない者であります。
紀州を無銭飲食などで荒しまわっていた荒鷲組という八人を、菅音也という足軽組頭の男が知恵をはたらかせて、八人全員を退治するという内容。菅はこの功績でたいそうな身分にとりたてられて出世するという勧善懲悪譚である。
京山幸枝若というと、通常の三味線にギターもとりあわせるというスタイルだったと思うが、ギターはなかった。確か、すこし前に聞いたときも、ギターがなかったので、もしや演目によってギターを入れたり入れなかったりするのかと思っていたが、続けてギターなしスタイルだったので、もうギターを入れるのをやめたのかもしれない。
曲師の一風亭初月は、かつて浪花座へ通っていたときに初めて目にしたかたで、それ以来、ずっと記憶に残っている。その後、浪曲を多少聞くようになって気づいたが、初月の三味線は、何かミュートがかかったような渋い音色である。そのような奏法なのか、そのような楽器としての三味線なのか、はたまたチューニングなどによるものなのか、よくわからない。また、誰かに聞いてみよう。
◆瀧川鯉昇「へっつい幽霊」(NHK-Eテレ『日本の話芸』)。
東京霞が関イイノホール、令和3(2021)年2月19日収録(第740回「NHK東京落語会」昼公演)。
◆『笑点』大喜利:春風亭昇太(司会)/三遊亭小遊三・三遊亭好楽・林家木久扇・二代目林家三平・六代目三遊亭円楽・林家たい平(日本テレビ『笑点』第2751回)。
日テレ麹町スタジオ、令和3(2021)年3月7日OA。
■本日浪曲一席。
◇二代目京山幸枝若「破れ太鼓」※曲師:一風亭初月(NHK-Eテレ『浪曲特選・冬』)。
NHK大阪ホール、令和2(2020)年11月14日収録(「NHK東西浪曲大会」)。
落語は浴びるほど聞いているけれど、講談・浪曲はたまにしか聞かないので、さほどくわしくない。「破れ太鼓」という演目を見て、そういえば、昭和の昔にそんなタイトルのドラマがあったなと思い出したけれど、この「破れ太鼓」はそれとまったく異なる噺だった、……というレベルの知識しかない者であります。
紀州を無銭飲食などで荒しまわっていた荒鷲組という八人を、菅音也という足軽組頭の男が知恵をはたらかせて、八人全員を退治するという内容。菅はこの功績でたいそうな身分にとりたてられて出世するという勧善懲悪譚である。
京山幸枝若というと、通常の三味線にギターもとりあわせるというスタイルだったと思うが、ギターはなかった。確か、すこし前に聞いたときも、ギターがなかったので、もしや演目によってギターを入れたり入れなかったりするのかと思っていたが、続けてギターなしスタイルだったので、もうギターを入れるのをやめたのかもしれない。
曲師の一風亭初月は、かつて浪花座へ通っていたときに初めて目にしたかたで、それ以来、ずっと記憶に残っている。その後、浪曲を多少聞くようになって気づいたが、初月の三味線は、何かミュートがかかったような渋い音色である。そのような奏法なのか、そのような楽器としての三味線なのか、はたまたチューニングなどによるものなのか、よくわからない。また、誰かに聞いてみよう。