□本日落語二席。
◆古今亭志ん吉「池田大助」(寄席チャンネル『夢 寄席』)。
新橋内幸町ホール、令和元(2019)年7月18日(「大勉強会~吠」)。
演目を見たときは新作なのかと思った。しかし、聞き進めていくと、これが「佐々木裁き」だとわかる。志ん吉は、この落語を佐々木信濃守でなく、大岡越前として演っていた。なぜ?
「佐々木裁き」は、上方でも東京でも演じられるネタで、それは佐々木信濃守が大坂でも江戸でも町奉行を勤めたからである。だから、わざわざ佐々木信濃守を大岡越前にかえなくても、そのまま東京落語としてできるはずなのに。
そして、演目の池田大助は、この落語に出てくる利発な子の名前だった。はじめは池田大作のパロディにでもなっているのかと思ったが、ちがった。ちなみに、「佐々木裁き」で演られる場合は、桶屋の伜シロキチ(四郎吉?)である。
池田大助なる名は実在なのだろうか。かたがた???と思わせられた落語だった。
◆『笑点』女流大喜利:林家三平(司会)/春風亭一花・春風亭ぴっかり☆・林家あずみ・一龍斎貞鏡・立川こはる・林家つる子※三遊亭遊かり(座布団運び)(BS日テレ『笑点』特大号第395回)。
日テレ麹町スタジオ、令和3(2021)年12月1日OA。
◆古今亭志ん吉「池田大助」(寄席チャンネル『夢 寄席』)。
新橋内幸町ホール、令和元(2019)年7月18日(「大勉強会~吠」)。
演目を見たときは新作なのかと思った。しかし、聞き進めていくと、これが「佐々木裁き」だとわかる。志ん吉は、この落語を佐々木信濃守でなく、大岡越前として演っていた。なぜ?
「佐々木裁き」は、上方でも東京でも演じられるネタで、それは佐々木信濃守が大坂でも江戸でも町奉行を勤めたからである。だから、わざわざ佐々木信濃守を大岡越前にかえなくても、そのまま東京落語としてできるはずなのに。
そして、演目の池田大助は、この落語に出てくる利発な子の名前だった。はじめは池田大作のパロディにでもなっているのかと思ったが、ちがった。ちなみに、「佐々木裁き」で演られる場合は、桶屋の伜シロキチ(四郎吉?)である。
池田大助なる名は実在なのだろうか。かたがた???と思わせられた落語だった。
◆『笑点』女流大喜利:林家三平(司会)/春風亭一花・春風亭ぴっかり☆・林家あずみ・一龍斎貞鏡・立川こはる・林家つる子※三遊亭遊かり(座布団運び)(BS日テレ『笑点』特大号第395回)。
日テレ麹町スタジオ、令和3(2021)年12月1日OA。