竹林亭白房

第9回「春の川柳塔まつり誌上大会」★川柳

川柳誌『川柳塔』発売。というか、今月は発行元から送られてきた。それは誌上大会に参加していたから。せっかくなので入選作を紹介しておきましょう。

◎立ち泳ぎしつつ旅立つ波を読む
(『川柳塔』2021年5月号/第9回「春の川柳塔まつり誌上大会」※課題「波」/野沢省悟選)。

◎悪役のまま有終の美を飾る
(『川柳塔』2021年5月号/第9回「春の川柳塔まつり誌上大会」※課題「飾る」/竹治ちかし選)。

「立ち泳ぎ」してアイドリングといった趣の句は、以前にも詠んだことがあった。「漁夫の利をきめこんでいる立ち泳ぎ」(2014年11月『川柳マガジン』クラブ誌上句会※課題「浮遊」/七客=太田紀伊子選・六十秀=小野小野三選)。それと、「頂点を狙える位置の立ち泳ぎ」(2015年2月『川柳マガジン』新鋭柳壇※課題「足踏み」/佳作/山本由宇呆選)。
他に、ボツになった作というのもあったはず。まあ、研鑽としてはあまりよくないか。もうこのへんで打止めにしておいたほうがよさそうだ。

現在の職場も、もうそろそろ長くないような気がしている。「悪役」だったかもしれないけれど、「有終の美」ではないな。やれやれ……。

□本日落語一席。
◆五街道雲助「幾代餅」(NHK-Eテレ『日本の話芸』)。
東京霞が関イイノホール、令和3(2021)年3月19日収録(第741回「NHK東京落語会」夜公演)。
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