竹林亭白房

一之輔「鈴ヶ森」★落語

□本日落語一席。
◆春風亭一之輔「鈴ヶ森」(BS日テレ『笑点』特大号第469回※ABS秋田放送開局70周年記念)。
秋田県あきた芸術劇場ミルハス、令和5(2023)年7月22日収録(9月27日OA)。
一之輔の「鈴ヶ森」は何度となく聞いている。泥棒の子分が(自分が)「まんざらばかじゃないから」と言うと、親分がたたみかけるようにして(おまえは)「ばかなんだよ」とつっこむやりとりが軽妙に反復されるゆかいな一席である。

この軽妙な反復は当代の桂文治も演る。というか、昔の落語家は演らなかったように思うので、これは、一之輔か当代(十一代目)桂文治のどちらかが作ったのではないかと思っているのだけれど、どうだろう。そして、だとしたら、どっちがオリジナルなのだろう。
この二人以後の、若い落語家たちもこれで演っているので、今後とももうこれがしばらくはスタンダードになるのだろうと思われる。

それにしても、今回、一之輔はちょっと早口ぎみのように感じたけれど、時間が押していたのだろうか。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る