□本日落語一席。
◆五街道雲助「やんま久次」(TBSチャンネル『落語研究会』)。
東京三宅坂国立劇場小劇場、令和5(2023)年10月25日(第664回「TBS落語研究会」)。
雲助は過去に一度「やんま久次」をこの「TBS落語研究会」で掛けている。平成18(2006)年9月29日の第459回である。今回、この「TBS落語研究会」が三宅坂の国立劇場で行われる最終公演でそのトリとして雲助が選ばれたことと、このネタの関係が何かあるのだろうか。それはちょっとわからないが、はでな芝居噺で有終の美を飾るという意味があったのだとすれば、それはそれでふさわしいと言えたかもしれない。
三遊亭圓朝の手になると言われる「緑林門松竹」という長い噺の一節で、全体で五つのエピソードから成っている(「新助市五郎・三味線堀」「新助市五郎~原の郷の捕り物」「またかのお関~新助の最後」「あんま幸治」「やんま久次」)。ただし、このなかで「やんま久次」は初代古今亭志ん生の作らしい。川戸貞吉『落語大百科』によれば、彦六の林家正蔵の著書による談として伝えている。
◆五街道雲助「やんま久次」(TBSチャンネル『落語研究会』)。
東京三宅坂国立劇場小劇場、令和5(2023)年10月25日(第664回「TBS落語研究会」)。
雲助は過去に一度「やんま久次」をこの「TBS落語研究会」で掛けている。平成18(2006)年9月29日の第459回である。今回、この「TBS落語研究会」が三宅坂の国立劇場で行われる最終公演でそのトリとして雲助が選ばれたことと、このネタの関係が何かあるのだろうか。それはちょっとわからないが、はでな芝居噺で有終の美を飾るという意味があったのだとすれば、それはそれでふさわしいと言えたかもしれない。
三遊亭圓朝の手になると言われる「緑林門松竹」という長い噺の一節で、全体で五つのエピソードから成っている(「新助市五郎・三味線堀」「新助市五郎~原の郷の捕り物」「またかのお関~新助の最後」「あんま幸治」「やんま久次」)。ただし、このなかで「やんま久次」は初代古今亭志ん生の作らしい。川戸貞吉『落語大百科』によれば、彦六の林家正蔵の著書による談として伝えている。