米福「湯屋番」★落語

□本日落語二席。
◆桂米福「湯屋番」(NHK-Eテレ『日本の話芸』)。
東京渋谷NHK放送センター、令和5(2023)年6月9日収録。
オープニングトークによると、三代目桂小文治に稽古をつけてもらったとのこと。型は三遊派の「桜湯」。ただ、自分の頭のなかでは、柳派は「奴湯」、三遊派は「桜湯」という銭湯の名の違い以外に何か展開の相違があったかどうかまでちゃんと整理ができているわけでない。

そんなわけで、今回聞いた米福ので、若旦那が奉公に行く銭湯までの道中で、銭湯の内儀さんと夫婦になってやりとりするという妄想を語りながら行くという展開が、あれ？これって三遊派としての型なのか、それとも、米福独自のものなのか、ちょっとわからず混乱した。
いずれにしても、あまりよく聞くプロットではないように思ったので……。

◆『笑点』若手大喜利：三遊亭好楽(司会)/錦笑亭満堂・三遊亭ふう丈・三遊亭わん丈・立川晴の輔・柳家わさび・鈴々舎馬るこ/春風亭一蔵(座布団)(BS日テレ『笑点』特大号第465回)。
深川江戸資料館小劇場、令和5(2023)年8月30日OA。