第26回「NHK全国俳句大会」の入選発表が30日にありました。その他大勢のようなかたちだけれど、いちおう入選ではあった。せっかくなので入選作を紹介しておきましょう。
○淀川を越えて深酒朧月
(第26回「NHK全国俳句大会」自由題/2025年3月30日発表/入選句)。
作句後に考えてみるに、これは詠者の立ち位置がどこなのかで意味がかわってくるか。大阪以外の人はさておき、もしこの句を大阪在住の人が見た場合、淀川を北から南へ越えて行ったと考えるのか、南から北へ越えて行ったと考えるのか、さてどっちだろう。
前者なら十三界隈からキタへ向ったと思うだろうし、後者ならキタ(もしくはミナミからのハシゴで)から十三へ深酒をしに行ったと考えるだろう。はたして、アンケートとか取ってみたい気分になった。
これは自分の若いころの実体験である。さすがに、今は淀川越えの深酒などするべくもない。嗚呼、なつかしい。
□本日落語一席。
◆春風亭昇太「不動坊」(NHK-Eテレ『日本の話芸』)。
千葉県袖ケ浦市民会館、令和7(2025)年2月28日(「東京落語会」)。
○淀川を越えて深酒朧月
(第26回「NHK全国俳句大会」自由題/2025年3月30日発表/入選句)。
作句後に考えてみるに、これは詠者の立ち位置がどこなのかで意味がかわってくるか。大阪以外の人はさておき、もしこの句を大阪在住の人が見た場合、淀川を北から南へ越えて行ったと考えるのか、南から北へ越えて行ったと考えるのか、さてどっちだろう。
前者なら十三界隈からキタへ向ったと思うだろうし、後者ならキタ(もしくはミナミからのハシゴで)から十三へ深酒をしに行ったと考えるだろう。はたして、アンケートとか取ってみたい気分になった。
これは自分の若いころの実体験である。さすがに、今は淀川越えの深酒などするべくもない。嗚呼、なつかしい。
□本日落語一席。
◆春風亭昇太「不動坊」(NHK-Eテレ『日本の話芸』)。
千葉県袖ケ浦市民会館、令和7(2025)年2月28日(「東京落語会」)。