Chicago51

ギター、ジャズ、BABYMETAL...ぼちぼちと

MB ~adjustment~

2011年03月06日 | Gibson MB

MBを通電させ、誠意弾き込み中です。

その度、ピックアップ高、ピックアップのポールピース高、弦高、ブリッジ・サドル位置...と細かくギター側の調整を繰り返し、バランス的にかなり改善されたので、途中経過として。

弦高、ブリッジ高、テールピース高

 感覚として、ネックのグリップ感以上に、弦の高さ/テンションに敏感でして...高すぎず、低すぎず、テンションはこの張りで...っていう設定が決まっております。 で、これらは弄らず。 

Mb_ront  Front

Mb_rear  Rear

ピックアップ高

 ルックス的にあまりヨロシクないですが、エスカッションの上辺からかなり低い位置。 新しいピックアップの前面に出過ぎる音を避け(フロント6弦側はとくに)このような高さに。 こうすることで、枯れた、奥行き、リヴァーブのある音が得られます。 ミックス/フロント時、とくに顕著で、音質には、ガラス質な透明感、エアー感が増します。 いわゆるヴィンテージな音を求める貴兄は、是非お試しを。 よりパワーのある、輪郭がはっきりし、フラットな音をお求めの貴兄は、より弦に近づける方向に。 ¥0で効果絶大です。

ポールピース高

弦毎の音量を均一にするため。 結果、結構バラバラな高さになっとります。 2弦の音量がデカく、アタック感が強すぎる傾向にあるので、低く設定。

 最後にピッチ調整して、ひとまず完了...で、また、次の弾いたとき違和感あるとこを調整し直し...を繰り返し、なんとか安定。

 今のところ、R9+Tom Holmesタッグのヴィンテージ感には及びませんが、まあまあニュアンスと雰囲気がでてると思います。 

・音の輪郭がはっきりしている。

・音の中身が薄く感じられる(良くいえば透明感、エアー感がある)。

・1~4弦はタイト。 また、フロント時の5、6弦の使いにくさはかなり改善したが、6弦単音のブーミーさは解消されず。 しかし、コード弾きしたときの、分離のよいバランスは絶品! そもそもこういうギター/ピックアップだったのだ、と再認識させられているところ。 シングル・ノートは、Tom Holmesのほうが断然よいですが、コードはBBのほうがよいくらい。

 ミックス/フロントのクリーン・トーンで奏でると、レスポール・スタンダード・モデルがジャズバタケデのギターだということが、よ~~く分かります! R9、MBともにガラス質なクリアーな音という共通点がありますが、

♪野太く、輪郭が緩やかで、膨らみも豊か、カラフルで、カラン、コロンとしたR9。

♪1~4弦がタイトで、輪郭がはっきりし、透明感のある、キラキラしたMB。

それぞれの良さがあるので、弾き手の好み次第ですな。

 とまあ、アレコレやってみましたが、MBがより好みの音へと改善された最重要MODポイントはコレ!!

            ↓

Mb_switchnob

そーです。 スイッチ・ノブをとっぱずしたこと!!

今まで気づいていなかったのか、はたまた、見て見ぬフリをしてたのか...

マイクのレスポールには、付いてなかったのね。

これで正真正銘Mike Bloomfield VOS。

いままでのイマイチ感はこれが原因じゃったのじゃ。 


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