Chicago51

ギター、ジャズ、BABYMETAL...ぼちぼちと

大人のオモチャ

2013年06月22日 | Pedal

まずは

「Valco、Valcoってなんやねん?」

ていう貴兄に。

世界で初めて、リゾネーター・ギターを作ったNational String Instrument Corporation(1927年設立)と、リゾネーター・ギターの代名詞でもあるDobro companyが、1932年、合併し、the National Dobro Corporationが設立されます。

※最愛のOahu 397k Ampは、National Dobro社最晩年に造られたことになりますな。 

そして、1942年の再編により、the Valco companyが誕生します。 社名の由来はオーナーの(Victor Smith、Al Frost、Louis Dopyera)イニシャルから、V.A.L.Co.

Supro、National、AirlineやOahu 等々のブランドで、ギターやアンプを造り続けたビザール臭プンプンな大手楽器メーカーだったのです。

History1

そりゃ、リゾネーター・ギターをルーツとするメーカーですから、カントリー・ブルースをルーツにもつ阿呆烏の琴線に触れるサウンド&トーンが生まれ出るのは当たり前でんな。

で、そろそろ本日の本題

大人のオモチャ...いや、夜のお供...いやいや、バイブ...

Valco Good Vibrations

Goodvibration_001

Goodvibration_002

”アンプ直漢” 阿呆烏にゃ珍しく、ペダルですが、Mark Mumea氏の

揺らぎ

を手に入れるために、ね。

入手までトントンといったワケではなく...まずは

 

価値観

Marshall 1974Xを手放して以降、”揺らぎ”は欲しかったことは欲しかったんですが、

あいにく、やって来たアンプ達にはトレモロもヴィブラートも付いておらず。

かといって、ペダルに、到底¥2万も¥3万も払う気なし。

せいぜい、¥5千がいいところ。

アンプの出音を5%引き上げるために、真空管1本に¥1万 払えても、ペダル1個にその価値見いだせず。

そりゃ、買えるブツは無いですわな。 で、ふたつ目が肝心の

You TubeにアップされてるVib.の音源は、Uni-Vibe系が多く、ジミヘンぽい、か、サイケっぽいんスよね~。

阿呆烏が求めるのは、ブルージーであること。

唯一、Lance Keltner氏のValco Good Vibrationのデモがヒット

でも、このペダルを日本国内で唯一扱ってそうな「あぽろん」さんは、ずーーっと、品切れ状態。 アベノミクス副作用で、取り寄せても¥高くつきそう。

一方、ebayでも、品薄状態は変わらず、新品だと$80.-以上。 輸送費いれると¥1万オーバー。

どーしよっかなぁ~ と、こっちのハートが揺らぐばかり...

と、ある売り手が、$55.-に値下げしてる

が、Ship to US only.

すかさず、「お前ら以上のValco馬鹿っぷり」をアッピールし、international shippingを承諾させ、無事入手。

Gibson es-140 + Good Vibration + Masco MAP-15

ヘンな色付けはなく、ただ揺らすだけなところは、高評価。 

ただ若干、音ヤセするんで、アンプ直のほうが、Mark Mumea氏の、あの空気感により近いのが、残念。 このへんは、made in Chinaによるものか、そもそも、この価格帯のペダルはこんなもんなのか...

あくまで、おもちゃレベルで楽しめるペダルですな。


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