chia_neとゆかいな仲間たち「学級日誌」

新しい職場で四苦八苦しながらも、何とか生きてます!

スイミー

2007-06-28 21:50:54 | ひとり言
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2年生といえば、やっぱり国語「スイミー」ですね。
今日でスイミーに入って3時間目だったのですが、
ちょっと頑張っているので、今日がようやく一の場面。

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子供たちの初発の感想から全体をつかんで、スイミーの感情線を描いて、
場面に分けることを考慮して、5つのポイントを設定し、好きなところを選んで、
そのときにスイミーがどんな気持ちだったのかを考えることをしました。

その考えを受けて、今日の授業を行いました。
もっとあとの場面を選んで書いてくれていた子も、画用紙で作ったスイミーを見て乗ってきてくれたのか、意欲を見せてくれました。

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子供たちは、
「スイミーは一匹だけ黒いから寂しい」
「赤い魚の兄弟たちはスイミーのことを変だと思っている」
「どうして自分だけ違うんだろうと悲しい」

などなどこんな感じで次々と発表が続きました。

けれども本文の記述は
「小さな魚のきょうだちたちは、楽しくくらしていた。」
です。

そこで、
「でも、『楽しくくらしていた』っていっているよ。」
と言ってみると、あ・・・・と思ったらしく、
発言が止まりました。
いい反応が返ってきたので、ちょっと時間をとって、
席を立ってもいいから友達と話し合ってごらんとふってみました。

子供たちの小さな話し合いを聞いていると、
「これって一緒にかくれんぼしているみたいだよ」
「おにごっこしてるんじゃない?」
「おいかけっこしてるみたい」
などなど、挿絵も参考にしながら様子を想像していました。

「いいぞ~」♪

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時間を区切って、全体での話し合いに戻しました。
すると
「スイミーは寂しかったけど、兄弟がいたしみんな遊んでくれたから楽しかった。」
「家族だから、スイミーが黒くてもみんな優しかった。」
「色は違うけど、形はそっくりだよ。家族だから。」
「スイミーも一緒に遊んでくれる赤い魚たちが大好きだし、赤い魚たちもスイミーが大好きなんだよ。」
「赤い魚たちはスイミーがすごく早く泳げるからすごいって思っていた。」

などなど「悲しい、さみしい」という意見をたたきだいにして、
この兄弟たちの絆を見つけ出しました。


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この物語のなかで、スイミーが兄弟たちをなくした悲しみを感じ取ることができなければ、大きな魚になろうとした気持ちを読み取ることは難しいと私は思っています。
だからこそ、この部分は文章としては短いですが、じっくりと考えて引き出したいと思っていました。

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授業後に子供たちに今日の話し合いをしてわかったこと、思ったことを書いてみてねと特製のワークシートを書いてもらったのですが、みんな友達の意見を交えながら自分の思いを書いてくれていました。
今日の発表者は20人。
国語の学習では最高記録になるのかなと思います。


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うまくいったかどうかはわかりません。
でも、子供たちが一生懸命考えてくれて、こんなに発表者が居てくれたことに、
嬉しい気持ちを抑えられない日でした。

最近困っています・・・

2007-06-10 15:16:04 | ひとり言
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最近困っていることがあります。
子供の行動のことなのですが、どうもあまりいい空気を持っていない子がいて、ずっっと気になっています。

最近のその子の動きは、
・ しかられると「自分ばっかり」と怒る、すねる。
・ どこかで自分は悪くないと自己弁護をして他人に罪をなすりつける。
・ 謝られても素直に許せない。
・ 気にくわないことがあると、あからさまに怠惰になり、周りの空気を考えない。
・ 周りの子と内緒話をする。
・ 友達をころころ変えて、仲がよかったり悪かったりする波が激しい。

とても心配な子供です。
もちろんいいところはたくさんあります。
いいリーダーになれるし、能力も高い。
だからこそのばしてあげたいところはたくさんあるのですが、抱えているものが大きい。
上記にあげたその子の性格的なものが発展を妨げているのが目に見えて明らかです。

この子をどうやって改善してあげたらいいのか、何かいい方法はないのか考えあぐねています。
昨年からこの子の心を開こうと交換日記をしてみたり、個別に話を聞く時間をよけいに設けたり、共感する気持ちを出して接していたつもりだったのですが、今ひとつ伝わらない・・・。褒めたり共感したりしても、その直後に道徳的に判断してしからなくてはならない場面に出くわすので、結局効果がないように思います。

素直でいい子なのはよくわかっているのですが、一体どうしていけばいいのかわかりません・・・。

水泳指導者研修会

2007-06-07 21:05:09 | ひとり言
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今日は本当に久しぶりに、1日子供たちを他の先生方にお願いしての出張がありました。
AEDの扱い方とCPRの講習会が午前中で、午後からは水泳の指導法と着衣泳を行いました。
AEDは学校にも導入されつつあり、実際に使う場面に出会う可能性があるので、自分がどんなときにその必要な場面に出くわすかということをシュミレーションしながら、CPRと組み合わせて、その扱い方を学びました。
CPRのやり方も5年に一度改訂されるそうで、今度の改訂は2010年。今日は、紗新盤の2005年の講習を受けました。
初任の時にも講習はあったのですが、ちょっとやり方が違っていたように感じました。前回のをあまり覚えていないので・・・

AEDは初めて使いました。CPRよりもAEDでのショックの方が優先になるそうですが、子供の場合は大人と倒れる原因が違うそうで、CPRとAEDの組み合わせ方が違うそうです。
10回近く繰り返し練習したので、知識というより、感覚みたいな感じで身に付いたような気がします。

午後からの水泳指導法では、泳力を求めるのではなく、身を守るための水泳が大切であることが今の主流だということを教わりました。
エレメンタリーバタフライなるものを習って、本格的とまでは行きませんが、ドルフィンキックを基本にして、バタフライ、平泳ぎ、クロール、背泳ぎと泳法を広げていく方法を習いました。
私自身バタフライはできないのですが、「おっ!」という驚きとともに、何となく感覚をつかんで、できるようになった感じです♪
今年の体育で試してみようかな♪楽しみ~~~☆

ちょうど一ヶ月

2007-06-03 20:06:44 | ひとり言
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前回の記事を見ると、ちょうど一ヶ月前に田植えが始まったようです。
一ヶ月後の今日、今年の田植えが終わりました。
一ヶ月の「旅」でした。

これでいつもの土日に戻ります。

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この田植えのあいだに撮った写真も徐々にまとめて行きたいと思います。
このHPで紹介できたらいいなと思います。

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さて最近教室環境を整えられるように配慮しています。
自分の周辺の片付けももちろんなのですが、
視覚的にもほっとできるようなものをと思って、
花を飾るようにしたり、掲示物の配色を考えたりしています。
学習もだんだんと充実してきたので、学習の歩みなんかも掲示できたらいいなと思うのですが、スペースがない・・・(苦笑)

おいおい考えて行かなくちゃ!!ってところですね。
あと、本!!
字数の多い本を選ぶようになってきているので、ハリーポッターをおいてみました。自分のをおいているのですが、図書室のものがなかったときなどに子供たちが読んでいるようです。
じっくり時間をかけて読むことになるので、自由に読んでくれるといいなと思います。
図書室からも定期的に借りてきて、いろんな本を紹介するようにしています。
ブックタイムに時々読み聞かせをしてやるのですが、これもまた新鮮でいいようです。

さあ、明日からも頑張りましょう!

とりあえず今週の木曜日は一日出張が久しぶりに入るので、それに向けて子供たちを高めて行きたいと思います。