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2年生といえば、やっぱり国語「スイミー」ですね。
今日でスイミーに入って3時間目だったのですが、
ちょっと頑張っているので、今日がようやく一の場面。
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子供たちの初発の感想から全体をつかんで、スイミーの感情線を描いて、
場面に分けることを考慮して、5つのポイントを設定し、好きなところを選んで、
そのときにスイミーがどんな気持ちだったのかを考えることをしました。
その考えを受けて、今日の授業を行いました。
もっとあとの場面を選んで書いてくれていた子も、画用紙で作ったスイミーを見て乗ってきてくれたのか、意欲を見せてくれました。
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子供たちは、
「スイミーは一匹だけ黒いから寂しい」
「赤い魚の兄弟たちはスイミーのことを変だと思っている」
「どうして自分だけ違うんだろうと悲しい」
などなどこんな感じで次々と発表が続きました。
けれども本文の記述は
「小さな魚のきょうだちたちは、楽しくくらしていた。」
です。
そこで、
「でも、『楽しくくらしていた』っていっているよ。」
と言ってみると、あ・・・・と思ったらしく、
発言が止まりました。
いい反応が返ってきたので、ちょっと時間をとって、
席を立ってもいいから友達と話し合ってごらんとふってみました。
子供たちの小さな話し合いを聞いていると、
「これって一緒にかくれんぼしているみたいだよ」
「おにごっこしてるんじゃない?」
「おいかけっこしてるみたい」
などなど、挿絵も参考にしながら様子を想像していました。
「いいぞ~」♪
>>
時間を区切って、全体での話し合いに戻しました。
すると
「スイミーは寂しかったけど、兄弟がいたしみんな遊んでくれたから楽しかった。」
「家族だから、スイミーが黒くてもみんな優しかった。」
「色は違うけど、形はそっくりだよ。家族だから。」
「スイミーも一緒に遊んでくれる赤い魚たちが大好きだし、赤い魚たちもスイミーが大好きなんだよ。」
「赤い魚たちはスイミーがすごく早く泳げるからすごいって思っていた。」
などなど「悲しい、さみしい」という意見をたたきだいにして、
この兄弟たちの絆を見つけ出しました。
>>
この物語のなかで、スイミーが兄弟たちをなくした悲しみを感じ取ることができなければ、大きな魚になろうとした気持ちを読み取ることは難しいと私は思っています。
だからこそ、この部分は文章としては短いですが、じっくりと考えて引き出したいと思っていました。
>>
授業後に子供たちに今日の話し合いをしてわかったこと、思ったことを書いてみてねと特製のワークシートを書いてもらったのですが、みんな友達の意見を交えながら自分の思いを書いてくれていました。
今日の発表者は20人。
国語の学習では最高記録になるのかなと思います。
>>
うまくいったかどうかはわかりません。
でも、子供たちが一生懸命考えてくれて、こんなに発表者が居てくれたことに、
嬉しい気持ちを抑えられない日でした。
2年生といえば、やっぱり国語「スイミー」ですね。
今日でスイミーに入って3時間目だったのですが、
ちょっと頑張っているので、今日がようやく一の場面。
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子供たちの初発の感想から全体をつかんで、スイミーの感情線を描いて、
場面に分けることを考慮して、5つのポイントを設定し、好きなところを選んで、
そのときにスイミーがどんな気持ちだったのかを考えることをしました。
その考えを受けて、今日の授業を行いました。
もっとあとの場面を選んで書いてくれていた子も、画用紙で作ったスイミーを見て乗ってきてくれたのか、意欲を見せてくれました。
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子供たちは、
「スイミーは一匹だけ黒いから寂しい」
「赤い魚の兄弟たちはスイミーのことを変だと思っている」
「どうして自分だけ違うんだろうと悲しい」
などなどこんな感じで次々と発表が続きました。
けれども本文の記述は
「小さな魚のきょうだちたちは、楽しくくらしていた。」
です。
そこで、
「でも、『楽しくくらしていた』っていっているよ。」
と言ってみると、あ・・・・と思ったらしく、
発言が止まりました。
いい反応が返ってきたので、ちょっと時間をとって、
席を立ってもいいから友達と話し合ってごらんとふってみました。
子供たちの小さな話し合いを聞いていると、
「これって一緒にかくれんぼしているみたいだよ」
「おにごっこしてるんじゃない?」
「おいかけっこしてるみたい」
などなど、挿絵も参考にしながら様子を想像していました。
「いいぞ~」♪
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時間を区切って、全体での話し合いに戻しました。
すると
「スイミーは寂しかったけど、兄弟がいたしみんな遊んでくれたから楽しかった。」
「家族だから、スイミーが黒くてもみんな優しかった。」
「色は違うけど、形はそっくりだよ。家族だから。」
「スイミーも一緒に遊んでくれる赤い魚たちが大好きだし、赤い魚たちもスイミーが大好きなんだよ。」
「赤い魚たちはスイミーがすごく早く泳げるからすごいって思っていた。」
などなど「悲しい、さみしい」という意見をたたきだいにして、
この兄弟たちの絆を見つけ出しました。
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この物語のなかで、スイミーが兄弟たちをなくした悲しみを感じ取ることができなければ、大きな魚になろうとした気持ちを読み取ることは難しいと私は思っています。
だからこそ、この部分は文章としては短いですが、じっくりと考えて引き出したいと思っていました。
>>
授業後に子供たちに今日の話し合いをしてわかったこと、思ったことを書いてみてねと特製のワークシートを書いてもらったのですが、みんな友達の意見を交えながら自分の思いを書いてくれていました。
今日の発表者は20人。
国語の学習では最高記録になるのかなと思います。
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うまくいったかどうかはわかりません。
でも、子供たちが一生懸命考えてくれて、こんなに発表者が居てくれたことに、
嬉しい気持ちを抑えられない日でした。