ウチラはやっぱりカウンターが似合うチームだっちゃ

エー、見事に遅刻しました。こんなにスタジアムに着くのが遅れたのは初めてです。
ま、遠距離は時間が読めません。
途中で引き返すのも「悔しい」から最後まで諦めず行く覚悟をしないとやっていけません。
午前中は会社の行事で抜けようと画策。しかし電話で一旦呼ばれて引き換えし、再出発。高速に入ったのが開始4時間前。
新幹線という手もありましたが、お昼時間は本数が意外と少ない。
で、車で行くかと。
ナビでフクアリをターゲットロックオンすると、予想到着時間は午後4時半。
ハーフタイムには間に合う。
ここは、ちょっと飛ばせば何とかなると考えた。
で、家に戻らず、高速へ。
川口インターまでは順調。そこから首都高経由でナビ通りにしたけど、途中の渋滞が予想以上。
結局、スタジアムのピッチが見れたのは終了10分前。
千代タンの段幕はすでにどっかりと。
また格別ですわ。

覚醒したナマ河原を見れませんでした。
そして、余韻に浸ることなくそのまま折り返しで帰宅となりました。

何しに行ったんだ。
戻ったのが午後11時前。そこから録画を確認。
これは見ておくべきでしたね。現地で。

さて試合の中身ですが、連勝中の千葉に対してしっかりした対策、スカウティングがされた模様。

要注意人物　深井。個人のHPもなかなか面白い。が、この試合ではしっかり抑えた中野。グッジョブ!

見てください。このスタメン。左半分全員イエローリーチ状態。
ありえません。皆いなくなったらどーすんだ。

別な意味でいなくなりました。試合早々。松尾の肉離れ。イタタ。
この試合、徹底したカウンターと人数をかけたDFという決まりごとを90分間全員が守った。集中が切れなかった。
これをアウェーで出来た。
この3点ですね。サポのチカラも偉大。あのスタジアムであれだけ黄色い方々がいたのに、圧倒的なオレンジの声援は迫力満点。しびれました。

試合中、一番判りやすいのが前半8分過ぎのこのシーン。しっかりした守りとカウンター。残念ながら得点にはなりませんでしたが、いくつもの選択肢ができる絶好の場面でした。

まず、相手の攻撃を受けます。左サイドから大きくサイドチェンジ。

そして、ピタリと右サイドの深井にボールが収まります。通常であればこのままスピードを上げて切り込むのが深井の特徴ですが、この日はちょっと動きに精細がない。怪我の影響?
アルビはここからDFがダブルで付きます。
右に突っ込まず、深井は左に展開。

このボールを受けた時点ですでに２人のDFが付く。数的優位とはこういうこと。
そして一番千葉がまずかったのは、巻。
遅い。アルビのDFラインの内側にいることでパスを出せない。
戻るか横に出すしかない。
そこで持ち倦ねて苦し紛れにパスを出すが、

しっかり網にかかった。そしてカウンターが始まる。

ハーフライン手前で一旦楔になる貴章、その間に千葉が駆け上がる。その向こうは河原。出来ればここは千葉と同様のラインに河原が見えていれば・・・。

受けた松下。迷わず、作戦どおり、狙い通りに右サイドの裏へロングパス。
黒い部分が試合中がら空きでした。千葉はこのまま突っ込んでもよし、河原の動きでどうにでもなったんです。

追いつかれた時点で
①貴章ににバスを出す。
②さらにスルーして、見えてないがアレサンドロへ流す。
③河原の上がりを待ってクロスをあげるためにパスする。その間に人数をかける。

結論は

折り返し。
ここで貴章が両手を挙げたのがわかりますね。行けたぜ!! という悔しさ?
当然DFの前に出てましたから、一番可能性はあったかもしれません。
その間に、アレサンドロが上がってきています。

貴章はオフサイドだからどうしようもない。
アレサンの前にもDFがはいってしまいました。
そこで、危ない中途半端なパスを出す。ここが千葉ちゃんの課題。
そのパスに何とか可能性を見出そうとしたのは河原。

クロスがちょっと後方なので、難しいヘッドになりました。

コースだけだったんですけど。この日のアレサンはついてませんね。

次節、大いに期待できる河原。
もうFWじゃ無く、1.5列目でお願いします。
この日のグッジョブはもう一人、新婚さん中野。
イエローを早速もらいましたが、松尾ばりの積極的上がりとシュート。
いいじゃないか。
期待しましょう。
引き分けでナゼカ順位は上がって暫定10位。勝ち点1が必ず効いてくる。
これはでかい。
次節、連敗の浦和。
この攻撃をやっていれば、ホームで浦和を叩ける。
サポも心してかからねばなりません。あと残り試合は5。