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5月病に負けないで!

パッキャオvsラリオス!

2006-04-30 01:18:28 | BOXING
7月2日、フィリピンにおいてマニー・パッキャオvsオスカー・ラリオスの一戦が開催されることが正式決定されました。

スーパースターになるとノンタイトル戦でも手頃な相手を選ぶわけにはいきません。前回の試合でイスラエル・バスケスに敗れWBC王座から転落したばかりとはいえ、ラリオスはまだまだ危険な相手。パッキャオ陣営の自分の立場をよく理解した、強気のマッチメイクには好感。スター不足の現ボクシング界。パッキャオにかけられる期待は相当なものでしょうから。

ラリオス戦の勝利を前提に、パッキャオには秋にもエリック・モラレスとのラバーマッチの話があるようです。個人的にはマルコ・アントニオ・バレラとの再戦が見たいところですが。

またアンダーカードには元世界王者ジェリー・ペニャロサ、前OPBF王者ランディ・スイコ、レイ・バウティスタなどフィリピンのボクシング界を代表する選手達の出場が予定されており、国をあげての大きな興行になりそうです。


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週末の試合!

2006-04-29 01:32:33 | BOXING
週末の主な試合。

4月28日 
●アメリカ
NABFヘビ級-タイトルマッチ
サミュエル・ピーターvsジュリアス・ロング

●アメリカ
ミドル級10回戦 アメリカ
ホセ・ルイス・ロペスvsホセ・バレラ
元WBOウェルター級王者ロペスの復帰5戦目。ミドル級トップ戦線に食い込んでいけるか?

4月29日 
●プエルトリコ
WBOミニマム級タイトルマッチ
イヴァン・カルデロンvsミゲル・テレス
最軽量の安定王者カルデロン登場。今回が10度目の防衛戦。カルデロン、防衛に成功した後のプランとしてミニマム級統一、あるいは2階級制覇を目指してWBCライトフライ級王者ブライアン・ビロリアとの対戦を挙げています。

IBFバンタム級指名挑戦者決定戦
イレーネ・パチェコvsエリベルト・ルイス
前IBFフライ級王者パチェコが再起。ウェイトを2階級上げ、王者ラフェル・マルケスへの挑戦権を狙います。

ウェルター級10回戦
セサール・バサンvsヘンリー・ブルセレス
ミゲル・コットに完敗したバサンとメイウェザーに完敗したブルセレスによるサバイバルマッチ。

●アメリカ
WBOライト級王座決定戦
アセリノ・フレイタスvsザヒール・ラヒーム
2階級制覇王者アセリノ・フレイタスが久々に世界戦のリングに登場。対するはエリック・モラレス相手に大金星を上げたラヒーム。フレイタスが勝利した場合マニー・パッキャオとの対戦話もあるようです。

ミドル級8回戦
アンドレ・ワードvsアンディ・コール
アテネオリンピック金メダリストのワードが登場。将来、打倒ジャーメイン・テイラーを予感させるポテンシャルを披露してくれることを期待。

テーラー、王座剥奪!

2006-04-28 16:14:27 | BOXING
統一ミドル級王者ジャーメイン・テーラーの保持するWBAタイトルが剥奪される見通し。

これによりレギュラー王者のフェリックス・シュトルムが正規王者に昇格となるでしょう。

現在のボクシング界を象徴する改悪の一つ、WBAのスーパー、レギュラー王座制度。制度が導入されてから王者同士の統一戦が行われたのはほんの僅か。今回のようにスーパー王者のタイトル剥奪→レギュラー王者が正規王者というパターンがほとんど。

認定料欲しさの強引なやり方が自らのタイトルの権威を著しく低下させていることにWBAには気付いて欲しいものです。WBA王者は世界王者という見なされない、そんな事態になってしまう前に。

タイトルに関係なくテーラーvsシュトルムは見たいな。

ジョーンズ再起!

2006-04-27 19:32:53 | BOXING
2年前の衝撃のKO負けから現在3連敗中の元4階級制覇王者ロイ・ジョーンズjrが再びリングに。7月29日、WBCライトヘビー級5位・プリンス・バディ・アジャムと再起戦を行うことが決定したようです。開催地はまだ未定。

かつてパウンドフォーパウンドの地位を欲しいままにしていた天才は、富も名誉も手に入れた今もグローブを壁に吊るすことができないようです。ジョーンズをリングに留まらせるのは、やはり惨めな姿を晒したまま終れないプライドか。

対戦相手のアジャム、ここまでの戦績は25勝(14KO)2敗1分け。敗れた相手は元WBOミドル級王者オーティス・グラントと元世界タイトルチャレンジャーのリコ・ホイとトップ選手の壁は越えられないでいる選手。

ジョーンズが狙うのはやはりカルザゲとの対戦か。一方のカルザゲはジョーンズ戦には全く興味を示さず。ほんの数年前までは両者の立場は完全に逆だったわけですからボクシングは分からない物です。

今回また敗れるようなことがあると、さすがに引退となるでしょう。しかし前回のターバー戦を見る限り、全盛期には及ばないながらも決して動きは悪くなかったジョーンズ。ボクシング史に残るであろう天才の最後の試合となるか、それとも復活の舞台となるか!?


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エルナンデス!

2006-04-26 04:51:45 | BOXING
個人的に昨年最も活躍を期待していたボクサーの一人、前WBOスーパーフライ級王者イヴァン・エルナンデス。マーク・ジョンソンを見事なボディショットでKOし王座を奪取した試合には将来を感じずにはいれませんでした。

しかしその期待も虚しく、初防衛戦でフェルナンド・モンティエルにいい所なく敗れ王座陥落。

先週の21日、そのエルナンデスが再起2戦目にしてWBCバンタム級タイトルの指名挑戦者決定戦に出場。対戦相手は元IBFミニマム級王者で同じメキシカンのロベルト・レイハ。試合は接戦の末、2-0の判定でエルナンデスの競り勝ち。

この勝利によりWBCバンタム級王者長谷川穂積への挑戦権を獲得したエルナンデス。しかし6月10日アントニオ・ターバーvsバーナード・ホプキンス戦のアンダーカードで、さらに1階級上げWBCスーパーバンタム級王者イスラエル・バスケスに挑戦する可能性が高いようです。

因みに王者バスケス。すでにIBF王座は剥奪されております。空位となった王座を巡ってスティーブ モリターとセルヒオ メディナの間で決定戦が行われる予定です。


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メイウェザー、フリーエージェント!

2006-04-26 03:24:24 | BOXING
IBF世界ウェルター級王者フロイド・メイウェザーが、トップランク社との契約を解除しフリーエージェントになったようです。これにより8月12日に予定されていたWBO王者アントニオ・マルガリートとの統一戦は事実上消滅に。メイウェザーにとって、マルガリートは800万ドルのオファーを断ってまで回避したい相手だったのか、それとも単純にただ魅力の無い相手だったのか。

これで次戦はジュダーとの再戦の可能性が濃厚か。それとも予想外のビッグファイトが実現するのか。メイウェザーのセルフプロモート力にも注目。

兎にも角にも遂にはボブ・アラムからの独立も果たしてしまったメイウェザー。まさに怖い物なし!

一方のデラホーヤの時に続いて飼い犬噛まれた格好のアラム。代わってこのスケジュールの空いた8月12日に、WBC世界ヘビー級王者ハシム・ラクマンと同級1位オレグ・マスカエフの指名試合を実現させたいようです。


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サミュエル・ピーター!

2006-04-25 01:46:33 | BOXING
ウラジミール・クリチコの王座復帰により、再び注目が注がれつつあるヘビー級。

そのヘビー級の貴重なタレントの一人、ナイジェリア出身のサミュエル・ピーター。ここまで26戦して敗れたのは1度だけ。KO率も8割を越えているハードパンチャーです。そしてその唯一の黒星をピーターに与えたのがウラジミール。

両者は昨年9月にIBF王座の指名挑戦権を賭けて激突。試合はピーターが2度のダウンを奪うも、ウラジミールが3-0の判定勝ち。挑戦権を獲得したウラジミールが王者クリス・バードに挑み今回の戴冠となりました。

今週の28日、ピーターがウラジミール戦からの再起2戦目を予定。対戦相手は中堅のジュリアス・ロング。ウラジミールが返上したNABFヘビー級タイトルが賭けられています。

年齢もまだ25歳。魅力的なパンチャーだけに、ピーターにはまだまだ暴れ回ってヘビー級を盛り上げてもらいたいところ。ピーターと同じファイタータイプのレイモン・ブリュースターを攻略した新WBO王者セルゲイ・リャコビッチとの対戦なんかも面白い。その後、統一戦としてウラジミールとの再戦なども見たいものです。まずは今回の試合、KOで決まることを期待。


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クリチコ、王座奪取!

2006-04-24 00:09:23 | BOXING
ウラジミール・クリチコがクリス・バードに7RTKO勝ちでIBFヘビー級タイトルを獲得!今回の再戦はより接戦になるかと思ってましたが、クリチコが5R、7Rにダウンを奪う前回以上の圧勝劇。これでWBOタイトルを失って以来の王座返り咲き。

サンダース戦、ブリュースター戦の世界戦2連続KO負けの大スランプからよくここまで戻ってきたものです。レノックス・ルイス、ビタリ・クリチコを失い、すっかり威厳を失ってしまった現在のヘビー級。ヘビー級復興を託せるのはやはりこの男か。

課題は耐久力。ヘビー級においてこの打たれ脆さは致命的。これさえ克服できればヘビー級再統一も充分あり得る話。年齢も30歳とヘビー級ではまだまだこれから。頑張れ、ウラジミール!


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バードvsクリチコ!

2006-04-23 02:29:45 | BOXING
IBFヘビー級タイトルマッチ、クリス・バードvsウラジミール・クリチコ。いよいよ明日ゴングです。バードがリベンジを果たし防衛するか、クリチコが返り討ちにして王座奪取なるか。




クリス・ジョン!リナレス!

2006-04-22 01:19:45 | BOXING
ファン・マヌエル・マルケスを破り評価急上昇中のWBAフェザー級王者クリス・ジョン。7月2日、地元インドネシア・ジャカルタで6度目の防衛戦を行うことが決定。相手はパナマの同級14位レナン・アコスタ。

そのジョンをターゲットの一人とするWBAフェザー級3位、ホルヘ・リナレス。こちらも6月3日、東京・後楽園ホールにおいて元世界挑戦者ファン・カルロス・ラミレスとの試合が決定。前回はPABA王者シリタイコンドーのタフネスに手を焼いたリナレス。相手がここ数試合でロッキー・フアレスやケビン・ケリーに早いラウンドでKOされているラミレスだけに今回はスカッとしたKO勝利を披露してもらいところ。

ちなみにこの日は日本フェザー級3位 粟生 隆寛vs元WBC中米カリブ・フェザー級王者フランシスコ・ディアンソ戦、元日本ランカーの下田 昭文vsWBC世界バンタム級12位ヘラルド・マルチネス戦も同時開催される『日本vsメキシコ』のトリプル10回戦です。


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シントロン復活!

2006-04-21 02:45:26 | BOXING
ボクシング界を代表するKOパンチャーの一人、元WBO暫定ウェルター級王者カーミット・シントロン。個人的にかなり期待していたものの、正規王者アントニオ・マルガリートとの統一戦ではいい所なく5RTKO負け。

そのシントロン、本日復活を賭けたサバイバルマッチに登場。IBFウェルター級2位の座を巡っての争い。対戦相手はデビッド・エストラダ。あのシェーン・モズリーを苦しめ、2度の敗戦も判定負けとここまでKO負けのない強豪。こちらもモズリー戦の敗北からの再起戦。

結果はシントロンの10RTKO勝利。エストラダに初のTKO負けを味あわさせると同時に、再浮上のきっかけとなる貴重な勝ち星。これでIBFの2位の座を獲得。ターゲットとなる王者はご存知フロイド・メイウェザー。しかしメイウェザーがジュダー戦を回避し、マルガリート戦を実現した場合、恐らく王座は空位に。シントロン陣営が狙うは決定戦出場でしょうか。


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再戦!?統一戦!?

2006-04-20 18:21:14 | BOXING
10R、ジュダーの放った一発のローブローが引きこした乱闘劇。この結末はロジャー・メイウェザーの罰金、出場停止だけでは終らないようです。

IBFが新ウェルター級王者フロイド・メイウェザーに対し、今年8月8日を期限とする前王者ザブ・ジュダーとの再戦を命じたようです。

一方でメイウェザーのプロモターであるボブ・アラムが、メイウェザーに対しWBO王者アントニオ・マルガリートとの統一戦を、8億のファイトマネーでオファーしたなどの話もあります。

留まることなく上がっていく商品価値。“キング”フロイド・メイウェザーの選択は!?

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越本、クック!

2006-04-19 01:13:37 | BOXING
日本が誇る世界王者の一人、WBCフェザー級王者越本隆志。7月23日福岡で開催予定の初防衛戦の相手は、WBC同級ユース王者のルディ・ペレスが有力のようです。
戦績は20戦して18勝2敗。18勝のうち12のKO勝ち。昨年12月にはメキシコタイトルに挑戦して4RKOで敗れています。ユース王者ということは、キャリアの面でも越本が大きく上回っているだろうし、プレッシャーのかかる初防衛戦の相手としてはちょうどよい感じかも。

一方で越本のWBCタイトルへの指名挑戦権を賭けたサバイバルマッチも決定しています。同級1位で、ヨーロッパ・英連邦・英国のフェザー級3冠王者ニッキー・クックと同級3位で北米タイトルを保持するメキシカン・ガマリエル・ディアスの激突。6月16日、クックの地元である英国ロンドンで開催される予定。いずれ越本の脅威となるであろう欧州期待の無敗ホープ、クックに注目です。






フライ級!

2006-04-18 14:34:29 | BOXING
亀田興毅の登場で俄然注目されるようになったフライ級の動向。

まずは何といってもWBC暫定王者ホルヘ・アルセ。先日メイウェザーvsジュダー戦のアンダーカードで元王者ロセンド・アルバレスを6RKO。改めてフライ級最強をアピール。しかし正規王者ポンサクレックとの統一戦を行う気配はなし。WBAスーパーフライ級王者マーティン・カスティーヨへの挑戦話が浮上しています。
一方の正規王者ポンサクレック。5月1日地元タイで日本の中平大吾を相手に14度目の防衛戦を行う予定。

WBA王者は、昨年12月にシドニーオリンピック金メダリストで指名挑戦者のブライム・アスロウムを完封したロレンソ・パーラ。一発の怖さは無いものの、そのスピードと巧さは脅威。次の防衛戦はまだ決定していない模様。

ポンサクレックか、パーラか。亀田の世界初挑戦を受ける王者としてどちらかが、年内にも日本のリングに登場することになりそうです。

6月3日予定されるWBCライト級タイトルマッチ、『ディエゴ・コラレスvsホセ・ルイス・カスティーヨⅢ』。当初、そのアンダーカードでIBF・WBOフライ級王座統一戦、ビック・ダルニチアンvsオマル・ナルバエスの王者対決が予定されていました。しかしどうやらこの1戦はキャンセルされたもよう。ダルニチアンの相手が無敗のメキシカン、ルイス・マルドナドに変更されています。一戦ごとに評価を上げるオーストラリアをホームとする無敗のアルメニア人王者ダルニチアン。自身初となるビッグイベントでの試合、そして相手は無敗の強豪、ダルニチアンの出来に注目です。

フライ級、日本でも注目の試合が実現します。日本タイトルと東洋太平洋タイトル(OPBF)を賭けた統一戦、日本王者・内藤大助とOPBF王者小松則幸の激突です。共にポンサクレックに苦杯を舐めた者同士、生き残りを賭けた激しい試合となりそうです。




ハリソン!

2006-04-17 10:52:37 | BOXING
来月20日に無敗の元WBOスーパーバンタム級王者ファン・グスマンの挑戦を受ける予定であったWBOフェザー級王者スコット・ハリソン。しかし、グスマンの階級アップを理由に一度は決定まで至った試合はキャンセルに。

新たな対戦相手探しが難航していたハリソン陣営ですが、同級9位のメキシカン、マルチン・オノリオを挑戦者に迎え7度目の防衛戦を行うことが決定。

なにかハリソンはレイシーを倒す前のカルザゲと同じ臭いが。実力はあるのにイマイチ注目されないという。同じ英国人だし。やはりカルザゲと同じようにビッグファイトを制するというきっかけが必要か。
目立ったスター選手がいなくなった現在のフェザー級。となるとやはり狙うは、同日にアメリカのリングでロッキー・フアレスと対戦するマルコ・アントニオ・バレラへの2階級制覇を賭けての挑戦か。


そしてもう一人のハリソンといえばシドニーオリンピックヘビー級金メダリストのオードリー・ハリソン。

金メダリストへの期待も虚しく、デビューから連勝は保つものの冴えない試合の連続、挙げ句には試合枯れ。そして昨年には、ついに同国のライバル、ダニー・ウィリアムスの前に初黒星。

これで引退かと思っていたら、今回ドミニク・グインを相手に再起戦。しかし結果は再び3ー0の判定負け。致命的となる連敗。オリンピック金メダリストのエリートはこのままひっそりとリングを去るのでしょうか。