「風林火山」
「登場人物」「第２０弾」
「上杉定実」（うえすぎさだざね）
「最後の越後守護」「上杉房実の子」「兵庫頭」
「文亀３年」（１５０３）に
「越後守護「上杉房能」の「養子」となる。
「永正４年」（１５０７）
「守護代「長尾為景」に「推戴」されて
「房能」を「自害」させ（天水越の合戦）
「翌年」（１５０８）１１月」に
「幕府」より「正式」に認められて「越後守護」となった。
これを怒った「房能の兄」で
「関東管領「上杉顕定」の「侵攻」を受け
支えきれずに「為景」らと共に「越中国」に「逃亡」したが
「永正７年」（１５１０）「越後国長森原」にて
「顕定」と戦ってこれを滅ぼし「越後国」に「復帰」した。
「永正１０年」（１５１３）には
「宇佐美房忠」と結んで台頭著しい「為景」を除こうとし
「越後国春日山城」にて「挙兵」したが敗れ
「為景」の「居館」に「幽閉」された。
これによって「守護権力」を
「為景」に「簒奪」されたが
「為景」の「引退後」に「為景嫡子「長尾晴景」に擁され
「越後守護」の「地位」を「回復」した。
「嗣子」がなかったため
「伊達稙宗」の「三男・時宗丸」（のちの伊達実元）を
「養子」に迎えようとするが
これに「反発」する「国人領主」らも多かったため
「国人領主」ら「同士」による「内乱」を招いた。
「この内乱」を鎮められなかった
「晴景」に代わって「晴景の弟「景虎」（のちの上杉謙信）が
「頭角」を顕してくると「晴景」と「景虎」は
「不和」になったがこの「両者」を「和解」させ
「景虎」を「春日山城主」につけた。
「天文１９年」（１５５０）２月２６日没」
「法号」は「永徳院天仲玄清」
この「定実」を「最後」として
「越後守護上杉氏」は「断絶」した。
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