…読める?

生地じゃないよ。豆腐でもないよ。

2006-12-31 16:52:28 | 深い話
昨晩、祖父は帰らぬ人となりました。

家に帰ってきたじぃちゃんは、とても安らかな顔をしていました。

いっぱい泣いた。泣きつかれた。それなのに、すぐに涙が出てくる。

励まし、励まされる初めて見た家族の姿があった。



2006年を表す文字

「命」

この意味は、最後の最後にあたしに何を教えてくれたのだろう。

私は今まで、身近な人の死というものを経験したことがなかった。

動かなくなった人間をこの目で見るのは初めてだった。

いまにも起き上がってきそうな、寝息を立ててねているんじゃないかと。

祖母の涙。

父の涙。

姉の涙。

叔父、叔母らの涙。

してあげたかったこと、沢山ありすぎて悔やみきれない。

どうしてもまだ完全に受け止めていない自分がいる。

享年81歳。

やり残したことはないと言った。

ここまで生きてこられたのも幸せだと人は言う。

私は22歳、

もしかしたら祖父よりも短い命となるかもしれないけれど、

自分の命をまっとうしたい。

悔いが残らないように。祖父のように逝けるように。



じぃちゃん、ありがとう。

じぃちゃん、さよなら。



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祖父

2006-12-30 19:30:41 | 深い話
今日、実家に帰って、

祖父が脳内出血で倒れたことを聞かされました。

それでも、私が駆けつけた時は、まだ意識もあり、

私の手をしっかりと握ってくれました。

「あたしもがんばるから、じぃちゃんもがんばるんだよ!!」

涙まみれのあたしの顔を、

祖父はしっかり目を開いてうなずきました。



容態は今日の昼にさらに悪くなりました。

医者は家族を集めて、延命措置の有無を話し合ってくれと言いました。

のどを切って管をつなぐと、

祖父はもうしゃべれなくなり、寝たきりとなる。

一旦管をつないでしまったら、

苦しそうだからって抜くことは犯罪となるのでできない。

このまま、延命措置をしないで、

祖父の力だけで治る確率はかなり低い。

でも、最高で車椅子の生活になれるという確率もゼロではないとのこと。

私たちの出した結論は



延命措置をしない、と。



がんばって、じぃちゃん。

神様、あと少しでいいから、じぃちゃんといさせて下さい。

私には、何ができるのか、何も出来ない、悔しい。
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あいたたた

2006-12-07 23:43:49 | Weblog
先週に引き続き、絶不調ですが。( ´△`)

実験うまくいかない・・・
NMRになぞのピークが多数出現・・


センスがないのかしら・・


あーーー

早く休みになんないかなぁ。ε-(ーдー)
コメント (2)
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