昨晩、祖父は帰らぬ人となりました。
家に帰ってきたじぃちゃんは、とても安らかな顔をしていました。
いっぱい泣いた。泣きつかれた。それなのに、すぐに涙が出てくる。
励まし、励まされる初めて見た家族の姿があった。
2006年を表す文字
「命」
この意味は、最後の最後にあたしに何を教えてくれたのだろう。
私は今まで、身近な人の死というものを経験したことがなかった。
動かなくなった人間をこの目で見るのは初めてだった。
いまにも起き上がってきそうな、寝息を立ててねているんじゃないかと。
祖母の涙。
父の涙。
姉の涙。
叔父、叔母らの涙。
してあげたかったこと、沢山ありすぎて悔やみきれない。
どうしてもまだ完全に受け止めていない自分がいる。
享年81歳。
やり残したことはないと言った。
ここまで生きてこられたのも幸せだと人は言う。
私は22歳、
もしかしたら祖父よりも短い命となるかもしれないけれど、
自分の命をまっとうしたい。
悔いが残らないように。祖父のように逝けるように。
じぃちゃん、ありがとう。
じぃちゃん、さよなら。
家に帰ってきたじぃちゃんは、とても安らかな顔をしていました。
いっぱい泣いた。泣きつかれた。それなのに、すぐに涙が出てくる。
励まし、励まされる初めて見た家族の姿があった。
2006年を表す文字
「命」
この意味は、最後の最後にあたしに何を教えてくれたのだろう。
私は今まで、身近な人の死というものを経験したことがなかった。
動かなくなった人間をこの目で見るのは初めてだった。
いまにも起き上がってきそうな、寝息を立ててねているんじゃないかと。
祖母の涙。
父の涙。
姉の涙。
叔父、叔母らの涙。
してあげたかったこと、沢山ありすぎて悔やみきれない。
どうしてもまだ完全に受け止めていない自分がいる。
享年81歳。
やり残したことはないと言った。
ここまで生きてこられたのも幸せだと人は言う。
私は22歳、
もしかしたら祖父よりも短い命となるかもしれないけれど、
自分の命をまっとうしたい。
悔いが残らないように。祖父のように逝けるように。
じぃちゃん、ありがとう。
じぃちゃん、さよなら。