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セドナ2日目~カセドラルロック~

2008-04-27 | 
2007年7月5日
セドナ滞在2日目

朝5時に私達の泊まっていたホテルにアトラス・アメリカのガイドの女性方がピックアップに来てくれました。

他のツアー参加者は2名
偶然私達と同じベストウエスタンに宿泊していた女性
それぞれ個人で旅している日本人

またまた偶然にも2人とも東京在住で一人はなんとご近所さん
セドナに来て『吉祥寺』を耳にするとは思いませんでした

セドナと言えば、ネイティブ・インディアンの聖地
世界のパワースポットの一つ
世界中から癒し・気付きを求めて人々が訪れる場所
住民の多くはニューエイジと呼ばれるアーティスト(街にはギャラリーがたくさん!)、ヒーラー、占い師、リタイアした人

魅力は多くありますが、私が体験したかったのはボルテックス

ボルテックスとは『地球からのエネルギーが地表に出てくると考えられる場所』のこと。ラテン語で渦巻きという意味。電気、磁気の力が渦巻いている場所のこと。

セドナにはそんなボルテックスが点在していますが、その中でもベルロック、エアポートメサ、ボイントンキャニオン、カセドラルロック4大ボルテックスと呼ばれ、そのエネルギーが強いところです。

ボルテックスにはそれぞれ異なるエネルギーの特長があります
この日登ったカセドラルロック(ゴシック様式の大聖堂のような形をしているからその名がついた)は精神面に影響を与え、身体のエネルギーのバランスを整えたり浄化する、女性的エネルギーが強いボルテックスです
カセドラルロックに登ると、温かいエネルギーに包まれ、感情の調和が生まれ、心が安らぐ。孤独や疲れを感じたときに訪れてみるといいそうですよ

カセドラルロックの説明はこれくらいにして、1枚目の写真は登頂直前です
まだ太陽が昇っておらず、月が見えています



ここが出発地点
(下山後に撮ったので空が青いです)



ガイドの方が説明をしてくれたり、登り方やコツを教えてくれながらズンズン登ってゆきます(足早ですなぜなら、山頂付近でご来光をあがめたいから)

テンションも高いし、45分くらいで着くと聞いていたので楽勝だと思ってました
この時までは・・・(この前テレビ『世界弾丸トラベラー』で国分佐知子さんがここに登ったときは1時間30分かけてゆっくり登ってました)



でも、想定外の急斜面、足場の悪い危険なところ、岩と砂で滑りそうになったり・・・ガイドさんが足を置いた通りに慎重に一歩一歩進んで行きます
まだ6時くらいだから気温はそれほど高くないのですが、息はあがるし、両手も使って這い蹲るように登りました
心の中では『いやいや、聞いてないよ!』と毒ついてしまうほど大変さ


私達が今日最初の登山客のようで、他に誰もいません
真後ろの山からもうすぐ太陽が顔を出します



ちょっとスピードアップ


東側から朝日が昇り、西に満月が沈んでいく
カセドラルロックの向こうに満月、反対側の山に太陽
大地が目覚める瞬間に立ち会いました


朝日に照らされたところだけ岩が赤く染まっていき、その赤がジワジワと広がってゆきます

あっという間に岩全部に太陽の光が届き、同時にカーッと暑くなり始めます
太陽のパワーを感じます



もうすぐ頂上
ただ黙黙と足を進めるだけ



頂上到着~!!



これはセドナの山を登るときやトレイルロードに必ず一定の距離である目印
90センチくらいの高さで円筒形のワイヤーで出来たカゴの中に石がぎっしり詰めてあります
この目印を辿って登るのですが、地面と同じ色の石が詰めてあるので注意しないと見失いそうになりますヨ


山頂に不思議なものがあります
ブラックプラミッドと呼ばれているものです
他の地面の色とは明らかに違う、苔色の石が連なっていて、

それを辿ると苔色の三角形のピラミッド型になってるんです(見難いですが)
これは人工的なものではないそうです
不思議です



頂上でのトティ(オット)



山頂で20分くらい自由時間を与えられて、好きな場所で好きなようにすごしました
私は、トティ(オット)が立っていた場所に行きたくて、ものすごく怖かったけど(だって狭い足場のすぐ横は崖!)勇気を出して行ってみる事に



靴を脱いで、遥か彼方まで延々と続く大自然の絶景を眺めました
さっきまでビクビクしていた小心者の私でしたが、実際立ってみると全然怖さを感じません
ずっと眺めていたかったけど、極自然に目を閉じました

すると、今まで味わったことない優しい風が吹き、セドナに来てから聞いたことなかった鳥のさえずりを聞きました

その他はなんにも音がしない
ものすごい静けさ
朝一番に登ったのも良かったです
こんな空間を貸切りできたんですから!

今でもトティと話すのですが、ここに居る時の穏やかな空気が旅の中で一番印象に残っているのです
思い出してもスーッとする、周りは果てしなく岩の世界なんだけど、山頂に流れていた風、それがまだ胸の中で感動として残ってます

ところで、私はカセドラルロックに登り始めてからすぐ足の裏がピリピリジンジンしていました
中腹まで来ると今度は手がパンパンにむくんできたのです!
高山病??いやいや、そんなに標高高い山じゃないし・・・とガイドさんに症状を伝えたら、それがボルテックスのせいだ、ということでした

その後、私の足や手は他にも訪れたボルテックスでも反応してました
トティはあまり感じなく、磁場が強いところで手にピリピリと感じたくらい
人によって出る症状は違うそうです

~次はベルロックへ登ります~