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静岡発、山歩き。

静岡県浜松市在住。山行記録を中心に、山に関するモノゴトを発信していきます。

EOS kiss X5の修理。その3

2013年12月15日 | 道具
カメラを修理に出してから5日ほど。大体10日くらいかかると言われているので、まだ店から修理完了の連絡はない。

しかしネットで買ってしまった中古の単焦点レンズはすでに店着してしまっている。店着から一週間たつと購入予約がキャンセルとなってしまうので、なんとかそれまでにカメラ本体の修理が完了してほしいものだ。

何度も店に足を運ぶのは面倒なので、できれば一回でカメラ本体とレンズを引き取りたい(そうやって横着しているとまた面倒なことになりそうな気もするが)。



山仲間とカメラ故障と修理の顛末について話していたところ、カメラの修理代は自分が加入している山岳保険でなんとかなるんじゃないかということに気が付いた。

携行品が破損や故障した場合、それを補償してくれる「携行品特約」見たいなものが補償内容に入っていれば、多少の免責があったとしても今回の修理代に充てられるのではないかと。

さっそく自分が入っている保険の補償内容を確認したところ、残念ながら「携行品特約」の項目はあるものの、自分の保険ではカバーしていなかった。がっくし。ちなみにその「携行品特約」を付けていた場合は、免責3千円で10万円まで補償してくれるということだった。

しかし「携行品特約」を付けると、当然保険料も値上がりする。自分の場合は約1万円の保険料から倍の約2万円になる。その他いろいろな特約もカバーできるのだが、「携行品特約」を付けるのには自分が入っている保険はあまりお得ではないらしい。

今回はカメラの故障だが、考えてみればカメラ以外にもGPSや時計、スキーやスノボなど、山行中に壊れそうなものって結構多い。しかも、壊れた場合の修理代はどれも高そうだ。そう考えると、山岳保険は遭難したときの補償ばかりでなく、こういう身近な補償についてもしっかり考えて保険を選んだ方がいいんだな。勉強になった。

今の保険が満期を迎えるのは来年の夏なので、きっとその頃には忘れているんだろうけど。

発掘された山道具たち。

2013年12月09日 | 道具
先週末、時間があったので今更ながら衣替えをした。と言っても実際は山道具の整理だ。

山道具が増えてくると、以前買ったものがどこかにいってしまうことがよくある。

今回、押入れに突っ込んだ荷物を全て引っ張り出してみたところ、それらのいくつかが発掘されたので記念に(?)メモしておく。





イスカのライトスパッツ。山登りを始めて間もないころに買った、初めてのスパッツ。

使っているうちにファスナーが閉じにくくなってしまったり、アイゼンを引っ掛けてあちこち穴だらけにしてしまい、すでにボロボロ。

新しいものに買い換えてからは全く出番が無くなってしまい、段々と押入れの奥の方に引っ込んでしまった。

たぶん、今後も出番は無いと思うが、捨ててしまうのももったいないので、きっと再び押入れの奥へ潜り込むことになるだろう。






メモ帳。耐水性の紙を使っており、工事現場など屋外での使用を想定した商品だ。

山でちょっとしたメモをとったり、テントの中でその日の記録を書いたり、余裕があればスケッチをしたりできたらいいな~なんてことを考えて買ってみたものの、実際は5ページも使わないうちに飽きてしまった。お役御免。

見るたびに飽き性っぷりがわかって嫌になるが、残りページの多さやモノとしての所有感から、こいつもやはり捨てることができないだろう。





ビクトリノックスのマルチツール。

プレゼントでもらったのであまり大きな声で文句は言えないが、このモデルは機能満載で重い。

必要最低限の機能だけあり、ひもをつけて首から下げられるくらいの重さがちょうどいい。

こいつは山には持って行かずに家で使うこととしよう。





スノーピークの折りたたみ傘。めちゃくちゃ軽い。

長い林道歩きやテント場などでは傘が一本あると便利だ。普段使いとしてもカバンに一本忍ばせておくのもいい。

ところが知らないあいだにどこかにいってしまって、今回見つかったモノの中では一番の掘り出し物となった。

今年の夏はこの傘が見つからなかったので、コンビニ傘をザックに括り付けて山に行ったっけ。

EOS kiss X5の修理。その2

2013年12月09日 | 道具
EOS kiss X5を修理に出して、その後。

某キタムラから電話があり、某日研テクノでなくキヤノンSCに確認したところ、修理代は同じだということだった。

本当かなと思いつつも段々とやり取りが面倒になってきたので、結局キヤノンSCで修理してもらうことにして決着させた。

修理代17000円は痛いはずなのに、何を思ったのかついでに単焦点レンズを買ってしまった。アホだな自分。

単焦点の新しいカメラを買ったと思うことで自分を納得させるんだ。

修理からあがってくるのは大体10日後だいう。年末年始の山行には絶対間に合わせたいので、遅れないことを願う。

EOS kiss X5の修理。

2013年12月07日 | 道具
山に行くときは大抵カメラを持っていく。

先週行った長者ヶ岳~天子ヶ岳にもカメラを持っていったのだが、途中でそのカメラが故障してしまった。

休憩時にそこから見える富士山を撮ろうとファインダーを覗いたら、真っ暗で何も見えない。レンズキャップを外し忘れたかなと思って確認したが、ちゃんと外れている。もう一度ファインダーを覗いたが、やっぱり真っ暗。その瞬間「あー故障だわ」と思った。

今使っているEOS kiss X5を使い始めて1年ちょっと。撮影枚数は約11500枚だ。故障のタイミングとしては早い気もするが、その辺はデジイチ初心者の自分にはよく分からない。こんなもんなのかな。

レンズを外してボディ内部を見てみると、ミラーが上がりっぱなしになっていた。そのためファインダーを覗いても何にも見えないのだろう。
指でミラーを下ろして(この辺の扱い方で性格が出るね)、ファインダーを覗くと一応見えることは見えるのだが、シャッターを半押ししてもオートフォーカスがうまく作動しない。ぼけぼけの状態でシャッターを切ると、撮れたのはこんな感じ。



全然だめだ。故障確定。

その後、ファインダー撮影はだめでもライブビュー撮影ならできることに気が付き、結局この日はライブビュー撮影で乗り切った。



数日後、カメラを修理するために近所の某キタムラへ持ち込み、修理が可能かどうかとざっくりとした費用を聞いてみた。

やはり原因はミラーが上がりっぱなしになっているためで、修理が必要とのこと。
費用は6000円~7000円位だろうということだった。

「手数料込みで1万円弱か、ちょっと痛いけど仕方ない。飲み代で節約しよう。」と自分を納得させ、そのまま修理に出した。



そして今日。家に一通のハガキが届いた。名古屋の某日研テクノという某キタムラからカメラの修理を請け負っている会社のようだった。
ハガキには修理代の見積もりが記載してあり、そこにはこんな数字が。



約17000円…。ちょっと待った、聞いてた金額と全然違うじゃないか。トータル10000円になるのとプラス10000円とでは、もちろん全然違う。

ハガキには見積もりのほか「そのまま修理を依頼するか、あるいは修理をせずに返却するかを決めて返信してほしい」という旨が書いてあったが、そんなことは二の次で、見積もりの金額について某キタムラに問い合わせてみた。

「聞いてた金額と全然違うんだけど、どんなもんでしょうか?」いきなりケンカ腰で行くと、万一正当な見積もりだった場合にとっても恥ずかしいことになるので、クレームのようでクレームでない、それでいてクレームのような微妙なニュアンスで聞いてみた。

しかし「依頼業者に確認してみます」とお茶を濁され、土日で対応できないから週明けに電話しますと、結局結論がでないまま電話を切ってしまった。

「惜敗」の二文字が頭に浮かんだが、とりあえず週明けの電話を待つこととしよう。第一、元はといえば、ろくすっぽ調べもせずに思いつきで某キタムラに持ち込んだ自分が悪いのだ。最初からキヤノンのサポートへ出しておけばよかった。

年末年始にはどこか山に行くつもりなので、なんとしてもそれまでには修理を完了させてしまいたいものだ。

スタッドレスタイヤ(ピレリ アイスコントロール)。

2013年12月06日 | 道具
冬山シーズンも間近に迫り(もう入ってる?)、スタッドレスタイヤを購入。先日、取り付けが完了した。

昨シーズンはスタッドレスの購入を見送っていたので、久しぶりに愛車が冬仕様となった。
というのも、静岡県はほとんど雪が降らない県で、特に浜松市は雪が降ったとしても積もるのは数年に一回という程度。普通に生活している限りではスタッドレス不要の地域なのだ(それも手伝って全国的にも住みやすい県として一部で人気)。

雪のあるところに行くのは山に登る時くらいで、シーズンに数回しか必要としない機会のためにスタッドレスを履くのはすごくもったいない気がしていた。週末だけでなく平日も車に乗っているので(しかも多走行)、もったいない感に一層拍車がかかっていた。

しかしながら、気軽に雪山に行けないというのは思いのほかストレスで、シーズン期間中、ずっともやもやとした気持ちを抱えるくらいなら「いっそ買ってしまえ!」と今回の購入に至ったのである。

国産有名メーカーのタイヤは評判こそいいが、いかんせん高い。「北海道での装着率ナンバーワン」とかいう宣伝文句を聞くと「やっぱりこれだよな~」とか思ってしまうが、価格を見るとはっと我に返るのである。自分が住んでいるのは北海道ではなくて静岡県だ。

あれこれ見た結果、選んだのはピレリ社のアイスコントロールという商品。
最初に見たのは近所のオートバックス。車にそれほど詳しくないので(殊にタイヤにおいては)「ピレリってどこの会社?」と思ってしまったが、調べてみるとピレリはイタリアの会社で、なんとF1などのモータースポーツでもこの会社のタイヤが使われているそうだ。いやいや、ちゃんとしたメーカーではないか。物を知らないって恥ずかしい。日本の一般ドライバーはタイヤのメーカーというと、ブリジストンとダンロップくらいしか聞かないもんね。

海外メーカーであるものの、このタイヤは日本仕様として開発、販売されている商品だそうだ。
個人的に魅力だったのは、ドライ路面に強いという評判だ。スタッドレスタイヤを履いたとしても実走行の9割以上は雪のないドライ路面を走ることになるので、雪道だけでなく、ドライ路面でもそこそこ走れるというのは「北海道での装着率ナンバーワン」よりもぐっと心を鷲掴みにされる宣伝文句であった。周りでピレリのスタッドレスを履いている人は見かけないが、ネットの口コミを見ても一定の評価はされているので、少なくともハズレではなさそうだ。

性能が魅力だと書いたが、一番魅力だったのはやはり価格。
オートバックスではオンラインショップでこの商品が販売されているが、他でタイヤの通販サイトを探してみると、容易により安いところを見つけることができた。
いくつかあるサイトの中で、近所の整備工場と提携しているところがあったので、ここで購入を決めた。
整備工場に商品の直送、取り付け工賃の見積もりを依頼したあと、タイヤを購入。
数日のうちにタイヤが整備工場に到着し、取り付けまで約一週間と、スムーズに事を運ぶことができた。

これに限らず、大体スムーズに物事が行く時は大体あとでしっぺ返しが来ることが多い。
取り付けが無事終わったからといって油断はできない。支払いを済ませて、いざ車を発進させると…おや?なかなかいいじゃないの!以前履いていたクタクタの夏タイヤよりも走り出しは快調だ。滑るように前に進む。
店を出てから慣らしを兼ねて20kmほど走ってみたが、全く問題ない。雪の降らない静岡で雪道は試しようがないが、少なくともドライ路面においては普通に走ることができる。あたりまえか。

今年もあとわずかだが、年が明けるまでに一回くらいは雪道を走ってみたい。
というかタイヤ購入の元をとるためにも今シーズンは積極的に雪山に行きたいと思う。