森の名手・名人「上林規男」

林業師・上林規男(秩父だいす木会)
　（社）国土緑化推進機構では、平成１４年度から、森に関わる生業や地域生活に染み込んだ営みのうち、優れた技をもってその業を極め、他の模範となっている達人を「森の名手・名人」として全国で毎年１００名認定しています。平成１６年度、この名誉ある「森の名手・名人１００人」の１人として認定されたのが「秩父だいす木会」の上林規男氏です。　
　木材の搬出における一連の流れ（架線索張り、伐採、集材、運搬までの作業）をたった１人で全て行う、架線集材の名人です。巨木を伐倒する技は、埼玉県が誇る林業技術者として、その活躍が多いに期待されています。

　「秩父だいす木会」は上林氏をはじめ秩父で森林業を行う育林、伐採、製材、建築の専門家集団です。秩父の木は住宅材として長い歴史があり、伝統技術が優良材を育成してきました。「秩父だいす木会」は、秩父の優良材を活用した家造りを提案しています。
　また、美しい秩父の森林を次世代に残すため持続的な発展のために森林保全を進めています。この「秩父だいす木会」ブログを通して、多くの方に秩父の森林業の育成と普及啓発のために情報発信をしていきますので、皆様のお便りをお待ちします。