もともと東京メトロ半蔵門線から東急田園都市線へ乗り入れる想定でつくられた東武30000系。
実際の乗入れまで時間があったため、東武線内で分割もできて使いやすい4両+6両で10両を構成。
ところがこれが地下鉄や東急では中間の余分な運転台がアダとなって、ほとんどが東上線へ「転勤」させられる羽目に。
しかも地上専用(今では東上線の中間運転台も機器が撤去されている)で。
東急でラッシュ時に最も混雑する位置に、無駄な中間運転台がハマってしまったんだとか。
東上線用の運転台。東武では初めてのワンハンドル。
圧力計と速度計。
今では珍しい半蔵門線の運用につく本線の30000系。
個人的には、加速がよくてスムースな走りで30000系を気に入っている私。
不運な運命に同情する思い入れが奥底にあるかも。