rdは,ruby-documentか何かの略だったと思う.書くのが楽で,そのままでも読みやすいドキュメントフォーマット.rdからtexに変換してくれるrd2tex/rd2prosperを併用すると,さらに活用の幅が広がる.最近何かとtexを書く機会が多いが,rd2texのおかげで手軽に作成できて大助かり.
cygwin上でrdを使う環境を構築する際の注意書きなどを,忘れないうちに書いておく.
rd2texで変換する場合に
= hogetitle
:author
hogeyama hogetaro
== hogesection
...
と書いてやると,@info["author"]に"hogeyama hogetaro"が入る.テンプレートのhoge.rtexをいじるときに必要.
画像・数式埋め込みの都合上
begin{hoge}
...
end{hoge}
をverbatimにするスクリプトを間にはさんで使っている.しかし,texへの変換以外の用途には不向き.何かよい方法はないものか.rdに画像や数式を埋め込もうとしていること自体が間違っているのかもしれないが.
rabbitという,rdで書けるプレゼン用のツールもある.pdfやpsに変換もできるらしく,使おうとしたのだが,悲しいことに環境構築がうまくいかない.仕方がないので
rd -(rd2prosper)-> tex -(platex)-> dvi -(dvipsk)-> ps -(ps2jpdf)-> pdf
で資料を作成した.日本語を含んだ文書を正しく変換するためには,ghostscript,gsviewは最新のものを使用するのがよさそう.
いざ探そうとするとなかなか見つからず苦労するので,関連しそうなページをメモ.
RD記法
http://www-mats.ist.osaka-u.ac.jp/~kawaji/rd_howto.html
rdtool
http://raa.ruby-lang.org/list.rhtml?name=RDtool
rabbit
http://www.cozmixng.org/~rwiki/?cmd=view;name=Rabbit
rd2tex/rd2prosper
http://www.cozmixng.org/~rwiki/?cmd=view;name=RD2TeX
ps2jpdf
http://www.misojiro.t.u-tokyo.ac.jp/~kuroky/tex/