梅にうぐいす

”うぐいすのさえずり”

介護業界を目指す方

2012年05月02日 | さえずり
これから介護業界を目指す方へ

最近の傾向は”安定志向”にあるようですが
責任と言うリスクをどれだけ負えるかで待遇は変わるという
基本的なことは忘れないで欲しい

注意する点

①多くの求人人数
 特に施設ではある一定の人数が居れば良いので
 多くを採用するということは裏返せば多くの退職者が居たということ
 俗称、”心太採用”には要注意

②表面上の数字に騙されるな
 手当からすべてを盛り込んで記載するケースが増えています
 冷静に、年間延べ労働時間を計算して、時間当たりのコストを
 確認しましょう

③目標の明確化
 介護現場でスキルを磨くなら3年後の介護福祉士を視野に
 5年後、マネジメントと言う面ではケアマネ取得を目標に
 ただし、運営全体となれば雑務から全てを一通り出来ないとダメ
 0からの再構築が出来ずに、旧態依然とした仕組みに
 乗っかる様では責務ある役職には就けない=待遇もそこそこ止まり

④虫の目、鳥の目
 細かく見る視点は介護に就く方は得意ですが
 俯瞰で物事を見るとなると苦手にされる場合が多いので
 制度や年金問題にも普段から関心を寄せるようにしておきましょう

⑤シルバーマーケット
 加速的に拡大していることは事実です
 そうした中にビジネスチャンスは生まれていきます
 ただ、そうした視点で事象を捉えられるかは個々の力量であり
 教育環境にある


⑥環境に馴染むな
 一般社会、企業に比べて優しい方が多く、甘い面が多々
 ぬるま湯社会な面があります
 その温度に馴染んでしまうと、知らない間に茹でガエルとなります
 自己の立ち位置を常に確認することを忘れずに実践
 自己満足では無く社会での価値を思い描き働く習慣
 

⑦費用対効果
 費用対効果を聞かれるシーンなんて皆無です
 自分の働いている事業所の年商すら知らないってことも多々
 でも、処遇改善は希望するとなると
 何か理屈上もおかしいと思いませんか??
 自分自身に置き換えれば、月給20万前後で
 小遣いの値上げをしているようなものです


------------------------------------------------------------

社会人1年生としての
教育や理念が周知されないまま、OJTで現場に入るとこのような
『イズム』が形成されないまま年齢だけ重ねることに

良い指導者、悪い指導者
いろいろながら学ぶ点では取捨選択すれば良いだけのこと
モノを選ぶようにイズムの選択眼があれば
介護業界でも決して悪い待遇で働くことは無いと言えます

そうしたスキル(資格ではありません)を有していれば
オーナーなどは放っておかないからです
先ほども言いました通り
業界は成長産業ながら、そうしたポストに就ける人材は明らかに過不足です
一般スタッフですら求人をしても集まらない訳ですから。
逆転の発想で考えれば
だからこそ、階段を上り詰めることは意外と簡単なのかもしれません

最新の画像もっと見る

コメントを投稿