新年度も始まり加算算定に向けた動きが緩やかながらスタートしている様子
6ヵ月間の実績
その1/6がどうなるかで算定できるのが10月からなのかも決まる
ただ、先月と同じ感覚で入退所をしている老健も多く
(そう簡単に変われるものではない)
算定予定としながらも時期についてはおそらく
どこも「未定」というのが正解ではなかろうか
この21単位算定の実績を実地指導の時
どう見ていくか??
私が実地指導する立場なら…
最初に見るのは平均在所期間
これは情報公表にも掲載されています
その日数に着目するでしょう
平均在所期間が長期間なのに21単位算定という事業所に
目を付けます
もちろん100床老健なら2/5の在宅復帰でOKなのは判っていますが
あくまで机上論
やはり今まで長期化させていた老健が
在宅復帰に簡単に舵を切れるとは思えません と断言
もっと具体的に言うなら
在所期間300日を既に超えている事業所は
算定予定で6か月間目指そうとしても脱落するだろう
あくまで私見ですが…
報酬単価が下がり年商が落ちた分を取り戻す方法として
算定予定としているが簡単では無い
在宅復帰に取り組むスタッフの意識が
「はい、4月です。変えましょう」なんてなる訳ない
医師、ケアマネ、相談員、看護介護、リハ
まさに老健内の多職種協働での在宅復帰が構築されないと
先般書いた図のように途中脱落する老健が殆どであろう
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21単位
市内や府下での算定
この半年間はオリンピック加算と呼んでいます
とりあえず算定するという競技に参加することに意義があるとする事業所があるようですから
算定予定が
仮に半々程度とすれば
半年後の比率は7:3か8:2になるだろう
在宅復帰息切れ状況に陥るからです
一方21単位算定老健周辺の居宅へは
息切れ老健は
在宅復帰条件緩和で営業を掛けていくことになるでしょう
21算定する老健は
良い意味でのしっかりとした”囲い込み”が出来ていなければ
灯台下暗しとなる
算定に関連して
もう一つ
単体老健とグループ老健
グループ老健とは法人で各種介護サービスを有する老健のことね
今回の在宅復帰で優位に思われがちなのは
こうしたグループ老健
在宅復帰後の介護サービスの準備がし易いからです
ここにも実は”落とし穴”
同一法人と言いながらも連携が脆弱なグループが多いということ
必ずしもグループで在宅サービスを有しているから有利と言うことは無さそうで
算定の可否をグループ連携が握ってることは無さそう
ケア・スポット梅津ホームページにも
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