PLUS C HOME 泣き笑い日誌 

注文住宅建築活動や私生活で色々学ばせて頂いたことを掲載させて頂きます。

中古戸建住宅の購入チェックポイント

2012-02-18 19:28:32 | 日記
 外壁の仕上げ・劣化状態を確認してください。基礎同様、ちいさなヒビ割れは問題ないですが

大きくなると雨水が入りやすくなり、主要構造部が劣化している可能性がでてきます。

 最近の建物は、外壁材にサイディングを施工したものが増えてきています。継ぎ目に

ズレが出ている場合は、構造上、問題がある可能性があります。



上の写真は、サイディングとサッシの継ぎ目にズレが生じている写真です。

このような状態ですと、その下の主要部分に変化が生じている恐れがあります。また

雨水が入りやすくなり、劣化の原因にもなります。

 屋内に入ったら、最初に確認して頂くのが、壁のシミ・ヒビです。小さなシミやヒビでも、

裏では大きな損傷が生じている可能性があります。例えば、地震でパイプが曲がって水が漏れ、

壁面にシミが生じたとすると、原因がわかれば、早急にパイプを修理すれば大丈夫だと思うかも

知れませんが、パイプが曲がったと言う事は、それだけの力が建物にかかったということが考え

られます。別の箇所にも大きな損傷が生じているかもしれません。こうした異常がみつかったら、

専門家に知らせ、損傷の程度や修繕の必要性を判断してもらった方がいいでしょう。


では、本日も読んで頂きありがとうございます。

最低限これだけはチェック

2012-02-17 18:56:09 | 日記
 中古戸建の外観のバランスをまず、物件から少し離れて、建物全体の印象を

チェックしよう。

 建物の形状からだけでっも、構造的なバランスのよしあしについて、いろいろな

ことが分ってきます。建物の形状は強度に大きく影響します。理想の形はどっしりと

した箱型です。2階3階が1階よりも大きい頭でっかちな形状(オーバーハング)は、

大地震のとき被害が大きくなる傾向があります。また、建物は、壁と床で支えられて

います。開口部の面積比率が高い建物は、壁量が不十分で強度が不足している可能性

が高いと考えられます。大きな吹き抜けがある物件も要注意です。開放間があり魅力的

に感じますが、2階の床がない分、耐震性には不安が残ります。


 基礎コンクリートのヒビ

外観をチェックしたら、次に見たいのが、基礎のコンクリートの状態です。コンクリート

やモルタルは、新築後、年月を経って乾燥してち縮んできます。その際、ヘアークラック

と呼ばれるヒビ割れがよく発生します。小さなものなら基本的に構造上問題はありませんが

地震などでかかった力に耐え切れずに生じたヒビ割れだと、大問題になります。



重要なヒビ割れかどうか、その判断基準となるのは、ヒビ割れのすき間が0.5ミリ以上かどうか

で判断していきます。ちょうどシャープペンシルを携帯すれば、簡易診断に役立ちます。シャーペン

の芯がすき間に入るかどうかで判断してみて下さい。

では、本日も読んで頂きありがとうございます。

中古マンションチェックポイント

2012-02-16 18:57:09 | 日記
 中古マンションの建物の形状について

 鉄筋コンクリートのマンション、新耐震規準を満たしていれば安心と思われがちですが

必ずしもそうとは言えないのです。

 特に、1階のほとんどが駐車場になっているピロティ構造のマンションは、

壁量が少なく耐震性が弱いとされる。実際、阪神・淡路大震災のとき、例外

的に大きな被害を受けた築浅マンションがありました。実際、私もたまたま

阪神・淡路大震災での復興作業に約1年間程現地に行っていたのですが、(仕事

で行っていました)そのマンションの上部はしっかりしているのですが

1階部分が無くなっており斜めに傾いているマンションを三宮や灘区の山の手

の所だったと思うのですが何箇所か見ました。

 また、1階部分が大型店舗になっているマンションも、開口部が大きく壁量が

少ないと、耐震上、問題があるとされています。

 また、極端なセットバックをしているマンションで、不整形のマンションも、安定感

に欠ける形状です。

 ご参考にして下さい。

 では、本日も読んでいただきありがとうございます。


 

本日は、休日なんです!

2012-02-15 22:03:47 | 日記
 本日は、天才コピーライター ひすいこたろう の名言セラピーより

 「勇気がないから達成できた!」

衛藤信之先生からお聞きした話です。


70代でアメリカ大陸を歩いて横断した

あるおばあちゃんがいるそうです。


70代で、しかも歩いて、
しかもアメリカ横断。



大阪横断じゃないんです。これはすごい。


ゴールする瞬間は、世界中の記者が集まったそうです。

アメリカ横断を達成した瞬間、

このおばあちゃんの第一声がかっこいいんです。



「最初の一歩を踏み込む
勇気がなかったから、
達成できました」



こういうことだそうです。



おばあちゃんは孫からスニーカーを

プレゼンとされたので、

うれしくて、そのスニーカーをはいて

隣の州の友達に会いに行きました。

着いたら、


「今度は、あっちの州も行ってみよう。

ひざが痛くなったら、タクシーで帰ればいいことだし」


こんな気楽なノリで歩いてたからこそ、

いつのまにか達成できたとのことです。


最初からアメリカ横断をやってやろうなんて

勇気があったら、絶対できなかったと。


すごいですよね!


なにがなんでもと、やらなくてもいいんじゃないでしょか?

気ずいたら、続いてた。

それが遠くまで行く秘訣かも。


こんなグレートなおじいちゃんになってやる!!

では、本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。

中古住宅の価値を見極める

2012-02-14 17:59:08 | 日記
 前回の、表題で「ラッキーですね!」のラッキーを書いていませんでした。すみません!

では、そのラッキーの件ですが、今、戸建住宅を建築中のO様邸の窓が全てオプションの

ペアーガラスになったのです。

昨年の暮れにタイの洪水の影響でシングルガラスのサッシ生産がストップし、入荷が遅れる

とのことで、そのような対応になりました。ほんのわずかな日数の期間だけの出来事の中に

今回、O様が入られたのです。ツイてます!(あやかりたい!)家も順調に進んでいます。

この分ですと3月上旬には、外構以外は、ほぼ完成すると思います。(楽しみ!!)


 では、本日の表題について

 「マンション・戸建 共通のチェックポイント」

 以前にも、少し書き、おさらいになりますが大切な事なので再度書きたいと思います。

 日本では、建築基準法によって関東大震災クラス(震度7程度)の地震が起きても、倒壊したり

重大な損傷を受けたりしない耐震構造が法律で定められている。ただし、現在の耐震基準が見直

されたものです。(新耐震基準)

 実際、95年の阪神・淡路大震災では、新耐震基準の建物は、大きな被害を受けず、旧耐震規準

の建物に被害が集中しました。なお新耐震規準は、81年6月1日以降に建築確認を受けた建物に適用

されます。建築確認と建物の完成時期にはずれがありますので、82年前半頃に完成した建物でも

新耐震規準を満たしていないものもあります。また、大手ディベロッパーの物件などは、施行前

でも新耐震規準に適合するよう建てられるものが多い。82年以前の物件は、耐震規準適合証明書

要注意です。

 さらに、2000年の住宅品質確保推進法(品確法)によって、地盤調査が事実上義務つけられたので

これ以降の物件ならされに安心と言えます。06年以降は、耐震強度偽造事件をきっかけに、構造

計算の適合性判定が行われることとなりました。

 このように、節目ごとに、より耐震性を備えてきているので、81年、00年、06年の3つの節目は

頭に入れておきたいです。

 では、本日も読んでいただきありがとうございます。