天下を取ろう!

日本一のサッカークラブを目指すジュニアユースの指導者が語ります。

今日の練習・・・

2010年07月31日 15時58分04秒 | 日々のつぶやき
中総体に敗れ一夜が明けた・・・。



19名の3年生のうち6名が昨日で引退したものの

高円宮杯にチャレンジする3年生とその後を受け継ぐ

1・2年生も普段どおりで、何も変わらない。

負けた後にいつもと同じというのが何とも言えず

不思議な感覚だ。



昨年までは、負けた後は博多区の決勝トーナメントの

審判をしたり、福岡市大会の審判や会場準備などを

していて、負けた後すぐにトレーニングができなかった

からかもしれないが・・・。


まぁ、何にせよ気持ちを引きずることなく切り替えて

トレーニングができることは本当にいいことだと思う。

しいて言うなら、これくらい「攻守の切り替え」が早く

できるようになればもう少し上までいけたと思うが・・・

いかがだろうか?





さて、今日は1年生から3年生までケガをしていない

プレーヤー全員でゲームをおこなった。

しばらくエントリー中心のトレーニングであったことも

あり、下級生の動きが今ひとつだったが、これからは

少しずつ良くなっていくことだろう。

しかしながら、やっぱり3年生は試合をずっとしてきた

こともあるためかとても落ち着いてプレーしていた。

これくらいゆとりを持ってやれれば、高円宮杯でも

それなりに結果が出るのではと思う。

1・2年生はぜひ3年生の良いところを盗み、自分の

ものにしていってほしい。

3年生から学ぶものは、指導者から学ぶことよりも

時として大きいものがあると思う。

ぜひ、3年生も自分が試合の中で得た経験を後輩たちに

伝えていってくれることを願う。




この経験の伝達こそ常勝チームへの第一歩に他ならない。

ぜひ、今大会の経験をチームの共有財産にしていこう。



それではダラダラと長くなってきたので、今日はこの辺で・・・。







最後に・・・

この中総体の期間は実に多くの人が自分の拙い

ブログを見て下さっていたようで、少々気恥ずかしい

ですが、本当にありがとうございます。

時々、コメントを残してくださる方がおられますが、

ありがたく拝読しております。

これからもチームと共にこのブログも温かく見守ってください。





平成22年度 中学校総合体育大会福岡県大会結果

2010年07月30日 18時26分13秒 | 試合情報
平成22年度 中学校総合体育大会福岡県大会

7月30日(金)本城運動公園グラウンド


1回戦 12:30~

東福岡自彊館中 0-1 諏訪中(筑後1位)



残念ながら、負けちゃいました

でも、今日の試合はきちんと事前の情報収集も

できていたし、それに応じた守り方もきちんと

選手たちに理解させていたから、県大会の初戦であっても

浮足立つこともなく、イメージ通りのサッカーが展開できたと思う。




「相手が強ければ守れ」というのは孫子の兵法のひとつで

あるけれども、自分たちのサッカーを捨ててでも、自分の

指示に従ってくれた選手たちには心からお礼を言いたい。




まぁ、セットプレーで1点がほしいところではあったけれども、

残念ながら、逆にセットプレーで失点をしてしまい、それが

決勝点となってしまった。



しかし、今年のチームは試合に負けても涙はなかった

次の高円宮杯があるからか、高校でも継続してサッカーをする

という気持ちからか、それともただ単にしらけていただけなのか

よくわからないけれども、中総体が通過点であるという認識を

持ってくれているならそれでいい。



「涙のロッカールーム」がある限り、そこには何かしらの

ドラマが演じられるのだろうが、本当に日本のサッカーが

これから先、世界で戦えるようになるためには、



「試合終了のホイッスルは次のキックオフのホイッスル」



という認識に変わっていかなければならないと思う。

立ち止っている暇はない。さっそく明日から高円宮杯に

向けての準備に入るし、3年生で高校でサッカーを継続

する選手は、これから特待生で来年の4月に入ってくる

選手と対等に戦えるまで鍛え上げていかなければならない。





そのような伝統が出来上がった時に、全国のトップレベルの

チームになってくるのだと思う。

その意味では、今年の3年生が初めて県大会にコマを進めて

くれたことや、中総体終了後も継続してサッカーをすると

言ってくれたことは、これからのチームの大きな土台と

なっていくことになるだろう。

ぜひ、これからもサッカーを続け、東福岡の看板を背負い、

世界で戦えるプレーヤーに成長していってほしいと思う。




最後に、この中総体では本当に多くの方々に応援をして

いただき、ここまで来ることができました。

心から感謝しております。ありがとうございました。



東福岡自彊館中学校サッカー部はまだまだ、発展途上の

チームではありますが、これからさらに強化を進め、

福岡県のみならず、九州そして全国で戦えるチームに

変えていきたいと思っております。

ぜひ、今後とも温かいご声援をチームにまた選手たちに

お送りいただきますようお願いいたします。








準決勝と代表決定戦を振り返り・・・。

2010年07月28日 17時10分33秒 | 日々のつぶやき
中総体の福岡市大会が幕を閉じた。



初めて戦ったベスト4のゲーム・・・。

博多の森陸上競技場に響き渡る太鼓の音色と

サポーターたちの声援。

何とも心地よく素晴らしかった



ただ一言、経験の差は大きかった。



多分、練習試合ではこんなに差はつかなかっただろう。

地に足が着いていない選手たちを見ながら、

前半2点目のフリーキックが入ったときに

代表決定戦に気持ちを切り替えた。



ハーフタイムの時に選手達に姪浜に勝つことが大切か、

それとも県大会に出場することが大切かを問うた。

もちろん、その時点で配布されていた7枚の交代用紙は

すべて書いていたし、自分の中で結論は決めていたのだが・・・。




きっと選手達は悔しかっただろう・・・。



けれども、今回は力でねじ伏せた。

「俺に従ってついてこい」と・・・。



絶対に代表決定戦で勝てる自信があったわけではない。




総監督からは「最初から全員Bで行けよ」と言われたけど、

福岡市長杯の予選で1-2で敗れたくらいの差しかないのに

最初から3位狙いなんて選手が納得するわけがない。

だから自分の判断でいつもどおりのスタメンで挑んだ。

残念ながらうまく機能しなかったけれども、

石にかじりついてでも県大会には出場すると決めて

いたからハーフタイムに迷いはなかった。




結果的に姪浜戦には大敗したけれども、とにかくこれで

7人の選手は休ませることができたと割り切った。

ただし、代表決定戦の百道戦の前半は明らかにこちらの

走力が相手を上回っていたと思うし、2点を先行すること

ができたのも、準決勝の後半からアイシングとストレッチを

しっかりさせた結果だと思っている。




中学生の試合では勝利至上主義を嫌う風潮が少なからず

あるような気がするけれども、自分の気持ちとしては、

勝つことによって、自分に対する「自信」と敗れ去った

福岡市59チームの想いを背負った代表としての「責任」を

学ぶことが絶対にできると思う。



博多区で勝てないときには、自分自身の指導者としての

「自信」も「責任」も学ぶことができなかった。



けれども、今年は選手とともに学ぶ機会を得ることができた。

そして、何よりも今回感じたことは、敗れ去ったチームの

支えによって自分達がサッカーができるということ・・・。




これまで博多区大会を突破することができなかった時には、

雁の巣のクレーコートのグラウンド整備もしたし、

真夏の暑い中、審判でピッチを選手とともに走った。

また、博多の森のゴールの設置やネット付けなど、実に

さまざまな裏方をやってきた。



だからこそ、「感謝の気持ち」を失ってはいけないなと

あらためて思う。

今回の県大会出場で天狗になっては、

「おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし」

と言われてしまうだろう。



感謝の気持ちと謙虚な気持ち、そして常々選手に

言い伝えている「勝って兜の緒を締めよ」を忘れる

ことなく努力精進を重ねていきたいと思う。




さて、ようやく筑陽学園や折尾愛真などの中高一貫校と

同じ土俵で戦えるところまで来れた。

彼らは横綱・大関でこちらは新入幕の小兵ではある

けれども、勝ち進めばチャレンジすることが

できるわけだから、ぜひ頑張ってそこまでいこう。


持っているものをすべて出し切ることができれば、

必ずチャレンジできるところまではいける。

「自信」と「責任」を胸にみんなで力を合わせて

この夏は東福岡自彊館旋風を巻き起こそう。


















平成22年度 中学校総合体育大会福岡市大会準決勝結果

2010年07月26日 17時50分54秒 | 試合情報
平成22年度 中学校総合体育大会福岡市大会

7月26日(月)博多の森陸上競技場


準決勝 10:00~

東福岡自彊館中 0-5 姪浜中


第3代表決定戦 13:00~ 

東福岡自彊館中 2-1 百道中


福岡県大会に福岡地区第3代表として出場決定






取り急ぎ結果のみご報告

続きはまた明日…。