天下を取ろう!

日本一のサッカークラブを目指すジュニアユースの指導者が語ります。

ほろ苦デビュー…。

2018年05月14日 21時17分26秒 | 日々のつぶやき
昨日は大雨が降る中、うきは市スポーツアイランドにて

U-13の福岡県リーグが行われた…。

対戦相手は同じ福岡市を拠点とするヴィテス福岡。



5月13日(日)うきは市スポーツアイランド

第1節 11:00~

東福岡自彊館中 0-10 ヴィテス福岡


通算成績:1敗(勝点0)



子どもたちはこの結果に何を感じただろう…?

保護者の方々はこの結果に何を感じただろう…?


毎年、1年生のスタートは同じような形でスタートする。


今の3年生も県リーグU-13の前期リーグでは

あまり勝ったところを見た記憶がない…。

点は取っていたような気もしなくはないが…。


昔のブログのように予定と結果を毎回更新して

いるわけではないので、不確かな記憶を呼び起こしながら、

今キーボードを叩いている…。



ただ、こんな感じのスタートの方が鍛えがいが

あるというもの…。



中学校も高校と同じように特待生を取って選手を集めて

いると思っている方が今でもいるようだが、そんなことは

このスコアーが物語っているように、最初からうまい選手も、

強い選手もうちにはいない…。


けれども、ちゃんと3年間で成長して巣立っていく…。


1年生の選手も何も心配はいらない…。

君たちが憧れのまなざしで見ている先輩たちも1年生の

頃は、たくさんの試合で負けまくっていたのだから…。


最初から勝ったら面白くない…。


ヘタクソ軍団が努力して「下剋上」していくところに

部活動としての面白さがある…。


3年の先輩たちは、ここまで来るのに200試合以上戦った…。

今、1年生のみんながしんどくて仕方がない砂場ダッシュも

2000本以上走った…。


もちろん、まだまだこれらのトレーニングは続いていくけれども、

コツコツと地道に泥臭く続けていけば、必ず心も身体も

強くなって、きっと試合に勝てるようになる…。


芽が出ないときには、しっかりと根を地中深くに張り巡らそう。



さぁ、まだまだ1年生の試合は始まったばかり…。


夢の舞台を目指してまた明日から頑張っていこう…。




それでは、今日はこの辺で…。










サポーターに愛されるということ…。

2018年05月10日 21時36分44秒 | 日々のつぶやき
最近、選手の中に問題行動を起こしてしまう者がいる…。

残念ながら一人や二人ではない…。


ここでは詳細を明かすことは差し控えたいが、

許しがたい行動も少なからず起こっている…。



背景には様々なことがあるとは思うけど、

「自律」することができていない選手が多いと

いうのが正直なところである…。



何か問題が発生すると〇年〇組の〇〇君が…とは

残念ながらならない。

いつの時でもサッカー部の〇〇君が…。

と言われてしまう…。


その理由はよく分からないけれども、

そういう風に見られてしまう以上は、サッカー部で

指導をしていかなければならないと思っている。



自分はチームを見るときにある一定の基準を設けている。


それはサポーターの数である…。

しかし、そのサポーターに保護者はカウントしない。

もちろん、保護者もサポーターであることは間違いない。

けれども、保護者はどんなときでも選手の味方だから

あえてその数には自分のなかでは入れていない。



では、自分がものさしとしているサポーターとはというと、

本校の教員のことを指している。


今現在の選手たちの学校での生活態度を振り返ってみて、

はたして本校の先生たちがわれわれサッカー部の応援に

駆け付けたいと思う気持ちを抱いてもらえるだろうか…?


本当にいいチームの時には、常勤の担任の先生たちを始め、

管理職の先生や週に1度しか学校に来られない非常勤の

先生、保健室の先生や図書室の先生、そして高校の先生もが

試合会場に足を運んでくれる…。



いいチームとは強いチームでは決してない…。




自分には「天下を取る」という大きな目標がある…。

けれども、たくさんのサポーターに愛されるチームで

なければ、仮に天下を取ってもきっと心から喜ぶことは

できないだろうと思う…。



選手のみんなには本当にしっかりと自分自身と向き合って

ほしい。多くのサポーターに支えられて我々はサッカーを

させてもらうことができる…。



これまでも、多くの先生が宿題を忘れた生徒を試合前に

目をつぶって練習に出してくれた…。

小テストで不合格だった生徒の居残りも目をつぶってくれた。


真の文武両道を目指すならば、決して妥協してはならない

ところであることは言うまでもないことである。


けれども、教室では見ることのできないグラウンドでの

生徒たちの輝きを先生たちはこれまでたくさん応援してくれた。



でも、今のチームは残念ながらそんな感じではない…。


試合に出る出ないに関わらず、すべての生徒が

東福岡自彊館中学校サッカー部の選手である…。


まだ、自分がやっていることが分かっていない者も

少なくない…。けれども、粘り強く指導をしていきながら、

できるだけ早く気づかせてやれればと思っている。




チームの一員としての誇りを胸に、同じ志を持って

頑張ってくれることを期待したい…。


そして、もう一度先生たちに応援してもらえるチームに

みんなの力で作り上げていきたい…。



明日もサポーターに愛されるチーム作りを目指して…。



















とりあえず…。

2018年05月06日 22時22分54秒 | 試合情報
今日から福岡県リーグも後期が開幕した…。



5月6日(日)筑後広域公園G

第9節 12:30~

東福岡自彊館中 2-0 ドゥマンソレイユ福岡


通算成績:3勝6敗(勝点9)



今日は雨のゲーム…。

筑後広域公園は水はけが良いことで知られる

グラウンドではあるが、さすがに今日は所々に

ぬかるみがあり、非常に滑りやすい状況だった。


決定的な場面はお互いに5回ずつくらいは

あったと思うけれども、今日ははたまたま

運がよかったかもしれない…。


ただ、前半に2点先制をしたあとの前半の残り

5分の戦い方は少し成長が見られたと思う。


筑後FCとの対戦では前半2点先制したものの

前半のアディショナルタイムで1点返され、

後半も粘り強く戦ったけれども最終的には

3-4で逆転負けだった。


一方、ビートルSCとの対戦では同じく前半に

2点を先制したあと、しっかりと残り5分を

守りきることができたことで、後半に追加点を

奪うことができて、4-1で勝利した…。


その部分では、前半をしっかり0で守りきる

ことができるか否かが勝敗を分けるポイント


なっていることは間違いない。

あと、前半の立ち上がり10分に失点しないこと。

このことも勝敗に大きく影響している。


大敗をしたFCラパシオン戦とカミーリア筑紫野戦は

両方とも前半の立ち上がりに失点をして崩れた…。


どのチームも先制点を奪って勢いに乗りたいという

気持ちはどこも同じだから、この立ち上がりを

しのぎ切って、我慢比べに持ち込みたいというのが

今年のチームの戦い方だと思っている。


しかしながら、年々2部リーグのレベルが上がって

きていて、今年は過去の4年間と比較しても一番きつい。


正直、開幕6連敗をしたときは、どこまで負けて

しまうんだろうかと思った…。


この福岡県リーグにおいては、そのうちに勝つなど

ということは絶対にない。常に自チームのコンディションを

整え、十分な準備をして臨まなければ勝点は取れない。

もちろん、6連敗をしているときでも手を抜いた試合

など1試合もないし、常に全力で臨んできたつもりである。


しかしながら、どのチームも本当に強いし、これからも

ずっと気の抜けない試合が続くことになるだろう…。


さて、今日ようやく3勝目をあげ、勝点も9まで

伸ばすことができ、とりあえず順位も7位まで

上がって降格圏内から抜けることができた…。


もちろん、1試合の勝ち負けで順位の変動は

随時行われるだろうし、楽観視できる状況では

ないけれども、4月8日の6連敗の時や、

4月15日の初勝利の時よりも少し気持ちは

落ち着いてきたかなと思う…。



今日はベンチからずいぶんと声を出したことも

あり、選手の「判断と決断」を尊重することが

できなかった反省もある…。

次の試合では、少し自重して「選手を信じ任せる」

ことができるようにしていきたい…。


しかしながら、今日はホッとした…。


今年の県リーグは毎試合が中総体と同じ気持ちで

戦っている…。

神経は磨り減るし、胃も少なからず痛む…。


中総体前に自分自身が息切れしないように、

上手に「自律」をしながら指揮を執り続けたいと思う…。


それでは、今日はこの辺で…。