水底に沈んで浮き上がれないような精神状態だったんですが・・・。
そこで布団に入ると負け!
こういうときは歩くことだ! と、6日ぶりに外に出ました。
2000歩くらい歩いたところで、水仙に会いました。
日の光が眩しくて、わたしの体も心も虫干しされたようにスッキリしました。
そうなんです、わたしにはこの方法があります!
課題の5首のヒントももらいながら、歩き続けて。
桜の木にはもう花芽が見えています。
春はもうすぐ、と思いました。
家に帰ると5000歩を越えていました。
きょうもさっき、3300歩ほど歩いてきました。
写真は、きのうときょうに撮ったものです。
ここから追記です。
きょうの潮流
今年は寅年。虎は生命力の強い、めでたい動物として多くの画人が挑んだ画題です。
▼英語のタイガーの語源は古ペルシャ語で矢を意味するチグリだと、植物学者の南方熊楠が著書『十二支考』で
書いています。矢のように速く走るさまを表したのだそうです。
▼虎は才気煥発の象徴でもありました。昔の中国の官僚試験、科学でもっとも重要だった進士の合格者の掲示は
『虎榜(こぼう)』と称されました。今年没後80年を迎える中島敦の『山月記』の書き出しに登場します。
自分の才能に絶望するあまり、虎に変身してしまったエリートの苦悩と悲しみを描いて読み継がれる小説です。
▼十二支のうち空想上の動物である竜を除けば、虎はもっとも希少な動物です。20世紀初め、アジア大陸に
10万頭生息していたのが、いまや野生で3千から4千頭とみられます。人間の活動によって生息域が激減した
のが原因です。森林開発、人との接触、駆除の繰り返しに加え、密漁や気候変動が危機へと追い込みました。
▼虎は森林生態系の頂点に位置する動物です。絶滅すれば、虎が餌とする草食動物や、草食動物が餌とする植物
の生態に影響し、森林の環境変化によって人間にも影響が及びかねません。
▼自然は多様な生物の均衡のうえになりたっています。これを守ろうとするのが生物多様性条約です。今年は
国際会議で採択されてから30年の節目となります。次の時代にどのような地球を手渡すのか。年賀状の虎の絵
を見ながら考えてみてはどうでしょうか。
(しんぶん赤旗より)
コロナ対策、環境問題、エネルギー問題、etc……
どれも緊急の課題です。しかも地球規模の問題
なので、各国の協力が必要不可欠です。