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【完全動画あり】こりゃ手ごわい!鎖場だらけの「奥久慈男体山 健脚コース」にチャレンジ

2021-03-10 05:13:04 | 登山、トレッキング、クライミング、山関係
【完全版】鎖場だらけの「奥久慈男体山 健脚コース」
茨城県常陸太田市と太子町にまたがる「奥久慈男体山」には、地元で愛されるトレッキングルートがあります。中でも「健脚コース」は、鎖場が連続するスリリングなコもの!山頂からは近隣の山々の絶景が楽しめ、巨石、怪石が楽しめる上に、四季の移ろいも美しく、初心者も楽しめる一般コースも用意されています。手ごたえのあるトレッキングにチャレンジしてみてはいかが?

大円地駐車場、西金駅からスタートする「奥久慈男体山」
奥久慈男体山は常陸太田市と太子町にまたがる標高653.8mの低山。しかしながら峻険な山肌から岩場が多い手ごたえたっぷりの山です。日光男体山などと混濁しないため奥久慈の名が冠についています。
西側の岸壁は300mにも及び、健脚コースとして整備され、斜度の少ないルートには一般コースが設けられています。
スタートはJR水郡線西金駅から徒歩、もしくは大円地駐車場からになります。西金駅から登山口までは舗装路でおよそ1時間。可能ならば車で赴くのが効率的です。

大円地駐車場は7台ほどが可能で、トイレと登山ポストがあります。ただしその他に駐車スペースはなく、車の方は早い時間に到着しないと埋まってしまう恐れがありますので注意!
駐車場から少し下ったところに登山口の看板が有ります。そこを進んでいくと民家の脇を通り正面に奥久慈男体山の峻険な山容が確かめられます。

ほどなくして一般コースと健脚コースの分岐に差し掛かります。今回は健脚コースを紹介!左へ進路を取って進んでいきます。
標準3時間半、距離4.61km、累計標高差上り481m、下り465mです。(大円地駐車場からスタトーした場合)

最初は森閑とした樹林帯

登り出しはさほど急ではありません。森閑とした樹林帯を進んでいきます。

大き目な岩が出始めると、そろそろ岩場になってきます。健脚コースは山頂直下の尾根までほとんど鎖場ですから、トレッキングポールは仕舞って三点支持をしっかり行って登ります。

鎖場の連続は注意を怠らないように
鎖場が始まると、ほぼ平坦な場所はなくなってきます。

ここの鎖はアルプスなどに使われる太いものではなく、かなり細め!全体重をかけて登るには少し不安が残るものです。さらに老朽化しているものもあるので、鎖は補助的に使いあくまでも岩や根を手でつかんで上るのが得策。
斜度がある分登る時間はさほどでもありません。この鎖の先で少し休める場所があります。
中には手掛かり、足掛かりが少ない場所もあります。しっかり確認して安全を確保してください。



尾根まで出れば難所は終了!
岩場を上りきると急に斜度が落ち着きます。ここまでくれば山頂はもう鼻の先!
樹林帯の切れ間が見えると祠が見えてきます。

奥久慈男体山は素晴らしい景観が楽しめる

祠は「石の宮」で奥久慈男体山の象徴となっています。かつてはここに大石がありご神体として祀られていたとか・・
磐梯山、那須岳など多彩な山々が楽しめる俯瞰的な景観。
この標高でこれだけの絶景が楽しめる山も少ないでしょう。

奥久慈男体山の山頂は石の宮より少し先
山頂は少し先の看板が有るところ。ですが景観は石の宮の方がいいでしょう。写真はこちらですね。
下りは一般コースを進みます。山頂看板の先を進むように整備されています。初心者の方はこちらから上って来て、折り返すことになります。

一般ルートも一か所ロープの設置があります。貧弱なロープなので、やはり石をつかんだりトレッキングポールなどを使って安全に昇降しましょう。
巨大な岩肌の脇を通るところもあります。なかなかダイナミックな印象があります。
だいぶ下りてくると奥久慈自然休養林の看板が有る広場に出ます。
しばらくすると一般コースと健脚コースの分岐にたどり着きます。

奥久慈男体山は美しい広葉や新緑の緑、さらに巨石、怪石などの大自然観察、さらに健脚コースの鎖場が楽しい山です。鎖に慣れていない方は必ず経験者とともに出かけてください。

奥久慈男体山の基本情報
住所: 茨城県常陸太田市上高倉町
電話:0295-72-1138 (太子町 観光商工課 観光商工担当)
アクセス:JR水郡線西金駅から徒歩。または国道118号線より大円地駐車場まで
2021年3月時点の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください 。




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