絵かきのヨーコさん

絵かきのヨーコさんです。

抜け毛、薄毛によもぎ風呂

2016-12-30 12:50:12 | 日記
秋は抜け毛の多くなる時期だとよく耳にします。私もこれまで抜け毛が多かったので、そろそろ落ち着く頃かな~と思っていたんですが、これが落ち着かないんですよね。髪を洗ったあとに、けっこうな量が束になって抜けているのを見るとショックです。

くわしく調べてみると、髪は血液から栄養をもらっているので、頭のてっぺんまで血=栄養が上りづらくなれば、だれでも薄毛になって抜けていくそうです。原因は加齢による動脈硬化や運動不足、ホルモンの失調ということですが、要するに生活習慣を改めなさいよということなんですね。

いつもなるべく早く寝るようにして、睡眠時間もしっかりとっているので、そのへんは問題ないと思います。ほかに思い当たることといえば、最近、仕事の関係で食事の時間がちょっと遅くなっていることでしょうか。ちょっと塩分や糖分が多かったかな。

あとはお酒も今月は忘年会でわりと飲みました。忘年会の会場の居酒屋はタバコを吸う人もいるので、髪の毛にタバコの汚れやニオイがつくので困りますね。禁煙の店でやってくれるといいんですけど。

あ、考えてみるといろいろありましたね(笑)。自分ではたいしたことないと思っていても、小さな積み重ねが育毛にとってプラスになったり、マイナスになったりするわけですから、けっこうヤバイかも。

運動不足にならないようにウォーキングもやっていますが、それでも私は冬になると、とくに足が冷えやすくなってしまいます。厚手の靴下を履いても寒いので、デスクワークをするときは足に湯たんぽを置いています。

あとは寝る前のストレッチもときどきやるようにしました。これはNHKの番組でやっていた腰痛体操というもので、これをやると足の方の血流が一気によくなるのでおすすめです。

最近、お風呂もちょっと工夫しています。なるべくなら、お金をかけない方法がいちばん長続きするので、いろいろ探してみると意外にも「よもぎ」のお風呂が手軽に汗が流せて血行もよくなるのでよかったです。乾燥させた葉をネットに入れて浮かべるだけなので、かんたんですよ。

くわしくはこちらのサイト「抜け毛 すごい」で紹介されていますので、よろしかったら参考にしてください。抜け毛、薄毛にさよならするぞ~!



クレームの鬼8

2016-12-28 18:40:29 | 日記
前回から続いています。

女性「この次会うときまでに、ちゃんとしときなさいよ!」

イヤがらせとしか思えない言葉をさんざん吐いて、女性は憮然として出て行きました。やっと、店内に流れる静寂。すると、驚くべきことが起きました。カウンターにすわっていた、Yシャツの50代オヤジがくるっと振り向いたのです。

「いやあ……大変だったねえ……」

彼はカウンターで背中を向けて、部下のクレーム処理をしっかり聞いていたのです。上司なのか、関係者なのか知りませんが、自分が出ていかないなんて、ちょっとずる~い!

苦情対策係Aは、率直な不快感を交えて吐き出します。

「ふう……疲れました」

苦情対策係Bもストレスを抱え込んだまま、薄く言います。

「ハイ……」

Yシャツオヤジは、まわりから注目を浴びているのを察して、抑え気味にふたりに声をかけました。

「結局、カルチャーの7万が返ってくれば、それでいいんでしょ?」
「ハイ、そうだと思います」

なるほど、そういうことか。スケスケに見抜いてるね。

「やるだけやったんだから、もういいよ、な」

Yシャツオヤジがふたりを励ますと、「ハイ」とふたり。
「じゃ、いこか」

コーヒーを味わう暇もなかった2人と、ちょっとヒヤヒヤしながら背中で聞いていたYシャツオヤジの息づまる午後。それにしても、あの女性、ほんとに芦屋のマダムだったのやら。


                 The End



クレームの鬼7

2016-12-26 12:58:00 | 日記
前回の続きです。

女性「これは詐欺行為よ!あなたたち社員には誇りがないの?盛り上げていこうっていう気がないの?」

盛り上げていく?なにを?あなたを?

社員「もちろんございますが、当社のシステムとしてはそのようなことになってますわけでございまして。テナントさんに対してもできる範囲がございます」

苦情対策係2人は物腰はやわらかいものの、最後まで断固として折れません。こういうタイプは騒がせておけばそのうちおまさるはず、という見通しを立てているようです。押しても引いてもくずれない相手に、女性はとうとうキレてみせました。

女性「どうするのか、きっちり上司と相談してよお!よく聞いときなさい!商品券が使えるようにしなさい!スクールもあの講師をクビにしなさい!」

命令口調で言っていきなり立ち上がりました。奥の年配女性客の2人が「イヤねえ……」とさらに眉をしかめます。どうせ聞いてもらえないことを知りつつ、引っ込みがつかないので強気で言うしかない女性。仁王立ちのまま、最後に悪態をつきました。

女性「まったくアンタら、芦屋の主婦仲間に言うたろか?」

えっ、あなたが芦屋の主婦?ほんとなの~?

女性「アンタら、なに言われてるか、ホンマ知ってる?!『アンタらが地下で売ってる肉なんて、ワラジのようや!』ってみんな言うてるで!」

小学生の悪口のような、自称芦屋の主婦。



クレームの鬼6

2016-12-22 16:50:49 | 日記
前回の続きです。摘発?!摘発という言葉を主婦から聞くのはめずらしいことです。それにしても、摘発とはキビシ~イ。でも、こんな生徒には講師も来てほしくないというのが本音でしょう。

もしかしたら、講師は策をめぐらせて、うまくやめさせるつもりだったのかも。そうだとしたら、ちょっとわかりやすくやりすぎましたね。

社員「スクールの件に関しては、先方ともいろいろお話をしてですね、善処させていただきますので」

この言葉にまた、ガブガブかみつく女性。

女性「善処ってなに?!」
社員「とりあえず、今はなんとも。あとからご連絡申し上げますので。申し訳ありません」

苦情対策係の2人が頭を下げます。一瞬、女性がちょっと安堵した雰囲気を見せました。

でも、どうやら苦情対策係の2人は商品券に関しては絶対折れない、でも、スクールの件では譲歩すると決めてきたようです。マニュアル通り、譲らないものは譲らない姿勢を貫いています。

しかし、女性は血に植えたハゲタカのごとく、また表情をもとにもどして血走った眼で話をむしかえします。手をゆるめる気がないようです。

女性「ほんなら、商品券はどうすんの?!これは詐欺行為よ!」

では訴えてみてはどうでしょうか。あなたの負けだろうけど。



クレームの鬼5

2016-12-20 17:15:43 | 日記
前回の続きです。おっと、ここでさすがに店内のお客に変化が出た模様です。

さっそく、奥の年配女性客の2人が「ちょっと、アレ……」「イヤねえ……」と眉をしかめてヒソヒソ話をはじめました。

店内のお客の同情的視線が、苦情対策係の若手2人に一気に集まります。でも、心臓に毛の生えたこの女性、そんな空気などおかまいなしに続けます。

女性「そんならカルチャースクールの件は、どうするの?!」

あんた、まだべつの苦情があるの?徹底してるのね~。いよいよ、ゆすり屋の本領発揮でしょうか。

社員「あ、そちらのほうはもちろん、その」
女性「アタシ、これでもいろいろお花の教室も通って、師範も取ってるのよ!お花の教室で続けて2回お休みして、次に出かけたら『契約内容が変わりました。2回欠席したら卒業試験は受けられなくなりました』って、なに?!最初、そんな契約じゃなかったじゃない!」

これには頭をかかえる苦情対策係たち。

女性「アタシがつぎこんだ、この2年の時間と労力はなんだったんですか?!アタシ、なんですの?!」

なんですの、ってあなたはクレームの鬼ですの。女性は演技過剰に涙まじりの怒鳴り声を響かせました。

女性「アタシへの嫌がらせじゃない!こんなの英会話のX(問題起こした会社)と一緒よ!あなた達が管理してるなら、ちゃんとそんな講師は摘発してよ!」