アタシの仕事は、墓石クリーニング。
会ったことも、なんの所縁もない方のお墓を触らせていただき、キレイにする…この仕事は、一種独特な仕事だと日々感じている。
事実、霊感など何もないアタシでも、何かを感じたり、写真に収めたり、不思議な体験をすることがある。
何と言っても不思議なのは、「流れ」である。
川の流れのように、導かれ、それに逆らわずに日々を過ごしている。
先日、雨予報の日に現場が . . . 本文を読む
このところ、お寺の暦代ご住職のお墓を洗わせていただく機会が増えました。
ご住職にすると、そこは自分もいずれ入るお墓であり、お寺の歴史でもある大切な場所です。
しかも、どれもかなり年代もので傷みも進んでいるようなお墓が多く、力技でゴシゴシすればいいってものでもないのです。
表面が剥離していたり、ぱっくり割れていたり、傾いていたり。
なのに、長い間に付着したカビやコケの厚くて固いことと言ったら・・ . . . 本文を読む
六地蔵クリーニングは、洗ったあとに地蔵様のお顔が笑顔に見えてとても嬉しくなります!長年の垢をアタシが落としてあげるよ~~~!
◎六地蔵とは、六体のお地蔵さまが地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天の六つの世界(六道)にいらっしゃって、それぞれの世界で苦しんでいるものたちを救って下さいます。
この世で六地蔵様に手を合わせたことがある人は、ちゃんとお地蔵様が覚えていて、六道でお救いくださるって聞いたか . . . 本文を読む
先日、石材工業新聞の記者の方がたけしょうにいらしてくださいました。
この新聞は、全国の石屋さん向けの情報…例えば、石の相場表であったり、各地区の石材協会や組合の行事や紹介であったり、石の卸業者や道具やからの新商品のご案内だったりが16ページにぎっしり詰め込まれています。
これだけの内容を、毎月3回(10日に一回ですよ!!)、昭和28年からずっと継続して発行しているのだから、頭が下がるというより . . . 本文を読む
このところのリペアのご依頼、スゴイです。
大変です。
難しいです。
でも、たけしょう唯一のリペア職人と思っていたあきねぇですが、若手職人の悠君がマスターし、みるみる上達したんですよね~~~♪
若いってすごい!!!
アタシは、最近老眼鏡がないと模様が見えにくく苦労しているというのに。(悲)
彼の作品、ご紹介しましょう!!
地震で落ち負傷したお釈迦様
文字が欠けてし . . . 本文を読む
これを見てください!
このお地蔵さま、東久留米市指定文化財になっているものです。
小金井街道沿いで、1767年から244年間もの長い間立ち続け、「右大山道」「左江戸道」と道しるべになり、村人を守り続けてきたのです。
なのに…少し前に落書きをした族がいたらしく、年に一回のお着物の着替えのときに気がついたご近所の方は胸を痛めておいででした。
4ヶ月ほど前の話になりますが、実はこのすぐ近 . . . 本文を読む
このたびの東日本大震災により被災されました多くの皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
また、亡くなられた方々とそのご家族へ謹んでお悔やみを申し上げます。
この国難といえる状況を受け止め、いま自分に何ができるのかを考えて、できる事から行動していこうと思います。
関東近郊の墓地でも、お墓や灯篭が倒れる等、地震の被害が数多くあったようです。
じつは、たけしょうではそれを修理する技術を持ってい . . . 本文を読む
昨日、秩父に行きました。
朝早すぎて眠気と戦いながら、道中の紅葉に少しずつテンション上げられ到着。
とってもきれいな場所で、広いお庭の中での作業だったし、お天気も気持ちイイ。
でも、朝から飛ばしていかないと夜間作業になりそう…
アタシは、300年物の古石塔2本と外柵を担当。いそげいそげ!!!景色に見とれてる暇はないぞ!
10時になると、奥様がお茶を出してくれました。
ご主人も奥 . . . 本文を読む
前回、学校の手洗い場を洗ったお話を書きました。
施工の写真をお見せしようと思います。
3階施工前
3階施工後
どうですか??
子供たち喜びそうでしょ?
この学校の洗い場クリーニング記事は、オレ様犬ぶ~が詳しーーーく書いてるので、ぜひ覗いてやってください!
マジ、すごいっす!
↓ブログ「オレ様犬ぶ~のつぶやき」
http://blog.goo.ne.jp/oresamaken . . . 本文を読む
祖父母の法事があった。
お盆には、母も、父も、祖父母も、家に戻っていたんだろうか。
アタシは、受験生と野球少年に振り回され、気がつくと実家にも行かずお墓参りにも行かず…夏休みもあとわずかだ。
また、あの時のことを思い出す。
「進さん、貴方を残して先に旅立った芳子を許してください。」
進とは、アタシの父で、芳子とはアタシの母だ。
この手紙は、母が亡くなって一週間目に父宛に届いたもので . . . 本文を読む