見出し画像

小鳥見日記

花冷えの渡良瀬遊水地を舞うコウノトリ・チュウヒ・ノスリ

朝起きたら雨が降っている。え、なんで?
石岡の探鳥会へ行くつもりで、前日に天気予報と気温を確認して、雨も降らないし春らしい気温だということを確認してから寝たはずなのに。
小雨なのでたぶん探鳥会は開催されると思うんだけど、雨に濡れるのはイヤ。しかたない、のんびり朝ごはんでも食べようか、とお湯を沸かしたところで思い出した。渡良瀬遊水地の探鳥会もあるんじゃなかったっけ?
確認するとどうやら雨は降らない様子なので、そちらに行くことに。

集合場所の生井桜づつみ公園は桜の木はたくさんあるんだけど、つぼみはまだまだ固いまま。
ここは小山市になるんだけど、小山市原産の「思川桜」という遅咲きの桜なんだそうで。
でも菜の花が土手いっぱいに咲いてきれいだった。

にしても寒い。慌てて車からスカーフを出して首に巻く。服1枚分の暖かさっていうけどホント。

でもここは一生懸命歩くコースではなくて、目の前に広がる広大な渡良瀬遊水地の葦原や調整池、あとコウノトリの人工巣塔をあまり移動しないで観察するのでちっとも暖まらない(笑)

とはいえ、観察していると次から次、とまではいかないけれど、飽きない程度には鳥が出てくる。
チョウゲンボウが遠くでホバリングしてたり、ノスリとカラスが揉めてたりして、でも双眼鏡では全然歯が立たないのでプロミナーをお持ちの方に見せてもらったり。

カワセミが調整池と、堤をはさんだ思川の間を行き来している。

 
カモも少なくなったけれど、カルガモ、コガモ、ハシビロガモなど。


渡良瀬遊水地といえばチュウヒ。菅生沼にもいるけど、やっぱりここは広々としてるから見やすいな。
 


コウノトリは抱卵中。この日の探鳥会リーダーさんはここのコウノトリたちの個体識別ができる方で、それぞれの性格もよくご存知。このペアはひかる(オス)とレイ(メス)だそうで、ひかるは抱卵時期でも1回出かけると2時間くらい戻ってこないらしいw
 
地面に降りているときは、カエルとかモグラとかネズミを探しているそうです。
 
この後ひかるは飛んで行ったけど、コウノトリの飛ぶ姿ってなんだか恐竜感があるんだよな。
 
小鳥はあまりいなかったんだけど、菜の花の咲く土手からセッカの声がした。
やっぱり春だ。
 
ツグミたちはここでも小集団を作っているようだった。
左の1羽だけモズ。
 
ツバメも少しずつ増えてきた。


川辺に降りるとモズが2羽、くっついたり離れたりして飛んでいる。
オスとメスだとしたらモズにしては遅いような気がするんだけど、まあ鳥だってそれぞれペースがあるわよね(笑)


遠いしお天気も悪いし、で写真は今ひとつだったけど、思い出して参加できてよかった。

●この日見た/声を聞いた鳥 ※鳥合わせの結果含む。自分で見聞きしていないものは★

  • ハシビロガモ
  • オカヨシガモ
  • ヨシガモ
  • ヒドリガモ
  • カルガモ
  • コガモ
  • キンクロハジロ★
  • キジ
  • カイツブリ
  • キジバト
  • オオバン
  • コウノトリ
  • カワウ★
  • ダイサギ
  • アオサギ
  • チュウヒ
  • トビ
  • ノスリ
  • カワセミ
  • チョウゲンボウ
  • モズ
  • ハシボソガラス
  • ハシブトガラス
  • ヒバリ
  • セッカ(声)
  • ツバメ
  • ヒヨドリ
  • ウグイス
  • ムクドリ
  • ツグミ
  • スズメ
  • シメ
  • カワラヒワ
  • ホオジロ
  • アオジ

よろしければ応援お願いします。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「探鳥会(野鳥の会)」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
2022年
人気記事