最近の日本をみて嘆かわしいと思う今日この頃、皆さんいかがお過ごしですか?
ちょっと前にも書いた事がありますが、最近の若者、いや日本人には慎み深さというものが欠如していると思うのですよ。
例えばですね、昔の江戸っ子なんかは金持ちを見せびらかすのは粋じゃない事とされていました。
お金持ちが料理屋なんかに行く時は、店の少し手前で籠を降り、店の前まで歩いて行く。
そうすることで、籠を使う事を隠すのが金持ちの粋とされていたらしいです。
ところがどっこい、今の日本人はどうでしょう。
若造がVIP車に乗り、精一杯の見栄を張る。ちゃらちゃらしたブランド物をぶら提げアピールする。着飾ったネーチャンを連れて街を闊歩する。
なんと言いますか自分を飾り立てる事が自分の価値だと思い込んでるみたいなんですよ。
もうね、これは粋の精神とは真逆の方向にダッシュしているとしか思えないのですよ。
私なんか数少ない江戸っ子の生き残りですからね。
たとえば上戸彩ちゃんと付き合っているのもヒタ隠しに隠していますし、ビルゲイツの弟だという事も今まで誰にも話した事はありません。
私は私本人の魅力だけで輝いていたいのです。
隠すといいますか、比喩するという事では昔の日本人は素晴らしい言葉を使っていました。
例えばですね、筆下ろし。
コレなんかとても素敵で的を得た隠語だと思うのですよ。
若者の皆さんに分かりやすいように、どういう意味かちょっとオブラートに包んで説明しましょうか。
性別的に言うと棒が生えてる方の種族がですね、その棒を排泄目的以外に御自身で使い始め、尚且つそのチンポを初めて、性別的に穴の開いている方の種族のマンコに挿入したことを言います。
この男性にとっての一大イベントを筆下ろしという隠語で表しているのです。
もともと筆下ろしというのは、新しい筆を使い始める時に固めてある筆の先を解きほぐす事を言います。
それを男性器を筆に例えて、尚且つその筆を初めて使う事を初SEXに例えるのです。
まさに素晴らしい先人の知恵としか言いようがありません。
「自分、昨夜筆下ろしを致しました、押忍。」みたいな男らしいセリフが生まれてくるわけですよ。
それに比べて最近の若者言葉遣いはなんでしょう。
「俺、昨日、ヨシコとついに初セックスしたんだぜ。マンコにチンコ入れちゃったよ。いやー、何ていうの、これでもう大人?もう、ヤリマクりっすよ。え、何?童貞?っは、ダサ。」
微塵の奥ゆかしさも感じない、この違い。やられたヨシコも浮かばれないってものですよ。
しかしですね、男性にはこのように筆下ろしという素敵な言葉がありますが、コレの女性バージョンを御存知ですか?
水揚げ と言うんですよ。
ただね、あまり馴染みがないと思うんですよ。私も実体験においてあまり使った事はありません。
まぁ、私は男性ですから女性の皆さんは結構使ってるのかもしれませんけどね。
「私、昨夜、水揚げされました、押忍。」みたいに使ってるんでしょうか?
それとも、
「ねぇ、実は昨日私、ヨシオ君に水揚げされちゃったんだ。何ていうの?チョー水揚げみたいな?でも水揚げの割には結構、すんなり?みたいな?」
みたいな感じで使っているのでしょうか?
しかしですね、水揚げって なんかカッコ悪くありません?
しかも初めてですから女性は確実にマグロですよね。
まさにマグロの水揚げですよ。
コレでは女性があまりにも可哀想です。素敵で優しい私としては心が痛むばかりです。
原宿でティータイムにマダムが口に出来るような隠語を早急に考えないといけないと思うのです。
まず、男性は筆ですからね、コレに関連した言葉でないといけません。
筆といえば習字。しかも男性である筆が色を付けるのですから女性は半紙ですね。
まず【半紙】 【習字紙】 【藁半紙】 などを候補①にあげましょう。
次は動詞の部分です。男性は 下ろす ですが、女性が 上げる では意味が分かりません。
しかしですね、この あげる を 「あなたにア・ゲ・ル」 と考えればどうでしょう。
まさにジャストフィット。
他には 【破る】 というのも考えられますね。コレも紙と処女膜を上手く比喩しているので捨てがたいボキャブラリーです。
【ア・ゲ・ル】 【破る】 をとりあえずの候補②にしましょう。
さて、ここで候補①と候補②を組み合わせてみましょう。
【半紙ア・ゲ・ル】 【半紙破り】 【習字紙ア・ゲ・ル】 【習字紙破り】 【藁半紙ア・ゲ・ル】 【藁半紙破り】
うーん、今一つ語呂が悪いですねぇ。しかも微妙に実生活で使ってしまいそうですからね。
中学校の習字の時間に紙を忘れた中山君が、クラスのアイドル木ノ下さんに紙を貰おうと思ったら悲劇がおきそうな会話が成立しそうです。
動詞を崩してみましょう。
ア・ゲ・ル と やぶる を一つにすると、 【あ・ぶ・る】 か 【や・げ・る】 になります。
【あぶる】の方が語呂が良いので採用です。
さて、次は紙の種類です。しかし、男性の方は【筆】の一文字で、太筆か細筆か明記しておりません。
ですので、女性の方も【紙】でいいんじゃないですかね。 そろそろ面倒臭くなってきましたし。
さて、出来上がった新しい言葉です。
【紙あぶり】
使用例
「私、昨日、茶飯事さんと 紙あぶり しちゃったんだ(はぁと)。 茶飯事さん、とっても紳士的で素敵だったの。すっごく上手だったから 紙あぶり だったのにとっても気持ち良かったんだよ。」
長い時間、かけた割には オチとして使うほどあまり面白い言葉が出来ませんでした。残念です。
ですので、【観音開き】にしたいと思います。将来、ウィキペディアに載る事を夢見て。
観音開き-Wikipedia
語源(日常茶飯事より引用)
女性の○○をガバッと△△する様子を、両開きの扉を開くタイプの【観音開き】から形態を引用し、また女性のピーを、観音様と拝む事からピーを【観音様】に例える事が語源。
また一説では国宝級の門外不出の観音様を、初めて展示する様子などから引用したとの説もあるが定かではない。
2006年12月14日に、ある変態ブロガーが定めた言葉であるが、彼自身まだ【観音開き】に立ち会った事はないらしい。
まぁ、コレを読んでるほとんどの女性には、もう必要のない言葉ですけどね。
様式化されたゲイシャの美の中で、もっとも儀式化されたのが「水揚げ」である。ゲイシャの初めての夜。性愛の儀式。この相手になる男は、経済力はもちろん、慎重に選ばれる。
「水揚げ」の語源は、切花の茎を切って水の上がりをよくすること、つまりその花を花として開かせるため、「何か(気?)」を通すことである。今花開こうとするつぼみ(関東では半玉、京都では舞妓)に気を通して、女として開かせる儀式を「水揚げ」と呼ぶのである。なんとエロティックで的を射た隠語かと思うが、それが儀式であり、花開かせるためにはそれなりに強い「気」をもった男とするのが、一般の売春(「女郎」)とは違うところなのである。
…こんな風に、生け花の水揚げからきていると思うと、とっても素敵な隠語だと、私は思います。いかがでしょう?
長くなって、すみません。
調べて頂き、ありがとうございます。
さすが先人は粋な言葉を使いますね。
最初は【観音開き】に持っていこうと書いてたんですけど、下ネタ満載すぎてやめました。
ちなみに「筆下ろし」の女性版についてですが、友人は「姫初め」を常用していました。可愛いですよね、姫初めって響きが。
私も、姫、初めちゃおっかな☆
間違ってますね、用法。
ドキドキするコメントを女性達から頂きまして、今回のコメント欄はとても貴重な物となりました。
姫初めは、その年最初の【秘め事】を言うみたいですよ。
是非、姫、初めちゃってください。
ちなみに私は【姫初め】の前に年が終わろうとしています。
追記 オチを少し書き換えました。