チームバチスタの栄光、ナイチンゲールの沈黙、ジェネラルルージュの凱旋、黄色青赤全て読みました。妹と割り勘で購入。
まあ、お分かりの通り「医龍」でバチスタに興味を持っていたし、サスペンス好きだし、読むしかない!!と思って読んじゃいました。
感想って程でも無いですけど、思ったことを書きます。
犯人は割りと分かりやすいのですが、事件解決に至るまでの過程が面白いわけですよ。探偵役?の田口先生と白鳥調査官のコンビの掛け合いは勿論、院内政治のどろどろした部分とか、そのどろどろの部分をかわして行く田口先生とか。作者の海堂先生が本当に勤務医であるので、医療界の描写がとても細かくてリアルでそういうところもニヤリとさせてくれます。
個性豊かなキャラクター陣も魅力の一つです。田口先生は、無欲で出世とは縁を切りたいらいしいけど、隠れた切れ者なので周りが放って置かないというか、お人よしなので自分で面倒なことに突っ込んでしまうと言うか。それでもただのお人よしではなく、自分の利益もしっかりと持っていくと言う心憎い粋な人です。白鳥は、一緒にいたら(敵でも味方でも)絶対にムカつきますけど、遠くから見るにはそうとうイイ性格してるんで面白いです。小太りですごいゴテゴテのファッションで相手を油断させて容赦なく食う食虫植物のような。速水先生はイイ男!将軍、ついていきますってかんじ。さいごに花房さんと結ばれた所最高に色男でしたよ。どれ位の女性を泣かせたんでしょうかね。
さて、これらの作品の全体のメッセージは医療界の問題提起です。とくに私は国立大学の独立行政法人化問題のさなかに大学生をしてましたので色々考えちゃいます。その時の国会で独立行政法人化が決まったときの私の恩師の一人の助教授がかなりご立腹されて私達に散々愚痴ってたのを思い出します。「こんなことをしたら学問のレベルも下がるし学生は減るしの悪循環だ」とね。他にも色々。その時私はふーんとしか思わなかったけど、その後の大学はお金が無いと言うことが目に見えて分かりました。事務員さんが色々な校舎を回って冷暖房を消して行ったり。電気がつかないように管理したり。あと、その助教授はうちの大学病院の看護士の労働環境の問題点をマスコミに訴えて記事を書かせて、テレビに取材に来させた人なので、その辺の話しも聞いていました。そんなこんなで私にとってとっても興味深い小説だったと言うことです。
うちの会社でも、医療界を専門にした人達を育成しようという動きが出てきてるみたいです。私も勉強しようかな。。。。
そういえば昨日、同期全員と人事部(研修担当の課)で飲みました。同期総勢71名。一人転職するのでそのお別れ会も兼ねて。いい飲み会でしたが、その席でチームバチスタを結成しました!発起人は同期のある男の子。天才外科医です。私はおっちょこちょいの機械だし担当の看護士です。ちなみに田口と白鳥は女の子。天才下病理医は一歳年上の暗い男の子(笑)。
まあ、お分かりの通り「医龍」でバチスタに興味を持っていたし、サスペンス好きだし、読むしかない!!と思って読んじゃいました。
感想って程でも無いですけど、思ったことを書きます。
犯人は割りと分かりやすいのですが、事件解決に至るまでの過程が面白いわけですよ。探偵役?の田口先生と白鳥調査官のコンビの掛け合いは勿論、院内政治のどろどろした部分とか、そのどろどろの部分をかわして行く田口先生とか。作者の海堂先生が本当に勤務医であるので、医療界の描写がとても細かくてリアルでそういうところもニヤリとさせてくれます。
個性豊かなキャラクター陣も魅力の一つです。田口先生は、無欲で出世とは縁を切りたいらいしいけど、隠れた切れ者なので周りが放って置かないというか、お人よしなので自分で面倒なことに突っ込んでしまうと言うか。それでもただのお人よしではなく、自分の利益もしっかりと持っていくと言う心憎い粋な人です。白鳥は、一緒にいたら(敵でも味方でも)絶対にムカつきますけど、遠くから見るにはそうとうイイ性格してるんで面白いです。小太りですごいゴテゴテのファッションで相手を油断させて容赦なく食う食虫植物のような。速水先生はイイ男!将軍、ついていきますってかんじ。さいごに花房さんと結ばれた所最高に色男でしたよ。どれ位の女性を泣かせたんでしょうかね。
さて、これらの作品の全体のメッセージは医療界の問題提起です。とくに私は国立大学の独立行政法人化問題のさなかに大学生をしてましたので色々考えちゃいます。その時の国会で独立行政法人化が決まったときの私の恩師の一人の助教授がかなりご立腹されて私達に散々愚痴ってたのを思い出します。「こんなことをしたら学問のレベルも下がるし学生は減るしの悪循環だ」とね。他にも色々。その時私はふーんとしか思わなかったけど、その後の大学はお金が無いと言うことが目に見えて分かりました。事務員さんが色々な校舎を回って冷暖房を消して行ったり。電気がつかないように管理したり。あと、その助教授はうちの大学病院の看護士の労働環境の問題点をマスコミに訴えて記事を書かせて、テレビに取材に来させた人なので、その辺の話しも聞いていました。そんなこんなで私にとってとっても興味深い小説だったと言うことです。
うちの会社でも、医療界を専門にした人達を育成しようという動きが出てきてるみたいです。私も勉強しようかな。。。。
そういえば昨日、同期全員と人事部(研修担当の課)で飲みました。同期総勢71名。一人転職するのでそのお別れ会も兼ねて。いい飲み会でしたが、その席でチームバチスタを結成しました!発起人は同期のある男の子。天才外科医です。私はおっちょこちょいの機械だし担当の看護士です。ちなみに田口と白鳥は女の子。天才下病理医は一歳年上の暗い男の子(笑)。