ブロリンのブログ略してブロリング

フィギュアにまみれたとろけるエポパテ。
WF2018夏参加ァ!

終)呪腕のハサン(塗装&腰ローブ編)

2018-08-07 04:56:22 | イベント

早いものでWFから一週間。
準備と遠征で連休をとりまくったので
しこたま働いております(血涙

そんな中、ツイッターを覗くとハサン先生を
もう完成させてくれてる人がいるという…!
嬉しいぃい…!!作った甲斐があります…!

最後にお送りするのが、
塗装と腰のローブ編になります!
腰のローブは他にも応用が効く代物に
なったりするかもなんで良かったら
見て行ってくださーい!


先に塗装から!


完成品塗装はけーにっひくん(@Mk_k_nihhi)
がしてくれました!
今回のはあまりグラデーションを
濃くせず、figmaに近い質感で
塗りをお願いしました。


必須の塗る箇所としては

左の二の腕と太もも、腰のベルトの
茶色

左手の指輪と頭頂部の金具に
シルバー

シャイタンの腕の
肩から肘にかけて黒
そこから指までをオレンジ色

ここを塗ると素組みでもそれっぽく見えます。
ちなみに完成品の頭頂部のシルバー…
けーにっひくんに伝えそこねて完成サンプルは
塗られてないです…すいません、、、


その他、シャイタンの腕は肘付近を暗く、
指にかけて明るくするようグラデーションを
かけたり、体とローブの黒を違う黒で
塗り分けたり、お面に汚しを入れる…などなど…

ツイッターで素敵に作ってくれている
方がいらっしゃいますので是非参考に
してみては?!(他力本願




続いて腰のローブです!


写真じゃかなり伝わり辛いので
雑ながら絵で説明させてもらいます。



うひょう!本当に雑!!笑
すいません_:(´ཀ`」 ∠):

やり方は色々あると思いますが
今回は完成展示用に使用した方法で!

まずシートを図のように切ります。
下は末広がりで、上は腰回りより気持ち大きめに
してあげるのがコツです。

これを2つ用意してベルトの内側に
貼る形にしてます。
WFで展示してたものはヒダヒダの数を
前は5つ、後ろ6つで作ってます。
お好みでヒダの数や破け目、ダメージ具合を
変えてみてください。

針金(図で赤い線)を隅っこに
接着、折り込んであげると可動させる事が
できます。



他にも、全てのヒダを動かせるように
針金をシート2枚で挟んだりもできますので
チャレンジしてみてください!
↓こんな感じとか、、、



最初は普通に腰布を造形しようかと
思ったのですがそこはハサン先生…
ガシガシ動かしたい…
しかしどうしても腰布がネックだったので
このような形をとっています…

おかげでここまで上がる!


折角ですのでそもそもこの素材がなんなのかも
説明させてもらいますー

以前フィギュアのマントに使える素材を
探していました。その時に
Twitterのフォロワーさんから
教えていただいたもので
[梨地シート]というものです。



東急ハンズさんで、このような形で
量り売りされてます(写真は東急ハンズ渋谷店)

色は白、黒、赤、青
現物見たことないですが緑なんかも
あるみたいです。
黒はここ最近、渋谷店以外ではなかなか
見かけないです…白や赤は割と置いてあるのを
見かけます。

ちなみに以前関節染めで紹介した
SDN染色剤も東急ハンズで取り扱ってますので
御購入の参考に、、

(画像は渋谷店のものになります。)


そしてこのシートなんとラッカー系塗料が
のります!濃くのせるとパリパリに
なってしまいますが…
その他ポリカーボネート専用の
スプレーとかですとバッチリのります!
白のシートを使えば
好みの色に変えられますので
ぜひお試しください!
汚しなんかもできるかと思います!



改めまして大変お待たせしてすみませんでした…
その他、分からないことがありましたら
当方のTwitter(@Brolin_Afro)の
DMやコメント欄の方でなんでも
お聞きください!

ではではー!

WF:呪腕のハサン(組み立て編)

2018-07-28 11:03:34 | イベント

ご購入いただいた方々へ…
大変お待たせしました、、、
組立編参ります!


可動式キットを作るのが初めての方にも
なるべく分かるように説明しますが
こういった形式で説明するのも初めて
なので至らない点もあると思います…

それと写真の方ですが時間の都合上、
部分的に塗装してあるものを使用して
撮っていますので素のキットと
色が違っています…
またスマートフォンで撮影してますので
画像の荒い部分がございます…
予めご了承ください。

またしてもかなりグダグダになりそうな予感…
すみません、、では参ります。



まずはパーツです。
全24パーツ。(黒20パーツ、白4パーツ)

早速すみません…いきなり顔パーツを
接着していたり腕パーツが塗ってある
画像になりますが…
箱の中に5つ袋と黒いシートが入っているのを
確認してください。

1:白いパーツ4つ
(シャイタンの腕が3パーツお面が1パーツ)

のこりは全て黒のパーツで

2:右腕交換用パーツ、胴体
3:左腕パーツ7つ
(二の腕、肘下、手首3つ、短剣、柄)
4:頭、首、腹筋、ベルト、腰の計5パーツ
5:太もも左右、ひざ下左右、足パーツ左右
計6パーツ
黒いシートは腰の布に使うものになります。


揃っていましたらパーツの洗浄を
行います。市販のレジンウォッシュや
中性洗剤で洗浄してください。
その後パーツに付いているバリを
取り、ヤスリ等で表面処理を行なってください。
ここでの頑張りで仕上がりがだいぶ
変わってきます…!
詳しくは先人の方々がかなり詳しく記載
されてますので調べてみて下さい(他力本願マン


処理が終わったら組立です。
頭部から順に説明していきます。
準備編に記載している道具を用意ください。



まずはお面を頭部パーツにはめ込みます。
その後首に刺す用の穴を
ピンバイス(2.9mmもしくは3mm)で開け
6mmジョイントをさします。
首も同様に穴を開けます。





中央よりすこし奥目に。かつ赤い線の
角度に穴を開けると動かしやすくなります。
首は首筋が広がっていく方に頭、
矢印の方向に胴体がくるように




首の下側、胴体側も同様に穴を開け
ここも6mmジョイントを。
ついでに腕用の穴も開けておきます。



真下ではなく斜めに。遊びやすさが変わります!




次に腕です。



左腕は8mmジョイントを
右腕は10mmジョイントをさします。

右腕も8mmがささりますが10mmの方が
可動域が上がります。可動か見栄えか…
お好みで差し替えて下さい!

胴体程ではないですがこちらも気持ち
斜めに穴を開けるとさしやすくなります。
反対側が貫通しないように注意してください。



左腕の肘、手首の部分は共に6mmジョイントを。
穴は真っ直ぐに開けてください。



手首パーツの穴は貫通の恐れがあるので
浅く開けてください。ジョイント側もピンを
短くニッパーなどで切ってピッタリと
ハマるように。

今度は右腕。



前回ブログで紹介したジョイント染めたものを。手首は8mm、肘は
スリムタイプの一番大きい9.7mm。


肘のジョイントはfigmaジョイントのように
軸をずらしてはめてください。


次に腹筋パーツいきます。





リボルテックの8mmダブルジョイントは
矢印の方向に背中側がくるように、
腹筋パーツは大きく広がってる方を上に
狭まっている方を下にして差し込みます。
この時、下からジョイントが少し出るように
縁を削って下さい。

そのあと腹筋にベルトをはめ
腰をさす…のですがここですいません
注意点が、、



丸で囲ったここの部分が少し脆く破損
しやすいです…
非常に申し訳ないです…
気になる方は接着剤やパテ、
プラパイプで補強をお願いします。




ここまででこんな感じに。
背中が空いてるのは可動範囲をあげるための
仕様です。




腰のジョイントは8mm。
ジョイントのピンを少し切り押し込みます。
…が、少し隙間が出来てしまいます…(実力不足



太ももの左右は図の角度で。




膝のジョイントは球体ジョイントスリム9.7mm
こちらも右腕の肘同様、
軸ずらしではめてください。
膝下は角ばっている方が前。
左右はくるぶしが膨らんでいる方を外側に。





足首は6mmジョイントで。
左右は足裏からみて凹んだ方を内側に。
穴を開ける際は図のように斜めにあけて下さい。

最後に短剣。



貫通しないよう真っ直ぐに1.5mm穴を開け、
真鍮線や針金を通してください。



これにて本体組み立てひとまず完了ですー!
かなり長くなりました…

このまま腰布と塗装を説明すると
さらに長くなるのでここで一度締めます。
後日早いうちにシートと塗装の説明を
させてもらいますのですみませんが
それまで組み立てて、待っててください!
分からない点がありましたらツイッターや
コメント欄から質問ください。


それではーーー!!

WF:呪腕のハサン(雑談編)

2018-07-27 11:27:29 | イベント

WFまであと二日ー!!
いやー今回FGOの可動キットが多いですね…
嬉しい反面買いに行けない悔しさ…
そんな人達と卓を並べるなんて
戦々恐々としてます、、、(´;Д;`)

今回は休憩回…WFにでるまでに至った
経緯をお話させてもらいます。
また語彙力ゼロの長々になるかもですが
良かったらお付き合いください!



そもそも今回のハサン
当初は売る目的でつくってなかったんですよね、

シンプルに自分で良く動くハサン先生で
遊びたいなーとか思って見切り発車した
ところから始まってます。笑

日頃は既存のフィギュアにパテ
盛って作ってるんですが近い体型のフィギュアが
無かったので挑戦も兼ねてフルスクラッチに…
今思うとフルスクラッチで良かったなーと
思います、、(´∀`)


理想はリボ◯テックのような
バキバキに動かせるような物を目指しました。
モデルはアメイジ◯グヤマグチの
某蜘蛛男さんです。



そして出来上がったのを2017年WF冬に
友人達に見せるべく持って行きました。

ええ、ええ、お気づきでしょうか…
散々使ってきたこちらの
画像ですがほとんどヤスリせず黒サフと
ちょこっと塗装してWFに持って行ったのです、、
まさかのちに売るとは
考えてもいなかったものですからねー。笑

あ!ちゃんとここからどちゃくそやすりがけ
しましたからね!笑
きちんと調整したものを量産してますんで
ご安心下さい!


そこで見てもらうと意外と好評で…!
某ディーラーさんにも
見てもらえました…嬉しい限り…!

さらにさらにTwitterで知り合いました

ケーニッヒくん(@mk_k_nihhi)
だいちくさん(@daitikuuu)

このお二人が協力してくれるという事になり
ディーラーデビューに至りました…!
いやー1人だと確実にここまで来れてないです…

ケーニッヒくんには展示用完成品作成(!
だいちくさんには複製作業(!!!
というほぼ、おんぶにだっこで…

だいちくさんに至ってはお忙しい中、
ディーラーにおいてもっと過酷な作業を
一任してもらうという
もうほんとにお二人とも
ありがとうございます…!!
関西に足向けて寝れません…!!



こういった経緯でハサン先生を
販売までこじ付けました…
たぶん今までの模型人生で一番
綺麗に仕上げたブロリンの
フルスクラッチ処女作になります。笑
おそらく!ほかのどの可動キットより
可動するかと!思います!多分!きっと!

最後に…
ええ?触ってみないと?分からないですって?
しょーがないなーー笑
……てことで今回!


テストショットで抜いたものになりますが

タッチ&トライ
できるようにしますー!イェーイ!

いやーー参加してる時にいつも思ってたんですよ
(あの可動キット…動かしてぇなぁ…
どんな構造してるんだろう…ゴクリ…)と、、
やはり動かしてわかる事もあると思うので、、


てことで今回また長くなりましたが…

6-17-21!ヤマト運送さんの前!
@ばんぶーどらごん
自分とケーニッヒくん、だいちくさんの
3人で!お待ちしております!!
お立ち寄りの際は是非タッチ&トライして
行ってください!
タッチ&トライだけでも結構ですので!!笑


ヤマト運送さんの前で
ハサン先生と握手!!

ではではー

WF:呪腕のハサン(関節染め編)

2018-07-26 20:00:20 | イベント
さぁWFまでいよいよあと3日…!
緊張でソワソワが止まりません…笑
ただ当日、天気が悪いみたいで少し不安ですね…
御来場される方は気を付けて来てください!

てことで今回は"準備編"の少し補足を!

といっても補足は主に"シャイタンの腕"の
関節についてです!
前回少し触れた通り今回初チャレンジ…
[SDN染色]
による関節染めをしてみました。


(ラベルを汚す不器用の鏡)
この液にプラスチックを浸して煮るだけで
好きな色に染められるスグレモノです!
こちら東急ハンズさんで購入しました!
大体のものは東急ハンズさん、いや、もう
東急ハンズ様に行けばあります。笑

で、チャレンジに辺り先駆者様の染め方を
ネットで探したのですが割と皆さん
割とまちまち…とりあえず今回
オーソドックスなやり方で染めました。

まず用意するものですね
・染めたい色の染色剤
・鍋(染色剤は有毒なので絶対に専用のものを購入してください。アルミ製だと色がついてしまうのでステンレスが良し)
・取っ手付きのザル(こちらも100均にあります)
・軽量カップ(こちらも専用のものを。100均にあり)
・温度計(100℃まであるば良し)

まず鍋にSDN染色剤 "1" に対して
水を足して "20倍" に薄めます。

ステンレス製の鍋がベストなんですが
近所に売ってなかったので今回自分は
家に余ってたアルミで行きました…
終わった後ほんのりオレンジに…

ざるに関節を入れ煮込み開始ー
プラスチックは70℃がベストらしいです。
ただ一気に温度を上げると破損に繋がるので
温度計でこまめに測りながら
じっくりコトコト…



臭いがなかなかのものなので
マスクをかならずして、換気を充分に
してください。
あとは放置するとムラが出来てしまうので
こまめにざるを振ってあげてください…



若干染まりが遅く煮込むこと40分。
うぉおおオレンジィ!めちゃ良いですこれ!

最後に煮込んだ関節を水と中性洗剤で洗い、
使った染料は水で "200倍"に薄めて
流し終了です!

ちなみに余談ですがfigmaのジョイントは
前後で関節の種類が違うらしく
色が2色になってしまうので染められないです…


ぶっちゃけるとこの関節ジョイント
塗装できなくも無いんですが
個人的に関節の色がハゲるのが非常に
嫌いなので今回しっかりと染めてみました。
ちょっと大変かもですが
遊びやすさがグンっと上がるので皆さんも
是非お試しを…!


ちょっと長くなってしまったので
雑談等は分けておはなししたいと思いますー!

ではまたー

WF:呪腕のハサン(準備編)

2018-07-25 19:35:02 | イベント
気付けばあっという間にWFまであと
4日に…早しっ


ということでハサン先生ご購入予定の方へ向けて
必要な物を記載しておきます!
語彙力皆無御免!それでは早速まいりまーす



まずは道具、ナイフ、ヤスリ、接着剤。
これは基本デスね。
それと関節穴を開ける用のピンバイス!
こちらは100均でも買えます。

しかし使用していただく関節の軸が
2.9mmで、、
ピンバイスの2.9mmって100均には
無いんですよね、、、
なので2.9mmのドリルを買うか、、
もしくは、3mmで気持ちゆるめに開けて
軸を指してください!(自分はこの方法でやりました。)
多少の緩みは接着剤や
パーマネントバーニッシュ等で調整が
可能ですので色々試していただいて……汗

いきなり大きいもので開けようとすると
変な方向に掘ったり
貫通してしまう時もあります…怖しっ
なので1mm→2mm→3mmと徐々に穴を広げながら開けると
事故が減ると思うので他のサイズのピンバイスも
ご購入を検討ください!



そしてジョイントです!

ひえええ雑な絵…すいません…
ジョイントはホビーベースさんで販売されている球体ジョイントと球体ジョイントスリムで組み立ててください!
同じサイズのリボルバージョイント等があれば
そちらでも代用可能です!ただ組み立て時は
球体ジョイントを使用してますので
他のジョイント使用するは自己責任で、、

内訳はこちら↓
→6mm×6
→8mm×4
→10mm×1
→9.7mm×3(こちらは球体ジョイントスリムになります。figmaジョイントのように軸をずらして組み替えてください。)
もし同サイズのfigma関節があればそちらでも大丈夫です!

ここから少し入手難易度が上がります…
なんですが、、こちらがリボルバージョイントのダブル8mmになります…!
なるべく組み立てやすく、市販で流通してる
関節にしたかったのですがやはり可動は
捨てられないのでこちらを使用してます…
秋葉原ラジオ館の海洋堂ショップで購入か
中古のリボルテックから拝借等で対応お願いします…

そしてシャイタンの手に使用する関節なのですが
球体ジョイントシリーズもfigma関節もオレンジ色が無いんですよね…
なのでこちらは球体ジョイントを塗装するか染めていただく必要があります…
染める方法は後日説明させてもらいますね、、

なので最低限必要なものが

・[球体ジョイントダークグレイ]が2つ
・[球体ジョイントスリムダークグレイ]が1つ
・[球体ジョイントピュアホワイト]が1つ
・[球体ジョイントスリムピュアホワイト]が1つ
となります。


最後に腰のローブを可動させる針金を用意してください!
1mmくらいが遊びやすいです。なるべく細めで。
ローブに使用してるシート(梨地シート)は
当日切って配布します!
(一応東急ハンズで取り扱ってますが
黒がなかなか手に入らないので…)




以上で準備編は終了です!
グダグタ長々になってしまいました…汗汗
最後まで読んでいただきありがとうございます…!
次はシャイタン用の染め作業の説明と合わせて
今回のディーラーまでの経緯&雑談。
そのあと組み立て編を予定してます!

ではではー