ターバー対グレン・ジョンソン：9R～12R

９R：両方のセコンドは接戦だとわかっているせいか、両者にもってギアを上げろと指示する。開始直後からお互いのパワーパンチがきわどく交錯する。ターバーが良いボディストレートをうてば、お返しとばかりにジョンソンも渾身の力でボディーへのストレート返していく。ほぼ互角の戦い。どっちが取ったか決めずらい。テレビの採点者はターバー。（なぜならターバーが好きだから）

１０R：ターバーが自信をもってジャブを出していく。反対にジョンソンは急ブレーキ。ターバーの良いコンビネーションが何度かジョンソンにヒットする。ジョンソンは強打を当てようとするがターバーがたくみにはずしていく。ターバーは下がりながらカウンターを狙い続ける。このラウンドはターバーがコントロールする。

１１R：お互い連打の出し合いをする。ターバーは時折とても良いストレート当てていく。ジョンソンも強烈なボディへのパンチを返していく。途中ターバーがスリップダウン。その時観衆が大騒ぎ。

１２R：ターバーが連打連打連打。今度はジョンソンがワンツーを連打していく。両者残っている力を振り絞って試合終了まで激しく手を出し続けて試合終了。私の採点ではジョンソン、解説者の採点はターバー。ジャッジの採点は２対１でジョンソン。

物凄く力がきっこうしていた試合で、内容的にもとてもよい試合だったと思います。ただ、途中からターバーが故障をして苦しそうな顔をしながらやっていたのが、少し残念。次回の再戦では両者万全の状態で試合を終わらせてほしい。次もきっと白熱した良い試合になると思うので。