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Booth-K

凍えながら夏の銀河

2021年04月10日 | 写真

一足早い夏の星座と、天の川(銀河)を見に乗鞍高原まで出掛けてきました。いつもの様にお一人様、おむすびとパンの疎&粗な旅です。
予報で-7度とあったので覚悟はしていましたが、何と-10度。手袋はしているんですがカメラ操作用に親指、人差し指は出ているので感覚がなくなってしまい、カメラの再生ボタンとかは目で見ながらでないと押せない状況。
1、2枚目が天の川と蠍座やいて座等の南天。3枚目が北斗七星に北極星。4枚目は「夏の大三角」。
カメラには霜が降りて、白い結晶が付着してるし厳しい環境ではありましたが、この空、銀河を見たら一気に吹っ飛んじゃいますね。
至福の時間です。


1月に買い替えた HD PENTAX-DA FISH-EYE10-17mm F3.5-4.5 ED も天体初投入。レンズフードが外せるという事で、これの為に買い替えたようなもの。(かなりガタも来ていたし)
今まで使っていたsmc版よりも、HD版は全体的にシャープになった感じで、ガタもなく立て付けが良くなったみたい。レンズ構成とか変わらないけど満足感あります。
右側が南天で、蠍座や天の川の濃い部分が写ってます。左側は北天で、北斗七星、北極星が確認できます。
本来APS-C用のレンズですが、フードが外せるようになったおかげでフルサイズだと、ほぼ全天が写し込めます。
寝転がって空を見ている感覚。雲もなくて条件は最高!(寒いのを除けば)


気が付けば薄明が始まり、徐々に山が染まって明るくなってきました。霜が下りた為、辺りは真っ白です。明るくなってから散策道を歩いていたら、向こうから少し派手な鳥がヨタヨタとこちらに寄ってきました。何だ?と思ったら、「キジ」じゃぁないですか。びっくりです。3mくらいから避けるうように横の藪に入っていきました。想定外の出会い。
さて、どこかに水芭蕉咲いているとこあるかなと思ったら、まいめの池は氷が張っていて見当たらず。大駐車場近くには咲いている場所もあるけど、少し花が傷んでいる感じ。牛留池も雪と氷でまだ咲く気配はなし。う~ん・・よくわからん季節感。
ここにいても寒いからなぁと宮ノ原の群生地まで下って見たら、例年よりは少し数が少ないけど真新しい水芭蕉に出会えました。
水殿ダム辺りからは桜が咲いています。東京の桜は完全に終わっているので何回も楽しめるのは得した気分!




そこから箕輪町の実家へ移動。樹齢1000年の権現桜等、町内を一周りした後に高速状況を見たらまさかの渋滞なし。一泊して帰るつもりだったけど、そのまま東京へ戻ることにしました。
先週も見た天竜川沿いの桜もまだきれいにライトアップされていたので、今回は対岸寄りから。
東京は一時期の初夏のような陽気から少し涼しくはなったけど、氷の世界とはギャップありすぎ。季節を行ったり来たりと、なかなか刺激的な変化を楽しめた一日でした。
 





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