Marの徒然なる旅

フライフィッシングやボーダーコリーの話しから、
美味しいモノ探しの旅なども・・・。

ワン旅・北海道記1

2014-01-14 | 日記
大洗港からフェリーに揺られて北海道へ。
空と海を預けないで気ままな釣り旅に出掛けることに味をしめたボクです。
犬たちの面倒を見ながらの釣りなので釣りにかける時間は少なくなりますが、
視線が変わるおかげで今まで気づかなかった発見もあります。
ひたすら北国の鱒を追い求める釣行から、余裕のある時間の使い方へと変わりました。
まったりした時間と没頭する時間と・・・。

空と海もご覧の通りでいつも一緒です。
海くんは相変わらずボクの足下を離れませんが、空は周囲への警戒を怠りません。
背後の森の中からは野生の気配がするのでしょうか・・・。
いつもはよく感情を示してか笑顔の絶えない空ですが、きりりとしています。
実は後日談ですが写真の僕が座っているところにヒグマの糞が、
1週間後にこの場所を訪れた地元の友人が確認しています。

ボクらは夕方の五時を目処に釣りをやめてクルマへと急ぎます。
フライフィッシングのいちばん面白い時間帯は、それ以降の薄闇に包まれ出した頃ですが、
リールにフライラインを巻き取りながらも夕刻に近づくと濃密な野生の気配が漂って来るのです。
どこからとも無く「さぁ、お帰りなさい。人間の時間は終わりだよ・・・」なんて声が聴こえて来るようです。
それが空の場合は、昼間の時間帯でも時より風に乗ってくる森の音なのか、
野生の臭気なのか判りませんが、ある一方をジッと凝視することがあります。
時にはボーダーコリー特有の低い姿勢でつつつっと数メートル走り、
森に近付き伏せの姿勢で低く唸り声を発することもあります。
山、川、海へと結構連れて歩いているのですが、
北海道の深くて濃い自然の中で見せた空の行動は驚きでした。
一方の海くんは・・・・いたって呑気なもんです。

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