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桜てゴッツ綺麗やん

バイク好きのオッサンが初めて挑戦する枝垂れ桜の実生と挿し木の記録他

枝垂れ桜の実生(平成21年版)

2010年05月15日 14時35分59秒 | 実生
平成21年5月30日

 写真は昨日採取した枝垂れ桜の実です。桜は発芽率が悪いと言われているので,今回は169粒採取しました。採取した実は赤黒い色(完熟)をしたものを選んでいます。
 写真では実のまま水に浸けていますが,実の果肉をすべて(ヌメリも)取り去って種にしてから水に浸けてください。ヌメリは発芽作用を抑制すると言われていますので,シッカリと取ってくださいね。沈んだ種だけ使用し,浮き上がった種は気の毒ですが処分しました。
 種蒔きはすぐに行う「とり蒔き」と蒔く時期(桜の場合は1月下旬頃)まで保存する「後熟」とがありますが,今回は半数を「とり蒔き」(今日,蒔きました。),残り半数を「後熟」にしました。
 「とり蒔き」分は植木鉢に赤玉(小粒)のみを入れて,そこに種を蒔き,更にその上に1cmくらい種を埋めるように赤玉を被せました。水をタップリかけて日陰で保存してます。「後熟」の方は,濡らしたキッチンペーパーに種を包み,それをチャックの付いたビニール袋に入れて,冷蔵庫で冬まで保存します。時々,キッチンペーパーの乾きを確認し,乾きだしたら水をかける必要があります。



平成22年3月28日

 左端の写真は今年の元旦です。植木鉢に霜柱が立ち,土(赤玉)が押されて浮上がった状態になりました。そんな寒さも乗越えて,実生から約10ケ月(H.22.3.19撮影),やっと枝垂れ桜の新芽が吹出しました。右端の写真の新芽には,まだ殻が付いています。

 それから1週間,葉がでたものももあれば,半数以上の新芽がなくなっていました。庭に植木鉢を置いているので,恐らく雀に食べられたものと思われます。写真では分かり難いかもしれませんが,土をほじくった跡があるでしょ。


平成22年5月15日

 本日,鉢上げを行いました。よく洗った植木鉢の底に防虫ネットを敷き,その上に底石をまきました。(中央の写真)その植木鉢に用土(量販店で売っている園芸用の土)を七分目程度入れ,たっぷりと水をかけました。(乾いた土に苗を移すと,苗の水分が土に取られるのを防ぐためです。)


 よく発育した苗を2本選び,植木鉢に移しました。この時,苗にできるだけ沢山の根が残るよう移植ゴテで慎重に掘り出しています。
 植木鉢に移したら,用土を足して,周囲を軽く押さえてから水をたっぷりとやっています。肥料は1週間ほどしたら与える予定です。(梅と同じ固型の肥料,「続オッサンの白梅と紅梅」参照)

附 則
平成21年6月13日作成
平成22年3月28日更新
平成22年5月15日更新

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして (hi-ho)
2010-05-08 14:42:33
はじめまして。

枝垂れ桜 実生 でたどり着きました。

園芸は初めてですが、枝垂れ桜を育ててみたくてアチコチ調べています。

近くの枝垂れ桜から黒い山椒の実のような種(?)を拾ってきました。

頑張って挑戦したいと思います♪
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Unknown (Unknown)
2010-05-15 08:09:07
コメント,ありがとうございました。
ヌメリをよく取って,水を欠かさなければ,来年は必ず発芽しますよ。
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