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失敗は成功の種

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 1201 ハナ ハナ ハナミー

2025-09-08 15:34:37 | 日記

民宿の庭で観光客と飲んでいると、二十歳前後の女の子がペアでいた。
島の方言で、親しい間柄、信頼している中、親友中の親友は、パナヌミ(鼻の穴)と表現する。
訳は、人間の体の中で、目や耳、乳、手や足など、対になっているが、鼻の穴が一番近い。
奥では一つに繋っているので、極々親しい間柄の事を、パナヌミ、鼻の穴、鼻の仲と呼ぶ。
ちなみに、男女の場合でもこの言葉は使われる。
彼と彼女は、もう出来ている。という場合に、あの二人は、パナヌミだよという。
早い話が、信頼している、極々親しい関係は、ハナミの関係である。
女の子が、キャーキャーいいながら喜んだ。
おじさん、この言葉使っていい? 
大阪でハナ、ハナ、ハナミ、ブレイクさせるよ!
おじさんと私は、ハナミ、ハナミ!
ハナミの元祖は、南の島のおじちゃんだよと、両隣へ割り込んでくる。
おい! おい! おじさんと出来て、子供が出来たら、ひ孫だぞ!
だけど、いいか・・
ハナ ハナ ハナミー
今日も、明日もハナミーで行こう。
あなたには、ハナミーいるかな?
本土では、人指し指で鼻を指すと、自分だが、この島では、昨夜肉体関係が出来たらしいよ、と鼻を指しひそひそ話をされているから気をつけよう・・
東京にいる時は、スポーツクラブで泳ぎ、サウナへ入る事を日課にしている。
男がサウナに入る時、特に前を隠すわけでもなく、租チンあらわに、足は逆八の字、堂々と座る。
いつも会う、アラブ系で、小錦といい勝負する、立派な体格の人だが、その人も、堂々と、租チンを見せ座っている。
先日、隣に年齢30代半ばくらいの男で、中肉中背。
顔は、今はやりのイケメンで、腰にバスタオルをしっかり巻いて、租チンが見えないように隠している。
足は、多少内股、八の字スタイルである。
タオルで、租チンをしっかり隠しているところは、几帳面な人だなと、その程度で、特に違和感も何も感じなかった。
10分くらいたって、汗だくだく。その男も、ほんのりと、体中がピンク色に染まっていた。
その男が、先にサウナを出た。
何気なく後姿を見て、あれれ・・・
背中に、横にブラジャーの跡が、ほんのりついているのであった。
ありゃりゃ・・
なるほど・・なるほど・・
一瞬浮かんだ。
オカマちゃん、租チン隠して、背隠さず。


 1200 アリ避難

2025-09-08 15:33:15 | 日記

前年に続き、大型台風が10月に島を襲った。
4日前の10月3日、島は台風の予兆も無く晴れて雨も無い。
いつも通り庭でくつろいでいると、あれれ?いっぱいいるはずのアリ達が、完璧にいなくなり、巣に避難してしまっているのだ。
とんでもない予知能力だ。
確かに普通の雨と台風では量と時間が桁違いだ。
台風の雨が降り出すと庭が水びたしになり、引かない。早めに巣に戻らないと戻れなくなるのだ。
台風はまだフィリッピン沖にあり、何で島へ来る事、超大型である事を予知出来るのか?
これは、とんでもない大発見だ。
間違いなくアリは予知している。
気象庁、国土交通省はじめ、国挙げての研究が必要ではないか。
もしこのアリ達が、地震を予知出来たら?
これはとんでもない事だ。
国を挙げてP波警報体制が採られている。それに3日前に警報発令の予報が出来れば、被害は格段に軽減されるはずだ。
二千キロ先の台風を予測できるのだから、地震は数十キロから数百キロ圏内、かなり精度の高い情報が得られるのではないだろうか。
ひかるは老後、ブログで遊ぼう、と思ったが、もう一つアリの研究と言うテーマが加わった。
人生、楽させてもらえないようだ。
今日もハエ叩きで99%叩き落せるようになった。
アリ達の食料を確保、アリ達との会話を本気で考える。
ワシは宮本武蔵だ!
ちなみに、ナマズが地震を予測すると言われているが、事実であろう。
しかし、自然界で先祖代々生息している環境の中での事だ。
地震の前の微かな地響きか、水圧の変化で、棲家への影響を読むのだろう。
人間の作った環境や水槽での予測は絶対無理だ。
気象庁、本気でアリを研究すべきだぞ・・


 1199 アッコにお任せしたーい

2025-09-08 15:31:45 | 日記

昔々南の小さな島では若い男女の巡り合い、恋愛やお見合い等ではなく、夜這いが結びつきの大きなきっかけであった、と曾祖父が話をしていた。
今では想像つかない面白い話がある。
小さな島に高島吉蔵、91歳のおじいちゃんがいた。
ばあちゃんは90歳で名前は明子、声と体が一回り大きく別名アッコと呼ばれ、
子供は無く仲の良いオシドリ夫婦。
祭りや行事等を先導、周りから信頼され羨ましがられていた。
おじいさんは年のせいか妄想なのか、あらぬ事を口走るようになった。
家で晩酌をしながらアッコばあちゃんにポツリとしゃべった。
なんと島一番の大金持ちで船を持ち船会社を経営している50歳前後の新一、母親大友良江に昔夜這いを仕掛け出来た子が新一だ。
バリバリ働き者で若かりし頃の俺に似ているであろうと褒めちぎり自慢をしたのである。
さあ大変な事が起きる予感。
島には飲み屋も無く祭りや結婚式や長寿の祝い等島中の人が集まりストレス発散派手に賑う。
そこでアッコバーさんのストレス、ヤキモチが炸裂したのだ。
新一の母親良江の髪の毛を鷲掴み、陰売女 泥棒猫 どうやって亭主を受け入れた。
大股おっぴろげ こうしたのか!
よくぞしゃーしゃーとした顔をしていられる、と噛付き祭りは修羅場と化した。
島中の話題でびっくりしたところだが、この吉蔵じーさんはまたあらぬ事を口走るのである。
郵便局長、五十がらみで一番やり手の男だ。
実はこの裕介の母親下村陽子、若い頃夜這いを仕掛けて出来た俺の種だ。
またあらぬ事を口走ってしまったのである。
これまたアッコばーちゃん大変だ。
島育ちの青年が成人式で、島中の人が集まってのどんちゃん騒ぎの祝いの場。
裕介の母、陽子に馬乗りバトル、島人の祝いの場の楽しみが修羅場と化し台無し。
話はここで終わらない。
吉蔵じーさんはあの診療所の息子、則夫の母親山城京子に私が若い頃夜這いを仕掛けて出来た子供だと・・・
二度ある事は三度ある。
今度は四人のタッグマッチ、女の戦いは恐ろしい。
祭りは全て中止。呪いが祟ったのか吉蔵じーさんは亡くなる。
これで一件落着と思いきや、今度はアッコばーさん、三軒へ乗り込み雀の涙の香典では済まない。
実の父親の香典だと、香典揺すりを初めたのである。
それにしても痴呆症や物忘れ、妄想などあるが三途の川を渡る手前の出来事は気を付けて欲しい!!
島人の願い、和田アッコさ~ん アッコにお任せしたーい。
解決して・・・


 1198 女の夜這い

2025-09-08 15:29:26 | 日記

ちなみに、この地区の島に、夜這いは、女がする事になっている島があるそうだ。
そんな島で生まれ育っていればよかった、と誰も思うだろう。
しかし、待てよ・・
もしかして夜這いを待ち続け、何時の間にか立つべきものも立たなくなる。
そしてご臨終、俺は何のために生まれたのか・・
考えないようにしよう・・・・・
女の夜這い。夜這いの作法は、ノーパンが原則だとの事。
ノーパンを方言ではマルバイと言う。
女の夜這いはマルバイだー!
あるボス的存在の女で、顔やプロポーションも十人並み。
その女は、島一番の人気者の男を自分が夜這をかける、と周りに案に振れ回っていたそうだ。
番長的存在だから、当然と考えていたのだろう。
ところが、ある女が、その番長には負けじとこっそり夜這いをかけてしまったのだ。
童貞、略奪だ!
さあ、その事がばれて大変だ。
番長は、手下も動員し、事あるごとにその女をいびり、虐めぬいたのである。
とうとうその女は、島にいられなく、こっそり出ていったそうだ。
以後、親兄弟にも連絡が取れず、生涯行方不明だったという。
しかし、その番長は、いじめの代名詞として、島中知れ渡り、最後まで、結婚出来なかったそうだ。
虐めをすると、結婚出来ない、と言う教訓として、今でも語り継がれ、虐めの事をその女の名前で呼んでいるとの事。
おい! スケバンごっこで、番町やってる女いないか。
あなたの噂は男達に知れ渡り、一生結婚なぞ出来なくなるぞ。
虐めは、よせよ。
虐めは結婚の敵!
それにしてもノーパン女の夜這い、来て欲しい・・
特に村はずれの一軒家で、チョンガー生活男がコチョコチョ台所に立ち、洗濯にトイレや風呂掃除、膝を抱いて寝ていると、つくずく思うもの。
しからば、念じに念じ、念じ続ければ、お夜這いさんが来てくれるのでは、と・・・
戸の隙間をつくり、真っ暗闇にし、待ち続けると気配がしたので、うす目で見ると、野良猫のお夜這いさん。
翌日枕元に小石を用意し、思い切り命中、以後ピタリと来なくなった。
諦める訳にはいかない、お夜這いさんを待ち続けて、一ヶ月半。
待望の、本物のお夜這いさんが来たのだ!
来た・来た・来たぞー!
台風通過後、どんよりと曇った闇夜の三時、うす目で見ると、昼間すれ違い時、笑顔で話しかけて来た、歳は三十前後で二年前より島に住み着いている、艶やかな一人身の女である。
逃げられるとまずいので、いびきをかく。
部屋の隅で闇に目を慣らせた後、いよいよ動き出した。
夏掛けの裾から潜り込み、しなやかなる指先の動き、当然パンツいっちょうはなんなく剥ぎ取られ、息子は直立不動の万全なる体勢。
なま暖かい風は下半身から全身を覆う。
大波、小波、漕ぐ舟は極楽の境地、奥歯が小きざみに舞い上がる。
あまりの気持ち良さに全身の筋肉が収縮し炸裂、思いっきり突き上げる。
夏掛けがポロリ、と落ちた瞬間。
ギャー 
ギ、ギャーーー
歯っ欠け婆バーだ!!!
閃光が全身を走り、生まれて初めて、夢で失神してしもーた。
南無・ 南無・・南無・・・・


 1203 むんぴる

2025-09-08 10:07:01 | 日記

若い青年二人、A君、B君と酒を飲んでいると、C君の話題、文句で盛り上がっていた。
そこへC君が、「よー!」と、入って来た。
話題は必然的に他の話題となり、アルコールが入り、その内A君が、先程のC君に対する文句話となってきた。
酔った勢いもあり「お前は第一、自分勝手で、どうのこうの・・」と説教に入ったのである。
C君は、切れるタイプなので、B君はなんとか、その話題を止めようと、色々気を使っている。
その内、A君が、B君に対し、「先ほどから黙っていたが、なんで俺を、むんぴるんだ!」と、荒れ出したのである。
むんぴる、とは方言で、つねる、ことだ。
ひかるはすかさず「よくぞこのような古い方言を知っていたもんだ」と、話題を方言に切り替え、場を治めたのである。
この島では、ぴる、という言葉が、いたるところに出てくる。
珍しいは、ぴるまさー、になる。
昼は、当然、ぴる、である。
女の子よ、この島は、ぴるだらけだが、売っていないぞ。
島自体がハートの形をしており、温暖な気候、繁殖牛がたくさん飼われ、受胎率は日本ナンバーワン。
すぐ子供が出来ちゃうぞ。
この島へ来る時は、ぴるを忘れずに・・・
ところで、男がぴるを飲んだら、どうなるのかなぁ・・・
ビール同様、酔うのかな、一度飲んでみようっと。