〔写真1:表紙;広域となった震源地(NHKニュースから)〕
●観測データを分析してマグニチュードの数値が「超巨大地震」へ修正
2011年3月13日(日)お昼のNHKニュースは、三日前(11日)に起こった「東北関東大震災」が地震の規模を示すマグニチュードは9.0の超巨大地震(ウィキペディアの分類)であったと報じた。気象庁は、これまでマグニチュードの大きさを8.8と発表していたが、観測データを詳しく分析した結果によって数値を修正した。このマグニチュードの差0.2は、地震の規模で2倍の大きさになる。
気象庁の横田崇地震予知情報課長は13日午後の記者会見で、今回の地震では、岩手県沖から茨城県沖の長さおよそ500キロ、幅およそ200キロにわたって海底の岩盤が大きく動いたとみられること、11日の地震以降、マグニチュード5以上の余震が1日で150回 を超え、現在もこの領域で余震が続いているということを明らかにした。
NHKニュースは、最初の地震に続いて、2回目、3回目の地震が広域で合計5分以上に及んだことを〔写真1:表紙〕を用いて報じた。
マグニチュード9以上の超巨大地震は、世界ではこれまで4回観測されている。このうち最も大きかったのは、51年前の1960年に南米のチリ沿 岸で起きた「チリ地震」のマグニチュード9.5で、このときは1600人以上が犠牲となり、日本にも津波が押し寄せて、142人の犠牲者が出ました。7年 前にインド洋大津波で20万人を超える犠牲者が出たスマトラ島沖の巨大地震はマグニチュードが9.1で、今回の地震はこれにほぼ匹敵する規模の地震となる、と地震の巨大さを伝えた。
マグニチュードの大きさが示す地震の大きさについてウィキペヂアが「マグチュードの大小の目安」を分類して説明している。ここで引用して、図表を〔写真2〕、〔写真3〕、〔写真4〕に3分割して掲載する。
〔写真2、3、4:マグニチュードの大小の目安(ウィキペディアから引用)〕
※詳しくは、ウィキペヂアの「マグニチュード」 をごらんください。(ここ)
●今後大きな余震が起こる確率は70%と高い。厳重な警戒が必要
今後3日以内にマグニチュード7以上の余震が起きる確率は70%以上と非常に高く、マグニチュード7以上の地震が内陸や沿岸部で起きると、ところによって震度6強や震度6弱の激しい揺れが起きるおそれがある、再び津波が起きる可能性 もあるとして、気象庁は厳重に警戒するよう呼びかけた。
今回の地震による被災の全貌は、まだ把握されていない。3月13日16時のNHKニュースは、東北6県(宮城、岩手、福島、青森、秋田、山形)で、避難箇所が1,941ヶ所、避難している人は315,660人となっていると報じた。また、宮城県警本部の竹内本部長は宮城県内の死者が1万人を超える見通しを述べたと報じた。
●地震のニュースはさまざまな形で報道される
NHKテレビで放送されるニュースは「NHKオンライン(ここ)」に編集されて公開される。ニュースが見やすく、動画化、文字情報化されている。また、
NHKオンラインのトップページには、「NHK総合テレビストリーミング」が表示されているので、テレビがない場所では、PCで視聴することができる。
〔写真5:NHKオンラインのトップページ〕
以上、13日現在のNHKニュースの内容を引用して、地震報道の途中経過を整理しました。
●観測データを分析してマグニチュードの数値が「超巨大地震」へ修正
2011年3月13日(日)お昼のNHKニュースは、三日前(11日)に起こった「東北関東大震災」が地震の規模を示すマグニチュードは9.0の超巨大地震(ウィキペディアの分類)であったと報じた。気象庁は、これまでマグニチュードの大きさを8.8と発表していたが、観測データを詳しく分析した結果によって数値を修正した。このマグニチュードの差0.2は、地震の規模で2倍の大きさになる。
気象庁の横田崇地震予知情報課長は13日午後の記者会見で、今回の地震では、岩手県沖から茨城県沖の長さおよそ500キロ、幅およそ200キロにわたって海底の岩盤が大きく動いたとみられること、11日の地震以降、マグニチュード5以上の余震が1日で150回 を超え、現在もこの領域で余震が続いているということを明らかにした。
NHKニュースは、最初の地震に続いて、2回目、3回目の地震が広域で合計5分以上に及んだことを〔写真1:表紙〕を用いて報じた。
マグニチュード9以上の超巨大地震は、世界ではこれまで4回観測されている。このうち最も大きかったのは、51年前の1960年に南米のチリ沿 岸で起きた「チリ地震」のマグニチュード9.5で、このときは1600人以上が犠牲となり、日本にも津波が押し寄せて、142人の犠牲者が出ました。7年 前にインド洋大津波で20万人を超える犠牲者が出たスマトラ島沖の巨大地震はマグニチュードが9.1で、今回の地震はこれにほぼ匹敵する規模の地震となる、と地震の巨大さを伝えた。
マグニチュードの大きさが示す地震の大きさについてウィキペヂアが「マグチュードの大小の目安」を分類して説明している。ここで引用して、図表を〔写真2〕、〔写真3〕、〔写真4〕に3分割して掲載する。
〔写真2、3、4:マグニチュードの大小の目安(ウィキペディアから引用)〕
※詳しくは、ウィキペヂアの「マグニチュード」 をごらんください。(ここ)
●今後大きな余震が起こる確率は70%と高い。厳重な警戒が必要
今後3日以内にマグニチュード7以上の余震が起きる確率は70%以上と非常に高く、マグニチュード7以上の地震が内陸や沿岸部で起きると、ところによって震度6強や震度6弱の激しい揺れが起きるおそれがある、再び津波が起きる可能性 もあるとして、気象庁は厳重に警戒するよう呼びかけた。
今回の地震による被災の全貌は、まだ把握されていない。3月13日16時のNHKニュースは、東北6県(宮城、岩手、福島、青森、秋田、山形)で、避難箇所が1,941ヶ所、避難している人は315,660人となっていると報じた。また、宮城県警本部の竹内本部長は宮城県内の死者が1万人を超える見通しを述べたと報じた。
●地震のニュースはさまざまな形で報道される
NHKテレビで放送されるニュースは「NHKオンライン(ここ)」に編集されて公開される。ニュースが見やすく、動画化、文字情報化されている。また、
NHKオンラインのトップページには、「NHK総合テレビストリーミング」が表示されているので、テレビがない場所では、PCで視聴することができる。
〔写真5:NHKオンラインのトップページ〕
以上、13日現在のNHKニュースの内容を引用して、地震報道の途中経過を整理しました。
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