上田地優オフィシャルブログ~オフィス優~

トランスジェンダーのつぶやき

マイペースで結果を残す

2013-01-31 11:28:25 | 日記
水鳥は水面の下でたえず足を動かしているそうだ。

一生懸命足を動かしている水鳥は
「自分はこんなにがんばっている」とか「頑張っているのに報われない」
などと嘆かない。

わたしはこどものころ
パッ、とした成績ではなかった。
それほど輝かしい仕事もしていない。
が、ただマイペースでがんばっている。

比叡山延暦寺を開いた最澄は
「最下鈍の者も十二年も経れば必ず一験を得」と顕戒論の中で述べている。

その意味は、たぶん、
結果を残すのは、水鳥のように、淡々と、マイペースで努力している人、
ということなのだろう。

嘆かず、マイペースで、
まだまだ、わたしの努力は足りないのだ。


一つしかないものを人に差し出せますか?

2013-01-30 19:25:09 | 日記
市報を見て、溜息が出た。
松江市の市民活動センターで2月に男女共同参画のイベントがある。
メイン企画は「生きさせろ」だそうだ。
女性と若者の貧困を考えるという。
よくもまあ、このような企画を・・しかも、税金を使って。
あきれたものだ。

「生きさせろ」と声高に叫んでいるが、誰に対して生きさせろ、と訴えているのか?
国や政府や地方自治体に対して訴えているのなら、お門違いである。

そもそも、わたしたちは生かされている存在である。
あらゆるものと袖を擦り合いながら、縁であらゆるものとつながっている。
与えるから与えられるのである。
「生きさせろ」とはあまりにも勝ってなもののいいようである。


あまりにも、メイン企画がギスギスしていて、このイベントを企画した人たちの心は荒れ放題に荒れている
のではないかと思える。

たとえば、貧困に喘ぐ女性や若者たちに「生きさせろ」とか「仕事をさせろ」と言わせるまえに、
自分の利益を忘れて、他人のために尽くすことができる人間を目指すようにと言えないだろうか?

誰かを喜ばせる、すると不思議と自分も嬉しくなる。
こうして喜びは倍増し、社会は喜びで満たされていくものである。

収入は誰か人を喜ばせ、奉仕した量に比例する、のだそうだ。
世間に向かって、「生きさせろ」と言う前に、
服装を正して、誰か人を喜ばせ、役に立つことを進んでやってみたらいかがなものだろう。

一即一切、一切一即

2013-01-26 11:01:13 | 日記
何をやるにも、その都度、意識を一つのことに集中すること。
集中し、そして、自分のすべてをそこに注いでいく。

すべてを注いで得られた結果なら、どんな結果でも納得できる。

たとえ、それが、求めていた結果でなかったとしても。

そうやって、そういう思いで、わたしは6年もの間、一人で活動してきた。

「ただただ集中せよ」

教えるタイミングと学ぶタイミング

2013-01-24 21:09:57 | 日記
教える側だけが熱くなっても学べない。上手くならない。
学ぶ方だけが熱心な姿勢でいても、学はならない。

教える方と学ぶほうのタイミングがぴったりあったその時、
大地を潤す雨のように、知識や技術が浸透していくものだと思う。

尻を叩くよりも、師弟が心を開くタイミングをどう合わせるかが大切である。

言い過ぎにご注意

2013-01-23 20:19:46 | 日記
大阪の橋下市長、ヤンキー先生に「組織を動かしたことがない人にはわからない」と言ったとか。

人をほめたり、叱ったりするときには、言葉八分がいい。
ほめ言葉でも、ちょっと度を越すと、嘘くさくなる。

叱るのなら、追い詰めるほど叱らない。

ほめるもしかるも批判するもほどほどがよろしい。