白き邂逅

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3000-03-30 03:00:00 | 日々の遊戯王カード考察
どうもこんにちは。青眼の白龍です。こちらでは遊戯王・幻想水滸伝に関することを中心に更新していきます。

後、カード考察全体をこちらに移転しましたので、そのアドをこちらにあげておきます。

更新情報:4月16日、幻想水滸伝Ⅴキャラ考察その4掲載。
幻想水滸伝Ⅴキャラ考察目次掲載。


第1回:青眼の白龍
第2回:青眼の白龍VS古代の機械巨人
第3回:ネフティスの鳳凰神
第4回:マクロコスモス
第5回:ダンディライオン


現在の更新物

☆遊戯王カード考察(2週間に1度アップ)
☆幻想水滸伝Ⅴキャラ考察(土日にアップ)(早くも宣言解約(爆)


また、幻想水滸伝Ⅴキャラ考察の目次を製作しましたので【こちら】よりどうぞ

それでは皆様、お楽しみください。

リトルバスターズの声優+αについて考察してみた

2008-05-01 19:27:29 | 鍵っ子
久々のブログ更新です>< Mixiの方にも書いたけどこっちでもうpってみる

5月1日、リトルバスターズEXのキャスティング情報がKeyのホームページ上で公開になってましたw
それを受けてラジオでもやろうとも思ってるけどこっちでも考察しておくぜ!

まず声優について以下5月1日19:15時点での判明リスト(敬称略)
棗 鈴:民安ともえ
神北 小毬:まき いずみ
三枝 葉留佳:涼森ちさと
能美 クドリャフカ:鈴田美夜子
来ヶ谷 唯湖:一色ヒカル
西園 美魚:柚木かなめ
笹瀬川 佐々美:民安ともえ
二木 佳奈多:涼森ちさと
朱鷺戸 沙耶:風音

以上のようになってます。
まず一番最初に気になるのが沙耶の声優として新しく起用された風音さん。主な出演作品等の詳細情報は「http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A2%A8%E9%9F%B3」にてご確認下さい。有名どころをピックアップすると「あかね色に染まる坂」の「片桐優姫」や「ToHeart2 AnotherDays」の「シルファ」、「明日の君と逢うために」の「七海美菜」といった面々を担当されてます。まさに『ツンツン』キャラですね。

続いて既存メンバーの声優陣。
こちらについては「http://www38.atwiki.jp/littlebus/pages/11.html」を参照していただければわかると思いますが、ほとんどの声優が前回の声優と一致してます。クドだけ食い違っていますが、以前から金子明美さんの18禁作品での活動名義は「七原ことみ」か「鈴田美夜子」のどちらかと議論されており、さらにあのKeyがまさか人気キャラのクドの声優だけを変更するという手に出るとはどうしても俺には思えないです。
というわけで多分女性陣は全員続投と見て間違いないでしょう。
ちなみに些細なことですが、キャスティングの一番上が鈴になってました。前作ではキャラ紹介で小毬が一番最初だったのにw
さすがにもうストーリーについては大部分の人が把握しているだろうからそうなったんだろうけどw

そして問題は男性陣。
今回新キャラクター登場やシーンの大量追加等に伴い、男性陣のセリフもまず間違いなく増えていると思うんですよ。でもリトルバスターズEXはご存知の通り18禁のラベルなのでいかんとも言いがたいものがあります。緑川光さんや神奈延年さん、織田優成さんといった面々がどうなるのか非常に注目するところです。自分の方でいくらか仮説を立ててみたので参考にでもしてくださいw

(1)全員続投+新セリフ収録
これが一番ファンとしては望ましいですね。あくまで主観ですけど^^;
(2)新セリフについては収録無しで既存セリフのみ続投
可能性は低いけどありえない選択肢ではないと思います。
(3)男性陣総入れ替え
可能性が高い選択肢の一つ。イメージが違っちゃう件については慣れるしかないですね…(´・ω・`)
(4)男性陣のみボイスカット
一番やってもらいたくない…けど(3)もあんまり…('A`)

まあ(1)がベストですね。(2)でも全然オーケーですけどw

まあ現時点で言及できるのはこのくらいですかねえ。それではまた(・ω・)ノシ

京アニとCLANNAD

2008-02-16 21:20:28 | 鍵っ子
現在京都アニメーションが製作している3本目のKey作品のCLANNAD。
話題性はかなりのもので、いまや某動画共有サイトなどで様々なオーディエンスが交わされ、ブログ等でも様々な意見が発信される程の有名アニメとなっています。
それ故に、アニメの展開については賛否両論の節があるのはやはり避けられないことです。
そんな流れの影響を受けたかどうかは定かではありませんが、この度考察をしようと思い立ちました。
ここでは僕個人が持っているこの作品及び弊社の製作姿勢についての考えを自分なりに書き綴ります。
当然この記事についても賛否両論あるだろうし、あくまでこれは僕の自己満足なので無視してくれてかまわないです。
でもこの記事を読んでほんのちょっとでも何か心に届くものがあったなら幸いです。
※所々でネタバレしてます。CLANNAD18話までを見てからの閲覧が望ましいです。
※ついでにところどころ迷走している節があります。後で書き直すかも…(´・ω・`)

―以下より具体的考察開始―

まず、導入として少しアニメの内容に首を突っ込むことにする。
同アニメの18話において、岡崎をめぐる女性関係に決着がついたのは明らかだろう。
渚ルートに思い入れのある人はこの展開に納得している人が多いことと思う。
しかし当然ながら杏や椋、そして智代に入れ込んでいてこの流れに同調しづらい人も多い。
実際多くの人は入れ込んでいるキャラクターがいるもので、そのキャラクターの話が描かれることが嬉しいものだ。
それ故に多かれ少なかれ視聴者の間で意見が割れてしまうことはこの手の恋愛シミュレーションゲームの必然といっても過言ではないだろう。
そしてまた、その意見はどちらが良いと言う訳でもなければ悪いというわけでは決してない。
本気で入れ込めるキャラクターがいるというのは良いということはあれど決して悪いことではないのがその理由だ。
とはいえ、キャラクターの立場に固執し過ぎると見えなくなってしまうものもあるような気がするのである。
そこでここではキャラクターに主点を置いた立場のみではなく、全体的なストーリー性にも立って今までの展開について考察する。

(1)アニメを作る上での義務と制限

18話というタイミングであったが、いずれ最後の大役として渚が選ばれるのはやはり必然であったと言うしかない。
その一つ目の理由はCLANNADという物語の終着点には朋也と渚、そして汐が「あるテーマ」を具現するのに不可欠だからである(OPで汐の登場が確定していたのも当然あるが)。
後になって智代アフターが登場したりもしたが、それでもCLANNADの根底にあるそのテーマは変わっていない。
それは「家族」である(智代アフターでもこのテーマは顕在している)。
この原作における最大のテーマについて最後まで突き詰めねば、「作品」としての完成度は大きく下がってしまう。
そして「アニメ」は作品としての完成度を高くすることが理想の第一目標である為、最後に家族主体の流れに落ち着くのは第一に優先すべき事項なのだ。
よって家族というテーマが最も大きく描かれたルートを主体の流れにするという考えが自然と決まる。
ここで各ルートについて見てみる。
渚ルートは確かに大きく家族が描かれているが、渚に匹敵するほど家族というテーマが浸透しているキャラクターは他に本当にいないのだろうか?
僕個人の考えからいえば、家族というテーマについての言及において智代ルートは渚ルートに匹敵すると思っている。
他のルートでも家族という存在は確かにアピールされているが、やはり渚ルートと智代ルートに比べると他の要素が目立っている節がある。
また、智代ルートの後日談としての形で智代アフターという作品が発表された以上、むしろ智代の方を主体にしてもなんら問題はないだろうとも考えられる。
しかし、ここで第二の理由としてアニメの抱える制限である「尺」という問題が発生する。
1年くらい続けられるのであれば最終的に智代ルートにして智代アフターまで描いてもなんら差し支えはなかっただろう(困惑するユーザーも少なからずいるだろうが)。
しかし、いかんせん最初の時点で放送期間等は当事者たちの間では確定事項となっている。
その上CLANNADは原作が全体的に長い。これに智代アフターまで加えてやるとしたらどう頑張っても時間が足らない。
だったら智代ルート一本に絞ればいいじゃないかとも思うが、それも事実上不可能だ(この点については次項で詳しく)。
そのために、物語を「家族」というテーマの下に制限時間内に完結させるには渚ルートが一番適任であると考えられたのだろう。

(2)万人に評される為に目指すもの

しかし、何度も言うように渚以外(特に杏・椋・智代)に入れ込んでいた人の中にはこの流れに素直になれない人もいるだろう。
前述したとおりそれは必然であり最後には誰かのルートに落ち着く以上、全体を通してのの賛否両論はどうやっても避けられない。
だったら、最終的に全体を通し万人全ての好みに合った恋愛シミュレーション系のアニメを書くことは可能なのだろうか?
これはおそらく不可能である。しかし、だからといって特定のキャラをないがしろにするというのはタブーである。
だから多少の優劣こそあれ全員を描く。これがこのジャンルにおける第二のルールだと思う。
これが前項で述べたただ一人をずっと追いかけるわけには行かない理由だ。
渚ルートに入ったことで確かに他のキャラクターの立ち位置が少し削られるのは避けられず、それに対する風当たりも確かにある。
しかし、智代ルートをアフターまで含めて(仮に2クールとして)描写するとしたら、渚ルート以上に他のキャラクターの描写を削らなければならなかったろう。

だがただ書くだけでは中途半端になりがちで、オーディエンスはなおさら厳しいものとなりかねない。
全員を、オーディエンスをくれる人々を可能な限り納得させられる形で描写する。
その課題における京アニの姿勢が一番顕著に描かれていたのが17話の体育倉庫のシーンであると僕は考える。
あのシーンが短時間でありながら杏好きの人に与えたインパクトはかなり大きいもだったろう。
このシーンがなければ、後の話の想像になってしまうが杏好きの人達からの評価は多少の誤差はあれマイナスされていたはずだ。
上手く口では語れないが、あの体育倉庫のようなシーンに京アニのこの作品に対する入れ込み様が表れていると思うのだ。
ちなみに、CLANNAD担当の監督である石崎さんが杏好きである(らしい)ことを考慮するとその為であったとも思える。
しかし、このシーン以外にも視聴者へ伝えられる各キャラへの描写を深くするためのアレンジが施されている。
例えば、18話より智代の家族についての描写がそれである。
原作では智代の弟、鷹文は交通事故で怪我を負った設定になっていたのだが、アニメでは飛び降りに修正されている。
この修正は鷹文からの智代の家族への訴えの強さ、そして智代の存在のインパクトを多少なりともより鮮明にしたはずだ。
その他にも原作とは異なる描写がいくつも存在するが、その中にはここで挙げた2つのシーン以外にもこのような姿勢の下で描かれたものもあったはずだと僕は考える。


以上2項が僕の京アニのCLANNADに関する主観的な考えである。
特定のキャラクターの立場から見ればどうしても優劣や賛否両論が出るのは避けられない。
それでも全体的な筋道を通すことを第一に考え、その上で各キャラクター個人の描写を限られた時間でなるべく深くするのがアニメ製作の腕の見せ所だろうと僕は思う。
確かに最終的にはほとんどのケースで誰か一人に決めねばならない以上、万人の好みに合わせるのは不可能だろう。
だが全体を通して、一つの作品として完成することを目指すことはできる。
僕個人としては、回単位で描写されている自分の好きなキャラクターのシーンを評し、全体的には一つの「CLANNAD」という作品自体のストーリーで評価するというのがいいのではないかと思っている。
京アニのCLANNADが作品としてどんな境地に行き着くのか、これからも陰ながら見守っていきたい。
最後に、この駄文をここまで読んでくれた皆様、本当にありがとうございました。(_ _)

2007年最後の更新。

2007-12-31 12:33:42 | 遊戯王カード考察特別編
まあ最後なんで青眼デッキでもさらしますよと。

青眼ヒーロースタン(43枚)

モンスター(23枚)
魔導戦士 ブレイカー
青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン)×3枚
神獣王バルバロス
魂を削る死霊
マシュマロン
ダンディライオン
ダーク・アームド・ドラゴン×2枚
クリッター
E-HERO マリシャス・エッジ
E-HERO ヘル・ブラット×2枚
E・HERO プリズマー×2枚
E・HERO エアーマン
D-HERO ドゥームガイ×2枚
D-HERO ディスクガイ
D-HERO ダッシュガイ×2枚
D-HERO Bloo-D

魔法(15枚)
貪欲な壺×2枚
滅びの爆裂疾風弾(バーストストリーム)×2枚
大嵐
早すぎた埋葬
光の護封剣
ハリケーン
トレード・イン×2枚
デステニー・ドロー×3枚
スケープ・ゴート
サイクロン

罠(5枚)
聖なるバリア-ミラーフォース-
正統なる血統
死のデッキ破壊ウイルス
激流葬
リビングデッドの呼び声

融合デッキ
キメラテック・フォートレス・ドラゴン×2枚
クリッチー
ナイトメアを駆る死霊
青眼の究極竜(ブルーアイズ・アルティメットドラゴン)×2枚


前にも出した青眼運命スタンの発展版。基本的にはトレード・インやデステニー・ドロー等を用いて加速しつつ地道にビートダウン。

モン破壊カードはかなり豊富に搭載。破格の0:3アドすら可能にするダムド、そして青眼デッキの特権、擬似サンボルこと疾風弾は各々2積み。特に疾風弾はプリズマーの働きもあってかなり機動力があがっていると思われ。その他にも様々な破壊カードがあるのでモン破壊にはあまり困らない構成にはしてる。
他にも魔法・罠破壊カードは一通り積んでる。それと目を引きそうなカードは守備貫通と妥協召喚のマリシャス・エッジ、効果封じといざという時のトレード・インorデステニー・ドロー要員のBloo-D辺りが地味にいい働きをしてくれるかと。

個人的にはなかなかに自信のあるデッキ。

2007年ラストミッション!

2007-12-30 20:24:54 | 鍵っ子
つ、ついにやってしまった…Keyの力って恐ろしい(ぇ
カレンダー+CD2枚組…しかも初のキャラソンで鈴だと…


手に入れたくなっちゃうじゃないか!

…というわけで行って来ました。ええ行って来ましたよ。

東京ビッグサイト。コミックマーケット73。

\サーセーン/


もうなにやってんでしょうかね。来年受験なのに。'`,、(´д`;)'`,、


でもどうしても欲しかったんでいってしまいました><


八時半に起きて十時くらいに家出発。…遅いですね。でも素人の俺は早い段階で行ったら巻き込まれるであろうラッシュ時の混雑に打ち勝つ自信なかったので。

…まあ親には学校行くとごまかしたんで制服で学校出てトイレで着替えてロッカーにいらんもん預けて…というステップを踏む必要があって面倒でしたが。


なんだこの計画的犯行


んで、電車を乗り継ぎ50分弱で会場到着。…国際展示場駅に着くと同時にほぼ満員状態だった社内が席すらガラガラになるという光景に一瞬ビビった。(ぁ


そしてついに会場到着。ここからは一瞬の油断が敗北を招く戦場だと認識していざ突入。実際中に大勢人居たんで下手したら流れに巻き込まれて変なところに行ってしまう可能性も少なからずありました。西館4階が企業ブースなんで東館程の混雑は避けられましたが(東館の混雑は異常と知り合いの方が言っていた…けどホントのところどうなんだろ(ぁ) でも1日目のタイプムーンとビジュアルアーツもとんでもないことになっていたみたいだけどね(ぁ)


…でも西館入っても最初の10分前後は4階にあがる道が分からないという(ぁぁ)やっとエスカレーターらしきものは見つけるも封鎖されていてがっかり、なんて(ぁ)でもまだ3階とかに人いるんで上はまだ終わったわけじゃないと判断してあちこち探す羽目に。でもついに外から一旦見てみようという判断で別の出口から出たら当たりを引き当てるという(ぁ


Fateの製作で有名なタイプムーンの待機列見つけたんでこの上か!と思ったんでその先を進んでいくとついにビジュアルアーツの販売待機列を発見。…明らかに位置にして1~2階程の位置に最後尾があるという盛況ぶり(ぁ) まさか、まさか並んでる間に売り切れなんて羽目にならないよな…?と内心ガクブルしながらひたすら待つ。でも片手にはセンター試験の過去問。


明らかに場違い(ぁ


そして60分に渡る待機の末何とかブースにたどり着き、見事Keyセットの入手に成功。


キタ━━━(=゜∀゜)σ´∀`)σ・ω・)σ☆ω☆)σ━━━!!!


これだけが目的だっただけにこれを逃したら目も当てられなかったので本当に良かった…(ノ∀T)
そして他のKey関連グッズを手に入れようとはせずにすぐに駅に直行。無事に帰還を果たしましたw

んで家で聞いてみたが…Keyさん、これで四千円はお得すぎるんとちゃいますか?(ぇぇ)個人的には全部気に入りましたw
リトルジャンパーのアレンジを聴いた瞬間には少し違和感ありましたがw(でもなかなか面白い試みだと思います)
個人的には四千円の有効利用でしたね。

げふん…流石にもう疲れた…今日は単語の勉強だけにして早めに寝よう(ぁ)それでは~ノシ

リトバス検定やってみた。

2007-11-06 02:14:54 | 鍵っ子

やってみたんだ。結果は8点/10点。
恭介と同じくらいリトバスを愛しているという判定です><
称号は恭介が持つあの称号を頂きました><
でも俺そっち方面に興味ないです 鍵であればいいんです
まあとりあえず(21)(21)ハンターズの一員であることには変わりないようです^^(ぁ
とりあえずリトルバスターズ最高!! 誰かタグオブジェクトの貼り付け方教えて('・ω・`)(ぁ


リトルバスターズ考察

2007-08-10 01:33:54 | 鍵っ子
 というわけで素人ながらやってみます。ネタバレもありますので最後までクリアしていない方はご注意ください


 鍵っ子になってから初めて発売された最新作でしたが、やってみてやはり『ああ、これがKeyなんだ』と痛感しました。というわけで本格的な考察に入ります。


 まず今回のルートには全て『孤独と喪失』というテーマがあったと僕は思ってます。人は元来孤独で生まれてきて、誰かと交わり、何かを手に入れれば喪失する。そんな人間の当たり前の世界観を一つの見方から追求した作品であるように思っています。
 喪失することが怖いのに、何故それでも出会いを求めるのか。その理由にKeyはあっているにしろ外れているにせよ、当たり前の一つの答えを改めて打ち立てたものだと思います。ただ出会いたいから、それは面白そうだからと。そうやって進んでいく人々の姿は普段は気にも留めない小さなものですが、こうして改めてそれをテーマにした作品に触れることで、その重大さを改めて教わったように思います。
 そしてもう一つのテーマは「友情」でしょう。リトルバスターズという媒介を通し、理樹と鈴、その周りの人物との物語の中で描かれたもうひとつのテーマも当たり前といえば本当に当たり前のものです。当たり前だから大切であると気づけないそれを、本当に上手く描いたストーリーの流れは賞賛に値しても問題ないレベルに到達していると思います。Kanonでは「些細な奇跡」、AIRとCLANNADでは「家族」がテーマとなっていましたが、今度は「友情」という新しいテーマ相手によくここまで善戦したと思います。


 さて、今作品では普通の恋愛シミュレーションゲームにおける最重要コンセプトである恋愛要素は引き立ての要素として使われており、先に挙げたテーマをひたすら追求するための道具の一つだったと解釈します。個別のストーリーでの質の高さでは、CLANNADに比べれば確かに劣化した部分があるといわざるを得ない面もあります(それでも十分素晴らしいですが)。しかし、それらを全て統合してその上に成り立つ最後のリフレインルートを引き立てる意味の上では大変重要な働きをしたと見れます。
 それがKeyの真骨頂であり、Keyの取るべき形であると僕は確信します。恋愛要素も確かに不可欠ではありますが、今までもKeyはそれを最後には別の概念の大成への足がかりと割り切って、その大成すべきテーマの演出に全力を尽くせる数少ない作品群なのではないでしょうか。


 本当にKeyには驚かされ続けてばっかりです。世間ではやはりCLANNADの方が上という評価もありますが、それはあくまで形だけの問題であって、僕に言わせれば全ての作品が若干形やテーマが変わっているだけで、その根幹は「当たり前の事の中にある大切な何か」や「人々の成長」を追求することに帰着し、何の差異もないからです。こう言うとKey以外にもそれを表現することができそうに思えてきます。実際そうです。感動させようとすることは誰にだってできると思います。その感動をいかに形にするかという点で、Keyは本当にすごい能力を持っています。


 最後に、今回の作品を最後にKeyを離れることとなった戸越まごめさんには次の仕事で存分にその力を発揮してもらうことを願っています。Keyを離れても、この人ならば普通にやっていけるでしょうし、今まで通りKeyと何らかの関わりを持つことも十分考えられます。そしてKeyならば、この先もきっといい作品を作ってくれると信じています。Keyの皆さん、本当にお疲れ様でした。そして次回作にも最高に期待しています、頑張れ!


ここからは具体的に曲について考察してみようかと思います。


[Little Busters!]
今までの鍵ソングとはまた随分違ったOPに戸惑った人が多いと思いますし、鳥の詩や小さな手のひらといった方がKeyの真骨頂だと思った人も多いと思います。僕も最初は少々戸惑いましたが、ストーリーをどんどん進める内に歌詞の意味がより本編とリンクするようになり、どんどんいい曲に聞こえてくるという作りこまれているところは相変わらずの質の高さだと思いました。最後のEDの方を聞いてからはますます好きになった感があります。そっちの方は最後のED考察の方で。


[Alicemagic]
子鞠編、葉留佳編、来ヶ谷編トゥルーエンド版のEDテーマとなった作品でした。全員元気な感じなんで(来ヶ谷は微妙ですが(ぁ)曲調の感じはあっていると思います。それに、相変わらず歌詞に意味がついて回っているのがなおさら愛着を感じさせる面があります。

[雨のち晴れ]
クド編、美魚編のEDテーマとなった作品。こちらは[Alicemagic]とは打って変わって穏やかな曲調に仕上がっていましたね。でも相変わらず歌詞に意味がこめられていました。

[song for friends]
来ヶ谷編のファーストエンド、そして鈴編のセカンドエンドとなった歌ですね。今までの鍵ソングの形態を見事に継承したバラード曲となりました。やはりその点に関しては別格です。涙を誘う曲調は健在です。

[遥か彼方]
シングル発売の時点ではEDテーマだと思われていましたが、思わぬ場面での登場となりました。でも実際それでかなりジーンと来た人もいるのではないでしょうか。かく言う僕もかなり来ました(ぁ)曲の流れていた場面を見事に引き立てるBGMだったと思います。

[Little Busters! Little jamper version]
最後まで行き着いたプレイヤーにとってこの曲が流れた瞬間はそれもありかと感じた人が多いと思います。でも途中のジャンパーから「やっぱりすげえ」と興奮した人は後を絶たないと私は信じてやみません(笑) 絶妙な歌詞のアレンジは相当に素晴らしかったです。今回のボーカル曲の中ではやはり一番印象に残った作品ですね。これが流れたことで、OPの時点での曲が何を言っているのかというのも完全にはっきりした。このタイミングで全てを知らしめるとはやはり神だと言わざるを得ない。…この曲で俺はこのゲーム始めてから4度目に泣きました(ぁ)
ちなみに1度目は初のエンドとなった子鞠編、2度目はリフレインの真人、謙吾、恭介との別れ、3度目はやはりリフレインの子鞠と鈴のところ。…やっぱリフレインすごかったんだなあ(ぁ


…やっぱりグダグダになってしまってすいませんOTL(マテ



ここまで8月28日更新 さらに追記

では、各キャラについて個人的な考察を。基本的には「成長」に重きを置いた考察になってます。


[直枝理樹]
言わずもがな主人公です(笑) 主人公だけあって「成長」の度合いが一番色濃く表現されていました。まあ理樹と鈴の成長こそが恭介の狙いだったから当たり前といっては当たり前の結果ですが、それでも最後の恭介の予想を超える成長ぶりには感動を覚えました。

[棗鈴]
本作品で最も「成長」したキャラクター。個人的には、ですが。リフレインの最初ではハラハラさせましたが、最後には本当に成長した姿を見せてくれました。恋愛ルートとしては非常に物足りなかったと考える人も多いでしょうが、Key本来の考え方の上ではやはり一番のキーキャラクターだったでしょう。

[棗恭介]
真人、謙吾と共に、本作品の中で最も最初から「成長」していたキャラクターの一人だと確信してます。自分の最後に行き着く場所を知りながらも理樹と鈴を後押しした勇気は本当に賞賛に値します。最後まで、全力で走りぬけた本当にかっこいいキャラクターでした。最後の涙は反則だ(笑)

[井ノ原真人]
恭介と共に馬鹿を演じつつ、裏では本当に素晴らしい「成長」していた者としての一面を保ち続けた、素晴らしいキャラクターでした。世間では筋肉旋風が大流行ですが、筋肉だけじゃないことを証明してくれた、この人もまた最高にかっこいいキャラクターです。

[宮沢謙吾]
真人とベクトルが正反対と紹介されていましたが、本当に反対なやり方で理樹を支えようとしていたキャラクターだったと思います。一番達観しているように見せて実は一番の寂しがりやだったですね。でも、最後まで二人の行く末を恭介に対して彼なりに案じ続けた彼もまた、最高にかっこよく「成長」していたキャラクターです。

[神北子毬]
展開としては典型的でもありますね。兄の死を受け入れられずに心を壊した妹というのはそこまで神展開な話でもないですし(だからルートが微妙だって声が上がったのかもしれませんが)。これをKeyが貫く「成長」になぞらえて考えるとやはりアリなのかなと思います。個人的には最後の鈴との邂逅が泣けました…。

[三枝葉留佳]
姉との葛藤を通して「成長」したキャラクター、はるちんです。序盤では明るめのキャラのシナリオは大抵個人で反転するので暗いシナリオにしてくることはある程度予想できましたが、声優の実力のおかげか、かなりのものだったと思います。心を病んで笑っているところとかの感じが良く出ていたと思います。

[二木佳奈多]
あえて葉留佳の後ろに持ってきます。完璧である自分を演じつつ最後まで妹を案じ続けた意味でこの人も最初から強さを持ってました。本人はフリであるといってましたが、個人的には恭介たちと同じく最初から「成長」していたキャラクターであると思っています。

[能美クドリャフカ]
周りの事を気にして小さくなっていたクドでしたが、このキャラに関してはすこし「成長」の度合いは小さかったかも。というのも最後のシーンではそれを不器用に使っていたとはいえ、最初から根にはしっかりとした強さが根付いていたからでしょう。

[来ヶ谷唯湖]
大切な感情を学んだという意味で「成長」したキャラクター。最後の展開には流石に付いて行きづらかったですが(最後の結論が出るまでは)。現実エンドでは最後まで「成長」しきった姿が垣間見れて良かったです。

[西園美魚]
自分と虚像の境目で「成長」していったキャラクターですね。大変文学的なストーリーで、本人に大変あっていると思いました。虚像の身を案じて自分が虚像となった後の最後の「成長」は大きな一歩だったです。

[西園美鳥]
虚像としての西園美魚こと西園美鳥です。虚像としての存在である美鳥の美魚を後押しする姿勢にはジーンと来ました。最初から美鳥が悪者ではないと信じてルートを進めていましたが、やはり最後には美魚をちゃんと支えてくれました。実像の「成長」と共に、虚像としての彼女もきっと「成長」したと思います。

ここから9月18日更新

●恭介たちが作り上げた世界
●理樹と鈴が作り上げた世界
●現実世界
この3つの世界リンクにおける考察

恭介たちが理樹と鈴を成長させる為に作り上げた虚構世界、そして理樹と鈴が最後の成長を遂げる為、そして皆と共に歩み続ける為に作り上げた世界、そして正真正銘の現実世界、その3つのリンクを考察してみたいと思います。

○現実世界でのラスト、なぜ各々が抱えていた問題が解決していたのか?
 全ては虚構世界の中での出来事であったはずなのに、なぜか最後には現実世界であらゆる問題が解決していました。これについてまず考察します。

 まず最初に考えた可能性は「虚構世界と現実世界には実は予想以上に密接な関係があり、虚構世界での結果が現実世界に反映されていた」とする説です。簡単な具体例を挙げれば「タイムスリップして過去を帰ると当然未来も変わっている」とか「表裏一体の世界で裏でやった事は表にも大きな影響を与える」とかの設定に近いでしょうか。
 もう一つには、「全員が虚構世界での経験を生かし、それぞれの問題を乗り越えた」とする説です。事故の後明確な記述はされていませんがやっぱり皆鈴と同じように各々成長しているとすれば、それをきっかけとして個人個人の問題を乗り越えたとも取れます。実際これが一番妥当な気がします。

○何故理樹と鈴にもう一度皆を救うチャンスが訪れたのか?
 あの場面でまず鈴はもう一度皆との思い出を振り返り、最後に子毬との再開を通して最後の成長を遂げたわけで、その後鈴は「理樹、私の手を引いてくれ」と言っています。
 これを踏まえて理樹のパートを見ると、理樹は自分がナルコレプシーになったその根幹を乗り越える為にかなりの過去まで時間をさかのぼっていました。その後、新たな時間に戻る為に、ひょっとするとその時間を一時遡らせて戻ってきたのではないかというのが第一論ですが、とりあえず考えられる可能性を3つほどあげてみます。
・戻ってくるべき時間を遡らせて現実世界の事実を直接変えた
・恭介を助けるところまでを自分達の世界として再現し、その結果を現実世界に反映させた
・全てを第3の世界の産物とし、その中で偽りの未来を過ごし続けた

 第一の論が多分そうだと思いますが、前項までの考察通りなら、皆が生きているという事実の変化は当然それぞれの成長という曖昧な尺度よりもよほど「事実的」ですから、それを現実世界に繁栄させればその過去を変えられた、というのもアリかなと思いました。最後の論は絶対に無いとは思いますがそういう解釈もありかと思ったのでとりあえずあげてみます。

今日も今日とて青眼のターン

2007-07-20 22:36:44 | 日々の遊戯王カード考察
滅びのバーストエクストリーム! ストリームじゃないぜ、エクストリームだぜ!!


青眼儀式スタン 42枚


モンスター(21枚)
名工 虎鉄×2枚
青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン)×3枚
水晶の占い師×2枚
人造人間-サイコ・ショッカー
終焉の王デミス×2枚
メタモルポット
マンジュ・ゴッド×2枚
マシュマロン
ならず者傭兵部隊×2枚
ダンディライオン
ジェネティック・ワーウルフ×2枚
サイバー・ドラゴン
N・グラン・モール

魔法(17枚)
貪欲な壺
突然変異(メタモルフォーゼ)×2枚
団結の力
大嵐
早すぎた埋葬
洗脳-ブレインコントロール
召喚師のスキル
高等儀式術×2枚
光の護封剣
古のルール
強奪
巨大化
ライトニング・ボルテックス
ハリケーン
スケープ・ゴート

罠(4枚)
破壊輪
聖なるバリア-ミラーフォース-
正統なる血統
リビングデッドの呼び声

融合デッキ
アンデット・ウォーリアー
サイバー・エンド・ドラゴン
サイバー・ツイン・ドラゴン×2枚
スーパービークロイド-ジャンボドリル×2枚
デス・デーモン・ドラゴン
ドラゴン・ウォリアー
メテオ・ブラック・ドラゴン
暗黒火炎龍
双頭の雷龍(サンダー・ドラゴン)
魔人 ダーク・バルター
竜魔人 キングドラグーン


終焉の破壊力に重きを置きつつ儀式以外にも汎用性を追及したデッキ
青眼を装備でパワーアップさせるとかなりの脅威になりえる
デミスとのコンボで1キルも可能だったりする

後、血統とリビデという形でスタン系統にしてあるが、デミス特化にするのなら最近出た「思い出のブランコ」もお勧め。デミスと相性ばっちりです

ってか思い出のブランコよくね? 普通にうめぇwwww
今度はこれも使ってみるか…(ぁ)

青眼の名の下に

2007-07-01 23:08:57 | 日々の遊戯王カード考察
青眼使いとして、俺は諦めないぜ!!


青眼デルタターボ 40枚

モンスター(19枚)
上級モンスター(4枚)
青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン)×3枚
混沌の黒魔術師

下級モンスター(15枚)
魂を喰らう者 パズー×2枚
巨大ネズミ×3枚
異次元の女戦士
メタモルポット
マシュマロン
ならず者傭兵部隊×2枚
ダンディライオン
クリッター
カードガンナー×3枚

魔法(17枚)
貪欲な壺
魔法石の採掘
鳳凰神の羽根
大嵐
早すぎた埋葬
手札抹殺
次元融合
光の護封剣
我が身を盾に×2枚
ハリケーン
デルタ・アタッカー
スケープ・ゴート
サイクロン
おろかな埋葬

罠(4枚)
凡人の施し×2枚
破壊輪
聖なるバリア-ミラーフォース-
激流葬
リビングデッドの呼び声


コンセプトは見てお分かりの通り、デルタ・アタッカーでの1ターンキル
青眼3体によるデルタ・アタッカーは決まれば超ド級の快感
そのためにもまずはとにかくカードガンナーで墓地を肥やしましょう><
キーカードが墓地に行ったらサルベージ系でひたすら回収が鉄則です
一応デルタ・アタッカーとかがなくてもそれなりに汎用性はあるので戦えないほどではありません
後凡人の施しはお好みでトレードインと使い分けてください
後ライボルなんかを入れて破壊力強化というのもいいかもしれません

青眼1KILL…という名の事故(ぇ

2007-06-17 16:32:56 | 日々の遊戯王カード考察
1KILLあげますが、あまり期待しないように(爆死)


青眼凡骨1KILL 42枚

モンスター(23枚)
洞窟に潜む竜×3枚
青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン)×3枚
神竜 ラグナロク×3枚
砦を守る翼竜×2枚
暗黒の竜王×3枚
ハウンド・ドラゴン×3枚
デビル・ドラゴン×3枚
サファイアドラゴン×3枚

魔法(17枚)
龍の鏡(ドラゴンズ・ミラー)×2枚
融合
未来融合-フューチャー・フュージョン
凡骨の意地×3枚
大嵐
次元融合
リロード×3枚
モンスター回収
フュージョン・ゲート
ハリケーン
デルタ・アタッカー
スケープ・ゴート

罠(2枚)
激流葬
異次元からの帰還

融合デッキ
F・G・D(ファイブ・ゴッド・ドラゴン)×3枚
青眼の究極竜(ブルーアイズ・アルティメットドラゴン)×3枚
竜魔人 キングドラグーン×3枚

コンセプトは観れば分かるかと思いますが、隙が多すぎる おまけに凡骨が来ないor破壊されるともう終わったも同然 …あくまで参考程度にしておいたほうが無難かと。