気温が上昇して、花が開花しています…
栽培されているような、オオキンケイギク
湿地帯に繁殖する、オオカワヂシャ
植物は、自然交配種(雑種・在来種と外来種で)をつくる種もあり、問題化しています…
外来種と外来種との自然交配種もあります…
外来種は本来、日本には、存在していない種で、どちらかと言うと、繁殖力が強く、周りの雑草を駆逐(くちく・押し退けてしまう)してその外来種だけになる恐れがあります…
生態系の破壊というごく一般的な問題が、駆逐されるのを恐れる最もな理由です…生態系が乱れると何が起こるのか?
(地球の温暖化、食料難など)
その危険な繁殖をする植物を特定外来生物として指定しました…特定外来生物指定の生物は、人間が食べようとする農産物に放射能をまくような存在です…放射能も自然にあるものですね…
それは、自分のまわりには無いだろうと思っていましたが、多年草(宿根草)として、毎年出てきていました…
しかし、一般的にその植物が、特定外来生物に指定されているのは、知らないと思います…
自分が、出会った、特定外来生物の植物は、アレチウリ(荒地瓜)、オオカワヂシャ(大川萵苣)、オオキンケイギク(大金鶏菊)の3種です…(オオカワヂシャは、大川という名前の通り、湿地帯の繁殖です)
アレチウリは、あまり魅力的な花は咲かなく、トゲがあるので、植えようとはしないと思います…
しかし、オオカワヂシャやオオキンケイギクは、花がきれいなので、切り花、鉢植えをしてしまう可能性があります…
知らない人が、種を採ったりする可能性は、無いとも言えません…
特定外来生物指定の対象生き物の取り扱いに対する罰則は、「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(外来生物法)」に規定されています…
植物と動物共に、飼養等という罰則がありますが、法律用語で「等」は、略するために使う事が多いです…飼養が動物で、この「等」には、栽培も含んでいます…特定外来生物も、許可を得れば、罪にはならなく、この許可がとても重要です…許可なく飼育、栽培(生息範囲を広げないため、軽くなると考えます)は、少し罪が軽く、販売目的(この先、生息範囲を広げる可能性があること)と、偽りで許可を受けた時(嘘をつくから悪質ということ)の飼育、栽培は、本来の罰則並に重くなります…
(間違いで修正しました…上記)
種をまいたり、植えたり(移植・切り花を含む)販売をすれば、3年以下の懲役または300万円以下の罰金と、更に両方の罰を適用されるらしいです…法人なら、罰金が1億円になるそうです…
実施は、環境省が行っていて、駆除は、各道府県の市役所で行っています…(市役所へ、連絡すれば、駆除してもらえる)
必死に駆除しているのに、他方では、繁殖させていては、たまったものではない事から、罰金が重いのだと考えます…
オオキンケイギクがU字溝の中から出ています…
栽培されているような、オオキンケイギク
湿地帯に繁殖する、オオカワヂシャ
写真の植物は、出てきたら、根から抜く必要があります(または、市役所へ連絡)…(種をつくる前に)