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【AKB48】「53rdシングル世界選抜総選挙」を(HKT48中心に)振り返る

2018年07月01日 | AKB48グループ(ロケ地ほか)
今回の企画は,
AKB48 53rdシングル世界選抜総選挙」の振り返り

・主観的視点で ・HKT48中心に ・昨年よりも簡潔に
振り返ります。
この記事は,詳細なデータ等を大幅に割愛しています。
エケペディア等を適宜参照してください。
※画像:フジテレビ(CX)『ワイドナショー』6/24(日)放送より

1年前の記事(2017.06.24)
【48G】「49thシングル選抜総選挙」を(HKT48中心に)振り返る
「AKB48 49thシングル選抜総選挙」HKT48を中心に、主観的に振り返ります。7項目に分けて振り返ります。※個人的意見を多く記します第2位:渡辺麻友(AKB48)卒業......


(1)順位・票数・スピーチ ※HKT48に関しては別途後述

 今回の総選挙で,個人的な印象として,想像よりも順位が低かったメンバーを挙げると,峯岸みなみ(AKB48)・加藤玲奈(AKB48)・白間美瑠(NMB48)・渋谷凪咲(NMB48)・朝長美桜(HKT48)等です。これはある程度の世代交代が進みつつあると考えても問題ないのでしょうか…。小嶋真子(AKB48)も同期の岡田奈々(AKB48/STU48)に比べれば,票数は伸びたものの足踏みといった感じでした。峯岸は唯一のAKB48 1期生であり,過去には選抜にも入っていましたが,今回は3万票にも達しておらず,過去最低順位でした。NMB48に関しては,ランクイン人数自体が少なめでしたが,決して他よりも人気が劣る訳ではなく,メンバーの努力が足りない訳でもないと思うので,選抜にNMB48メンバーが1人だけだったのが残念でした(来年に期待)。

 今回の総選挙は初めて海外のグループのメンバーも立候補が可能ということで,”世界”選抜総選挙という名称になった訳ですが,海外メンバーはMUSIC(JKT48)とCHERPRANG(BNK48)がランクインしました。海外メンバーの人気が今後日本でも増していく良いきっかけになったのではないかと思いますし,日本国内のメンバーの刺激になるのではないかと思うので,ぜひ今後も立候補出来るようにしてほしいです。

 AKB48 チーム8は個人的に「遅咲き」のイメージがあり,やっとランクイン人数・順位共に上がってきていて,特に小栗有以は来年選抜を狙える位置にランクインしました。逆にランクインが有力視されていたけれどもランクイン出来なかったメンバーは,今後に期待したいところです。STU48も同じように,まだ焦らずにじわじわとランクインを目指してほしいです。

 NGT48は逆に早いペースでランクイン人数・順位を上げてきていて,来年は選抜を目指せそうな位置にいる人も増えてきました。NGT48は運営推されでなくてもランクインしている人が数人いるので,夢があって良いです。

 SKE48は今回,高柳明音が選抜入りしなかったものの,大場美奈が選抜入りを果たし,AKB48 9期生(島崎遥香・横山由依らがいる)が選抜に再び2人入りました。

 これは毎年言われることですが,立候補人数が増えていると共に,安価な投票方法が増えた為,ランクインのボーダーラインの高さに驚かされました。今年は立候補人数も投票総数も過去最多を記録したようです。今回「指原会(指原莉乃を応援する集票組織)」としては,特定候補への投票は決めてなかったそう。指原本人がTwitterで今年唯一投票したと公表した,大家志津香(AKB48)は『くりぃむクイズ ミラクル9』(EX)や『ひるおび!』(TBSテレビ)等に出演しながらも,長年圏外であったが,遂に今回初ランクインしました。

 今回スピーチで話題となったのは宮脇咲良(HKT48)・荻野由佳(NGT48)・岡田・向井地美音(AKB48)・中井りか(NGT48)等でしょうか。向井地は「次期総監督になりたい」と表明しました。今まで"ジキソー"候補として岡田や高橋朱里(AKB48)等の名前がファンの中では挙げられていましたが,どうなるのでしょうか。正直,今回のスピーチは全体的にどのメンバーも同じような内容で面白いものが少なかった気がします。

(2)HKT48

▽ランクアップ
 今回の最大の成果は,「なこみく(矢吹奈子・田中美久/共に高2)」選抜入りでしょう。今年のGWに発売された11thシングル「早送りカレンダー」のセンターに抜擢された効果もあったのでしょうか。今回「最後の総選挙」と公言していた宮脇咲良は第3位でしたが,昨年の8万票台を大きく上回る14万票以上を獲得しました。

 この3人の他にも,今回は「第10回記念枠」ということで第100位まで発表され,多くのメンバーがランクインしました。4期生からのランカーは,2年連続の豊永亜紀に続き,初めて運上弘菜がランクイン。長年圏外を経験しながらも出馬し続けてきた下野由貴もついにランクインしました。30~50位台前後にランクインするメンバーの顔ぶれは大体決まってきていて,この順位の中で毎年上下しているといった感じでしょうか。田島芽瑠は前回よりも大きく順位を上げ23位にランクインしました。松岡はなはもう少し上位にいくかと予想していたのですが,決して悪い結果ではなかったので良かったです。チームTⅡからは松岡(は)の他に,栗原紗英が初ランクインしました。

▽ランクダウン
 個人的には朝長美桜が気になりました。朝長は「今年が最後」ということで総選挙に挑んでいて,開票直後の本人の「SHOWROOM」では「初めて総選挙で泣かなかった」と述べていました。昨年私は,朝長や矢吹が泣く姿を見て,「来年こそは!」と思ったものですが,今回の順位を見て「朝長自身はこの順位で本当に納得しているのだろうか…?」と思ってしまうのも本音です。

(3)メディア中継

フジテレビ(CX)制作
《放送概要》

 昨年までとの相違点は,指原莉乃(HKT48)・古市憲寿・長谷川忍(シソンヌ)・たかし(トレンディエンジェル)が副音声で参加した点です。また,昨年までは午後6:30放送開始(一部地域のみ/ネットワークセールス枠は7時~)でしたが,午後7:00放送開始に統一されました。地上波での中継開始と同時に選抜メンバーの発表が開始されるように会場では時間調整されていた模様です。と言っても,7:00からすぐに選抜発表が始まった訳ではなく,簡単なスタジオトークの後,第100位から第17位までの途中経過を短くまとめて流していました。

 過去の反省からか番組前半にCMを集中させ,極力スピーチとCMが重ならないように配慮されていました。しかし,どうしても仕方がない場面もあり,田中美久(HKT48)のスピーチ後半にCMが挿入され,指原が副音声で「おいフジテレビ!」と言っていました。放送時間は昨年同様,午後9:24まででしたが,放送時間がギリギリだったようで,松井珠理奈(SKE48)が第1位の椅子に座るシーン等は放送されませんでした。

 平均視聴率としては,昨年よりやや減少で過去最低を記録。過去最高だった2013年に比べれば半分近くに落ち込みました(それでも通常の番組よりは高い方ですが)。瞬間最高視聴率は第3位:宮脇の名前が呼ばれたシーン(関東地区)だったようです。司会は例年通り,宮根誠司アナ(フリー)と三田友梨佳アナ(CX)で,ゲストはミッツ・マングローブ・長嶋一茂・指原でした。番組冒頭の短いスタジオトーク以外はほとんどワイプの中でしか出番がありませんでしたが,ゲストの人選の理由はあまりよく分かりませんでした(長嶋一茂はAKB48のことはほとんど知らなかった様子)。

 CXでは番宣として松井や宮脇等が情報番組に出演したりしていましたが,開催地(中継協力)の東海テレビ(THK)やその他ネット局は特別熱心に宣伝していたという訳でもなさそうでした。しかし,例年通りテレビ西日本(TNC)は選抜総選挙の番宣に熱心で,特設ウェブサイトを公開した他,看板番組『ももち浜ストア』にHKT48メンバーが4日間出演しました。※当初は5回の予定でしたが,米朝首脳会談に伴うFNN報道特番の編成により番組が1回中止に

《副音声》

 正直AKB48グループをよく知らない人にとっては,あまり話についていけなさそうな内容でした。また,声の出演が4人というのは,聞いていて少し騒々しい印象を受けました。個人的な印象としては,指原がメンバーに関する豆知識を色々と補足しようとしているものの,スピーチ中に古市がいちいち揚げ足を取り,指原がそれをフォローするのに必死で,スピーチを集中して聞けないといった感じでした。「古市不要論」は6/24(日)放送『ワイドナショー』(CX)でも取り上げられていたようです。副音声という企画は『NHK紅白歌合戦』のようで良かったと思うのですが,人選はもう少し検討の余地があるのではないかと思います。

《事前番組》

 こちらもほぼ例年通り,平日深夜の10分間番組(5日間)と開票当日の午後4:30~の1時間番組(関東ローカル)が放送されました。当日4:30~放送されたものは,指原・柏木由紀(AKB48/NGT48)・山本彩(NMB48)のトーク部分とVTR部分で構成されていました。CMに入る直前で芸能人が推しメンを応援する一言コメントが流され,小林幸子・村本大輔(ウーマンラッシュアワー)等が登場しました。VTRは「涙」がテーマで,前田敦子高橋みなみらの過去の名場面が放送されました。

▽『AKB48SHOW!』世界選抜総選挙SP(BSプレミアム)
 毎年第1位のメンバーが開票後の午後11:00~生放送で出演します。今年は松井のみならず第2位:須田亜香里(SKE48)も出演していました。第100位からの順位と一部のメンバーのスピーチが少しだけ流され,スタジオのメンバーがコメントをします。昨年とおととしは第1位だった指原が出演しHKT48はもちろん他グループのメンバーについても軽く触れていましたが,今年の松井はSKE48メンバーの話ばかりで偏りがありました。

▽その他
 BSスカパー!での中継は例年通り,直前のコンサートも放送して午後8:00まで。後日再放送もありました。
 「SHOWROOM裏実況中継」も昨年とほぼ同様で,柏木・山本とタイムマシーン3号が出演し,スピーチ直後のメンバーがインタビューを受けるというものでした。

(4)来年の選抜総選挙(あれば)

 「将来が有望そう」という観点で今回の結果を評価するなら,ランカーがどんどん増えていくAKB48 チーム8,「なこみく」が選抜入りしたHKT48,どんどんランクアップしていくNGT48が好調と言えるのでしょうか…? もちろんSTU48はこれからメディア露出が増えて,人気も増してくるでしょう。 SKE48は,ランカー自体は多いものの世代交代という観点では他よりも微妙というイメージを持ちます。今回の第1位:松井珠理奈が獲得した票数は20万票には及ばず,今の所,指原が昨年獲得した24万票は超えられていません。今後指原の得票数を超えるメンバーは現れるのでしょうか。

 HKT48推しとしては兒玉遥(HKT48)が復帰して,なこみくと3人で「神7」入りを目指してもらいたいところです。


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