おじぃとおばぁ
おじぃは昭和3年、おばぁは昭和6年
宮古島の慣わし(みんなそうかどうかはわからなが)
ぴーは物凄い教育をこの2人から受けた
まず第一に一族の1番上の人(本家の長男)には
宮古島の方言でうぱあざ(大きい兄さん)
おばさんのことをうぱあんがと呼ぶ
これに逆らうことは絶対に許されない
強固なる年功序列
で、ある日ぴーが幼き頃
母方のじいちゃんに従兄弟のうちで誕生会がある為
「おじぃ帰ってから碁を打って」ってお願いした
なぜなら碁を打ってる為、誕生会に行けないからだ
おじぃが「わかったよ」と言い
一局終わった時点でおじぃが誕生会へ向かった
ドアが閉まった途端、うちのおやじは竹刀を持ち出して
ぴーを部屋のしきりに正座させ、バカスカに殴られた
(幼心にじぃちゃんとばぁちゃんに帰れと言ってはいけないと学んだ)
だからぴーは思う、今のフレンドリーな親子関係は信じられないと
ラオウ「まじか、だから口は悪いけどやってのけるよね」
ぴー「え、私に拒否権ないから、私は虐待されたとはまったく思ってない、むしろ年寄りは大事なんだと学んだからよかった
みなさん、特に若い人
一歩譲って年寄りに優しく出来ないかな?年寄りの1日はうちらが考えるよりも大事な1日だと私は思う」