今朝は、近所のスターバックスで朝食をとりました。
コーヒーを飲み、バタービスケットを食べながら石油会社について書かれた本を読んでいました。
かなり分厚い本で600ページあります。
書店で買うと4000円くらいする本ですが、図書館で借りてきたので無料です。
図書館という存在はとてもありがたいと感じます。
この石油会社について書かれた本を読むと、原油の世界というものが、あまり世間に知られていないということを理解することができます。
かなり厳しい国際政治というものを、この本を読んで感じることができます。
石油会社は、原油の油田を獲得するためなら、政府軍と反政府軍が対立している地域にでも進出していくのです。
そして、油田を獲得するときの契約条件を現地政府に有利にするようにして、その代わり、政府軍に原油の油田を守ってもらうのです。
ですから、政府軍が反政府軍に対して残酷な仕打ちをしても石油会社は知らんぷりを決め込んでいます。
あるいはアフリカの油田を獲得するために、現地政府の大統領に贈り物をしたり、特別な銀行口座を開設してあげるのです。
このようにして石油会社が油田を獲得し、製油所で精製されたガソリンを、私たち一般人はガソリンスタンドで購入しているのだと思った次第です。