Lonely black wolf

時に生まれ/時が流れ/時に眠る

映画鑑賞

2022-05-14 21:03:06 | R-Happy Time♪
久しぶりに息抜き。
今日は、昨日公開しました
映画「流浪の月」を観てきました。
昨日の初日舞台挨拶付き上映は
行けそうな時間帯の方には申し込みはしてみましたが
くぅぅ・・・やはり落選でした
なので入っていた予定に素直に従いましたw

さて本日、出向いた映画館には!
このような展示がど~んとありテンション上げてもらいましたよ♪








うふふ はい。
多部未華子さんが出演しておられますのでね。


「流浪の月」
先入観なしに観たいな。と、そんな感じの知識で行きました。
んんっ。。。思いのほかこういうシーンがあるのね。との印象は
この作品に深く絡んでくることとなり
ある意味では根子といってもいいのかな~
なので私がなんとなく予想していた核心的方向性は
覆されたというか意表をつかれたというか。
だけれど・・・・考えされる作品は好きです。
そらされてしまったままの目。
文の生い立ち。
無表情なその心と目は青年になり
公園で訳ありげな女の子(更紗)を捉え傘をさしかけた。
文は母が差し伸べてくれなかったものを
救いを求めているような女の子に差し伸べてみたんだろうな。
誰も知らない二人だけの真実の時間
打ち解け合っていくそこには互いに求めていたものが存在して
救い救われて芽生えたものがあって~
文と更紗の出会いは雨に打たれ
濁流から穏やかな湖に流れ着くも束の間・・・
固く握り合った手が物語ってるのに~!!
込み上げてきちゃいましたね~
誰も知らない二人だけの真実の時間は
誘拐事件と取り沙汰されざるを得ず引き離された手・・・・

知られたくなかったこと。
言えなかったこと。

文と更紗は引き離されたあの日から
本当の心ここにあらずのまま自分をごまかし偽るように
流れ流され自分を生かしながらも
自分を愛してくれる者に出会う

更紗の素性を知り更紗を愛した男(亮)
知ってるが故に・・・
守りたいのに空回りし激しさ増す弱さの狂気

文の素性を知らず文を愛した女(あゆみ)
知らぬが故に・・・・
寂しさ悔しさ屈辱の怒りに震え何とも言えない涙にみる表情
そして・・・

この関係性の感情はやりきれず縺れてしまい
考えさせられる見どころでもあると思えましたね~
一筋縄、二筋縄ではいかない込入った奥行きがあり
まだ他にも話題にしたいシーンはあるのだけれど~
まとめきれないので(^^;
更紗と文はきっと出逢うべくして出会った存在で
互いに唯一無二の存在になってしまった。
再会は宿命
優しく切なく強くあの時の真実を真っすぐ生きるため。
難しくもあったけれど、どっしりとくるものは
自分なりに解釈し観ることはできたと思います。

帰りに地元の最寄り駅で見上げるとお月様が出てました






そう、見上げながら余韻に浸った帰り道でした。